ウルトラでガルパンなツアー(その1)

 まぁ、表題から出オチしてますが(笑)、そーゆーコトです。このGWは三年間のガマンがスパークしてるのか、各地への旅行予約は売り手市場となってるらしく、いつもの沖縄とか九州とか北海道にヒコーキで行ってレンタカーで現地を巡る旅などは夢のまた夢の天井界価格となっておりましたんで、庶民のワタシは原点に還っての「クルマでシタ道ツアー」を0.3秒で編み出したと云うワケです。14:30には宿泊先の部屋でゴロゴロしながらのブログ書き(三時間掛かってマス:泣笑)。今のところ渋滞知らずで快適な旅ですヨ。

今朝4時半デス。やっぱ雨降ってるなぁ(泣笑)。でも、行かなきゃ・・・
高速で行くと、なんだか距離も遠くなるし、東北道は混みそうだし・・・
この際、オール一般道で行こうとハラをキメました。到着時間もイイ案配だし。
で、グーグル先生の指し示すままにワケの分からぬ道を走ってたら茨城県へ。
その後も時にコンビニへ立ち寄ったくらいで、ほとんど休まずに・・・
途中から、雨の中でワイパーブレードが不調を来しつつも福島県に突入。
さてと、アト一時間を切ったようですが、ワイパー手に入らねぇかナ・・・
ちょうど9時を回ったところでホムセンを発見!コイツは奇跡的だわ。
・・・で、この旅の第一目的地に無事到着。
早速、手に入れたワイパーブレードを左右同時に交換。
「コレでスッキリしたな」ブレードの骨が飛び出して窓にキズ付くトコだった。
・・・というワケで、ココは福島空港なんです。
数ヶ月前にツイッターで目に留まった数枚の画像がこういうのでした。
科学特捜隊(ウルトラマン)の小型(三角)ビートル。マニアックなオブジェ。
コレを見るタメに5時間掛けてココまでヤッて来ました(笑)。
コッチの方が劇中登場回数も多くてポピュラーな普通のジェットビートル。
「アレ?なんだか羽根がおかしいゾ・・・」
「ああー!ヒデ~!」誰か主翼に載ったヤツが居たのか?チキショー!
ホント、主翼の左右バランスがズレちゃってるよなぁ。勿体無い。
ま、無事にビートルオブジェの鑑賞は出来たんで、ヨシといたしましょう。
国際線もあるのか。一体ドコ向けなんダロ。
ウルトラ兄弟が護りをカタめる国内線玄関口。
・・・てか、一日の総離発着数が10本なの(泣笑)ヨ。国際線は?
そして、いきなりの大ディオラマ。
先ほどのオブジェもキチンと再現されておりました。
ココでも顔を出すウルトラ関係者(笑)。
そして、モロにタロウさんも、今にもストリウム光線出しそうなポーズで・・・
こうしてヨコに並べば大丈夫かナ。
まー、とにかく、ウルトラだらけな構内。
ウルトラマンって、身長38メートル設定だと思うケド、ヒコーキ小ぃせぇ~!
はい、ちゃんと回してみましたとも(笑)。
ANAのカウンターが並んで、ようやくココだけ空港らしい場所。
あらためてオモテに出てみれば・・・
ウルトラマンオーブさんらしいデス。令和のヤツはいよいよ分からん。
ベンチもソコはかとなくウルトラテイストなら・・・
ポスト(実稼働)もウルトラマン柄となっておりやす。
もうしばらく発着便が無いのね、さっきボンバルディア良く見りゃヨカッタのに。
空港売店。
コメ、マン・セブン・タロウ。
サケ、カネゴン。
ノンアル、ブースカ。
サブレ、マン。
サケ、サケ、サケ・・・ネーミングが笑えます。
初代マンが睨みをきかせる売店なのに・・・
売ってる文藝春秋の表紙は、ナゼか初代ライダー(笑)。
ベンチに座って薄皮饅頭喰ってたら、なんかゴム臭い。この怪獣のニホヒでした。
そう、これから特撮の神様である円谷英二監督の故郷にまいります。
その前に、ヒコーキでも見ようかと展望デッキへ・・・
駐機ゼロ(泣笑)。こんな空港初めて見た。
少し雨もアガって来たようなので、ランチにでもまいりましょうか・・・
・・・とヤッて来たのは空港から10分ホドのお蕎麦屋さん。
結構立派。暖簾もキレイで期待出来ます。
・・・でも、やっぱウルトラ(笑)。
事前の調査で、ココのカツ丼は喰わねばと思ってましたし・・・
ネタ的には、コレ関係もイッとかないとね(笑)。
実際、カツを煮込まずトロトロ玉子とじのダシを掛けたカツ丼は旨かったデス。
・・・(笑)。結構ボリュームたっぷりで、カツ丼は単品にすべきでした。
お蕎麦自体は、都会的洗練こそ無いケド旨かったデスよ。
続いて、やはり下調べをしていた第二目的地へ。
ああ、ネットで見た写真通りのスポットです。
須賀川特撮アーカイブセンター。
なんだか、市民センター的建物を改修してムリヤリ拵えたクサい建物ですね。
まずは、ソウソウたる特撮者(笑)の居並ぶサインボードや・・・
天井からぶら下がるヒコーキ群に目が行きますが・・・
ココこそが、この施設の心臓部。ハヤるココロを抑えつつ入ってみれば・・・
「きぃ~やぁー!(喜びの叫び:笑)」
こ、コイツはひょっとしてスパイキャッチャーJ3のスティングレーか?
カップヌードルCMの「ハングリ?」に似てる。
トラック野郎の一番星。
あー、コレなんだったっけなぁ~。
マットアロー1号(帰りマン)。
マットアロー2号(帰りマン)。
タックアロー(A)。
ジェットビートル(マン)。
コンドル(タロウ)。
スカイホエール(タロウ)。
ウルトラホーク1号(セブン)。
手前の顔はウルトラマンメビウス。後方がスカイホエール全景。
MJ(マイティ)号。劇中でも呼び名がまちまちだった主役メカ。
オリジナルプロップらしいんですが、船首部分ダケ残ってるんですね。
その万能戦艦マイティ号の艦載機、迎撃戦闘機のピプリダー。
もう一つ、コチラは水中も航行出来る偵察機のエキゾスカウト。
ピプリダーの主翼端部に仕込まれた丸ノコ(笑)ギミックのアップ用かナ?
かつて渋谷(絶賛再開発中)に在った東急文化会館。五島プラネタリウムが懐かし。
浅草に在った12階ってヤツかナ?
飛行ポーズはジェットジャガー、顔はシルバー仮面にミラーマン。
帰りマンと初代マンのランデブー飛行。
なんか見たコトあるケドよー分からんスーパー戦隊モノの合体巨大ロボ。
超弩級戦艦大和。
この作り込み・・・
サスガにプロのシゴトです。
映画本編の方でも確認してみたいモノです。
「あ、あんなトコにもピプリダー!」
わだつみ(日本沈没)、轟天号(海底軍艦)だと思う。
7月7日は特撮の日なんだそうなのでヨロシク!
ムカシのカメラ群。メカニカルで美しい。
「おおっ、日本橋!」
有名な帝国製麻の煉瓦造り。抜き文字の精巧なコトと云ったらもう・・・
あ、そうそう。ココは代々クスリの広告看板なんですよねぇ。
その裏手には・・・
日本橋三越だよ~ん。
このミニチュアセットは大河ドラマで使われたのだそうです。
コレまたミニチュアですが・・・
壮大なディオラマの一部なんです。
ジャングルジムはプラモのランナー、埋るタイヤはタミヤのF1用クサい。
生活感出まくりの家屋。夕餉のニオヒまでも漂ってくるようです。
こうしてローアングルで撮りましたら、あらリアル!
鳥瞰で見てもスキがありません。
このディオラマの完成イメージ図。
ホリゾントの雲も職人絵師のシゴトです。スゴい!
怪獣たこちゃんとの対比はこんな感じ。
カラータイマーが無いから、こりゃ「シン」版のマン(ナンのこっちゃ)かナ?
とりあえず記念撮影。「シュワッチ!」
樋口カントク、有難う!この充実度で入場無料、スマホ撮影OKだなんて・・・
須賀川市の特撮で街起こしのホンキ度も良く伝わってまいりましたヨ。感謝!

