ウルトラでガルパンなツアー(その2)

 昭和38年11月生まれのワタシにとって、物心が付いてライヴで視た円谷特撮は、たぶんウルトラセブンなんだと思います。ウルトラQとかウルトラマンは、後に再放送で見直したと云う感じなんでしょうね。でも昨日の晩に酩酊しながらでも、松明通りに立つモニュメントの一つ一つがパーフェクトに分かってしまったワタシは、決して特撮ヲタではありませんからね(笑)。当時は家庭での録画と云うのがありませんでしたから、各シーンが一期一会。テレビの視聴態度が真剣だったのは間違いのないところです。

ホテルの部屋は5階。須賀川の街並みが、既にミニチュアにしか見えない(笑) 。
夜の須賀川を楽しみに、ホテルを出ました。
目の前がメインストリートの松明通り。
須賀川のイベントにちなんだネーミングのようです。
ナゼかソコにCB750FOURが居て、いきなり60年代気分 。
まずは出ました、正調ウルトラマン。
道の向こう側には、哀愁の後ろ姿が・・・
カネゴンだよ~ん。
大阪城をブッ壊したゴモラ。背景は円谷一族が経営するウルトラショップ。
友好珍獣ピグモンとも仲良くしなくちゃね。
サスガに御本家監修の造形物ダケあって、素晴らしい出来映えデス。
ウルトラマンの主題歌が流れてる時のタイトル画面仕様バルタン星人。
地元信用金庫の本店があるくらいだから、ココがメインストリートなんです。
須賀川市はウルトラに命掛けてますから、ホンキ度が違います。
「おおっ、セブン!」
ワイドショットを放つポージングがステキです。
色々巡って、ようやく居酒屋にたどり着き・・・
ハイボールで乾杯!
肴は山菜の天ぷらや・・・
だし巻き玉子に・・・
子持ちししゃも。
ハラごなしに、さらなる散策を・・・
見事な造形のエレキング。
オマケにピット星人も付けて欲しかったナ。
帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャック。
ちゃんとウルトラブレスレットを変化させた武器を手にして・・・
一度は敗れた宇宙大怪獣ベムスターと対峙しています。分かってるねぇ。
そして、ウルトラマンを最終回で屠った宇宙恐竜ゼットンの対面には・・・
ちゃんとソレを倒したゾフィーが居る次第。
まー、飽きずに楽しめた通りでしたわ。
たこヨメもピグモンと。
スペシウム光線を喰らいつつ(笑)ホテルに帰りましょ。
なにしろ須賀川市とM78星雲光の国は提携姉妹都市関係にあるらしいんで・・・
光の国への住民登録も須賀川市で代行してくれます(笑)。ソッコーで登録。
まだ、エースとタロウと父&母の行方が判明しておりませんが、そのうち探します!
一夜明けての朝ごはん。和・洋・粥の三種から選べますが、ワタシは和。
ヨメは洋にして、互い違いに喰ってみました。「納豆にコーヒー・・・(う~ん)」
まず最初は営業時間の概念が無さそうなところから・・・
ナゼか大量(大漁?)の鯉のぼりさん方が、ぶら下がっております。
「あ、そゆコトね」来る4日が本番だそーです。
ソレにしても、ちょうどイイ時に来られたモンだナ・・・
ココは須賀川市から、空港を擁する玉川(たまかわ)村に入ったところ。
日本の滝百選に入ってると云う「乙字ケ滝」を観に来たんです。
石碑はほとんど判読不能ですが・・・
小キャニオンと云われる佇まいは素晴らしい景観です。
遠くに離れてヒキで観ますとこんな感じ。
アト観なきゃならんところは、と・・・
「滝見観音堂」にお詣りして・・・
「芭蕉の句碑」までは見つけました。
滝の背景に見えていた赤い欄干の橋のところまで行ってみました。
橋から眺める川の流れは、より勇壮です。
サスガは一級河川の阿武隈川。
この界隈の拠点は、大体ドコもクルマで15分。次のスポットは・・・
須賀川牡丹園。なんかもう、ひたすらボタンだらけなスポット。
ココにもウルトラは入り込んでおりますが、むしろ有難い。
なにしろ美しい庭園は広すぎて、ドコをどう廻ったら良いのか分からぬモノ。
こーゆーのを探しながら歩くと云うのはモチベーションになりますから。
ボタンの他にも、見事な藤棚や・・・
神秘的景観の池などもあって、目の保養になりました。
ああ、この地面がコケ蒸した雰囲気なんか、素晴らしいなぁ・・・
まー、サスガに国が関与してるダケあって、ものスゴ広い・・・
「ウルトラマンさぁ~ん、ドコぉ~?」
「あ、ウチのあおちゃん発見!」と後ろあたりを振り返れば・・・
ユーメー人のお手植えコーナーだそーで。正蔵師匠とか・・・
ヨーロー先生とか。他にも歌舞伎役者や俳優歌手など居並ぶ中に・・・
「あ、ココにあったよ~!」
「宇宙警備隊大隊長 ウルトラの父」が平成25年に植えられたボタン(笑)。
最後のQRコードも無事に発見し・・・
勇躍ゴールポイントへと向かいます。
「牡丹会館・・・ああ、ココだヨ」
ウルトラ戦士を9名揃えましたら・・・
コレがもらえるらしい。「どーせならセブンかマンがイイなぁ・・・」
・・・ううっ、なんか知らんヤツ(泣笑)。
まぁ、この並びがそもそも奇跡的なんで、勘弁するとしよう(笑)。
そしてまた15分。お次のスポットは・・・
「大桑原つつじ園」って、今度はツツジかヨ(泣笑)。
とーぜんですが、ひたすらツツジ、ツツジ、ツツジ・・・
ヒト山が一面のツツジとシャクヤク畑ですが、シャクヤクの方はまだちょっと。
即売所もあって、多くのジジババで賑わってました。ワタシら最年少(笑)。
結構な勾配を上ってまいりましたが・・・
頂上近くに見えていたロッソなブリッジに。
ソコからの眺め。
「あー、極楽浄土とはこーゆーところかぁ・・・」とジジむさい(笑)。
まー、今日は広いところばっかで歩くなぁ・・・
途中で東北本線を越えまして・・・
またしても15分で到着。そもそもの予定には無かったスポット。
またしても広い(泣笑)。アシコシガッタカタ。
ヤケに古めかしい建造物・・・
トンもろこしの貯蔵庫だったのね。
お土産物屋か売店か、キレイな廃墟。
その隣には、メインの建物。ココで入場料を払って・・・
コレが喰いたかったのヨ。ウマかった。
面する道路の対面に・・・
風格ありまくりの門。
岩瀬牧場。
文部省唱歌「牧場の朝(音出ます、注意!)」のモデルがココなんだそうで。
場内は牧場と云うよりも格調高き西洋風庭園の趣き。
「あ、ワタシの好きなヤツだ!」
元は藁葺き屋根だったケド老朽化が進んで、近年トタンに葺き替えたらしい。
トラクター展示舎。
フォードの大型トラクターですが、コレは比較的近年のモノ。
そして、コレが大正年間に輸入されたと云う日本最古の動体保存車輌。
なんだか、ものスゴい。
フォードソンF型トラクター(英国製)。
・・・との由。とにかく高価であったと。
テレビ番組のネタにもなったらしく・・・
やっぱ、所サン絡みなのね。
コレ、イイ色だなぁ・・・。
でも、グッと近代的になってるように思います。
あ、コレはドイツ製なのね。
コレも同じくホルダー社製らしい。
ディーゼルの文字も誇らしいデス。
コレなんかマッチボックスのミニカーにありそう。
ムカシは管理がたいへんだったろうな・・・
ガソリン計量機。今でもTATSUNOの文字をスタンドで見掛けますね。
ローズガーデンは、まだ花の時期ではないようで・・・
さっきから気になってた物件前に。
岩瀬牧場歴史資料館。
ムカシの事務所棟らしい・・・
鏡石町の文化財なんでしょうかね。
内部にも入るコトは出来ました。
フォード系トラクターの変遷。
さっき見たヤツの在りし日の活躍シーン。
ちゃんと学芸員が居ないと、せっかくの所蔵品も生きませんねぇ。
あ、この鐘がね、
歌に出てくる「かんかんと」の鐘らしいっす。
大きなサイロは今は使われず、すでに観光牧場化しちゃったみたいデスね。
さてまた、さらに15分(笑)。
どう見ても、ヒトの家の庭なんですが、「吉美根ふじ園」って観光スポット。
ソレは見事な藤棚でした。藤もこの界隈の名物みたいデス。
ココで、ちょうど正午の時報を聞きました。ココまででようやく前半戦(笑)。