 ↑ふぅ~!ようやく今日の分が出来ました。これから「夜のウルトラの街」を徘徊してみようと思っております。そのハナシは、また次回にね。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “ウルトラでガルパンなツアー(その1)”

  1. たこちゃんズのした道旅、面白いです。
    3時間かけて作成された大作、堪能させて頂きました。
    福島空港がウルトラ関連にまみれているとは初めて知りました。

  2. 昨日のコメントが早朝3時だったのは、こういうことだったんですね。
    国道51号を北に向かい、いつの間にか中通りまで来ていたとは…。

    それにしても、福島空港周辺はウルトラマンで町おこしをしてるんですね。
    個人的にはジオラマに惹かれました。

    蕎麦屋さんも町の蕎麦屋さんって感じで、美味しそうです。

  3. 連休初日は御自宅でまったりされていたようですが、たこちゃんズの“ウルトラでガルパンなツアー”が開始早々のロケットスタート。
    いやはや、物凄い情報量であります。
    福島空港のウルトラマンやら、須賀川の特撮施設やら、8年も東北にいたのに知らんかった。
    あ、安達太良PAには、良く出来たウルトラマンの自販機があった事は覚えているのですが。
    メトロン星人の地球侵略にソソられます。
    酒は合法、でもヒトをダメにするので、この地球に酒が流通するのは地球侵略を謀るメトロン星人の仕業かも知れませんね。
    蕎麦の造形は、ウルトラマンと言うよりキカイダー似で。
    須賀川の特撮施設も興味深く。
    行ってみたいぜ。
    本日、川崎から東海道線と静鉄バスで藤枝に帰省。
    意外と空いており、読書も出来て懐にも優しい帰省旅でありました。

  4. すごっつ!!
    こういうところを見出して、体験にいってしまうのでがたこちゃんズの凄いところです。この特撮作品の逸品の数々を目にしたときのたこちゃんの歓喜の声が聞こえてきますね(笑顔)

  5. 後出しコメント:福島空港、須賀川特撮アーカイブセンターは魅力的です。こんなのがあったとは、ビックリ。須賀川特撮アーカイブセンターはたこちゃんの大好物でしょう。
    うちは厳しい母親だったんで、TVをみせてもらえない家庭で、ウルトラマンは殆どリアルで見ていないので、あまり思入れがないんですよ。

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