 ↑と、画像130枚以上を投入して、今日の午前中まででチカラ尽きちゃったよぉ~(泣笑)。今日も15時にゃホテルに戻ってブログ更新が21時過ぎ。来る前には「どーやってネタ仕込もうか」と思ってた須賀川界隈、実にネタ多過ぎ(泣笑)。まだまだ、さらに続きますヨ。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

6 Replies to “ウルトラでガルパンなツアー(その2)”

  1. 大正時代のエンジンが動くのは凄いことですね。
    当時はヂーゼルでしょうか。

    ガソリン計量器は可搬式ですか?

    トラクターは外車(ランボ・フェント)はグリーンのイメージで国産は小林旭のCMのように♪あーかいトラクタぁ~♪が代表されますね。
    文化の違いか、何か理由があるのでしょうか?

  2. 本当にネタ満載ですね。
    一番驚いたのがカネゴンです。
    リアルすぎて、知らずに夜道で見かけたらビビるのは間違いないでしょう。

  3. 須賀川メインストリートのウルトラファミリーライトアップ、圧巻です。
    ホント須賀川界隈はネタ豊富ですね。
    目の保養といい運動になりそうです。

  4. 須賀川って、こんなに観光スポットが豊富だったなんて。
    ライトアップされた松明通りの怪獣たちは趣がありますなあ。
    トラクター展示舎も楽しいですね。
    古いトラクターたちのエンジン音を聴いてみたいものです。

  5. たこちゃんブログの最長UPはどれくらいのものなのでしょうか??
    途中でスクロールから指が攣るところでした。。。
    夜の街で、これらの怪獣たちがいたら怖くないですかね?それともスポットのように灯りがてらshているのでしょうか?
    観光スポット満載で、良いですね!

  6. 後出しコメント:須賀川の位置が判らず調べると、郡山と白河の間なんで、ウルトラマン以外は、須賀川牡丹園と釈迦堂川花火大会、松明あかし(420年続く)が有名とのこと(https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/)、ふるさと納税で潤っている訳でもないのに、ウルトラマン町おこしにかけているんですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です