ウルトラでガルパンなツアー(その3)

 いやホント、おそらく失礼ながら東北地方にお住まいの方で無ければ須賀川って地名には馴染みが無いと思うんですよね。ワタシも円谷英二監督の出生地であると数年前に知ったくらいで、他には特段の印象を持ち得てませんでしたから。ソレが今回、ツイッターで見た一枚の画像(福島空港のジェットビートルオブジェ)ダケをキッカケとして色々と調べましたら、まずそのビートルオブジェは福島空港に在るコト、福島空港はウルトラマン空港と呼ばれているコト、隣の須賀川市には特撮アーカイブがあるコト、市内には円谷英二ミュージアムも在るコト、等々のネタを仕入れるにいたりまして、このたびのツアーとなりましたが、特撮を抜きにしてもなんだか心地良い場所であるコトが昨日までの二日間でイヤと云うホドに分かりましたヨ。でもね、やっぱ特撮ネタの方が書きやすいナぁ(笑)。

はい、昨日の正午を10分くらい回ったトコから。マニアックな側道を走り・・・
ようやく近付けたのは、この場所。
一昨日に街へと入る時に、遠く目にしていた鯉のぼりの群れ。
こりゃ壮観の一語に尽きる。
あおちゃんを停めたのは、このスポットの駐車場。
円谷幸吉メモリアルアリーナ。
円谷幸吉選手記念碑。
昭和39年の東京オリンピックでマラソン銅メダル、郷土の偉人。
須賀川には「世界のツブラヤ」が二人いらっしゃったワケです。
でも、お休み。ちょっとホッとしたケド(笑)。
近年までは、須賀川アリーナっつー名前でした。
一旦ホテルの部屋に戻ってスマホを急速充電。徒歩3分のココへと・・・
地下駐車場の案内看板が、いきなりギャンゴですモン(笑)。
「ばぁ~ん!」須賀川市役所(オモテ)。
ついに父発見!
「お慕い申し上げておりましたわー、チカラ貸して!(泣笑)」
須賀川市にとっては提携先の市長さんですから、この扱いです。
こんなにウキウキする公共機関って、ちょっと他には無いな・・・
「・・・」ちょ、超絶キレイでリッパ。たった7万5千人の人口なのに。
コンシェルジュのおねーさんに聞く。「二階の40番に行ってください。」
「おお、ココにも!」
「日本のアニメ聖地88選」のひとつらしい。お役所なのに。
ちゃんと御朱印スタンプも置いてある。ワタシ幾つ行ったのかなぁ。
二階にアガれば、リッパなガラス張りの会議室。
「♪なづーけてウルトラかいぎしつー(ウルトラ警備隊の歌の節で:笑)」
で、その40番カウンターは観光ナンチャラ課。
自分たちの番が回って来た。「20種類ありますが、ドレになさいます?」
「セブンと父がイイです」「この申請書に御記入ください」
たこヨメはセブン、ワタシは父で、ついに光の国住民票(300円)をゲット!
「いぇ~い!」・・・ココ役所ですから(笑)。
「あの、ナニか封筒は?」「あ、コレをお付けしておりますんで」とホルダーも。
・・・で、ちゃんと領収書は書くんだぁ(笑)。
市役所をアトにいたしまして、そろそろ昼メシ屋を探さねば・・・
地元小学生が作画した紙芝居が街の中に点在、時間があれば視てみたいモノ。
「風流のはじめ館」・・・なぁんじゃ、ソリャ?
かつて宿場町として栄えたという歴史に則った門がオシャレ。
なんだか芭蕉にちなんで俳句を詠みまくる(笑)スポットらしい・・・
戦後スグには屋台を牽いておりましたが・・・
その焼きそばが評判となって店を開き・・・
今じゃウルトラモダーンな建築物に。
「あ、こんなところにトンカツ屋さんがあるわヨ!」「中華って書いてあるぢゃん」
地元紙を飾るくらいには有名なお店のようです。
そのソース焼きそば。確かにオーソドックスでストレートな旨さ。
チャーシューメン。スープが真っ黒ながら、お酢を入れたらイイ塩梅に。
ギョーザ。コレまたスタンダードなお味ながら、ソレがまた旨い。
満腹中枢を刺激したところで、松明通りの方に戻ってキマした。
スペシウム光線のポーズは後ろから見るとカンチョーしたくなる(笑)。
コチラは建物の裏側ですが、オモテからだと全景が撮れなかったモノで・・・
その建物の名は、tette。
「テッテ」と読むようです。超絶リッパな市民交流センター。
さっそく入ってみましょ・・・
「・・・」なぁんじゃ、コリャ!コレ基本的には図書館なんですヨ。
お目当てのスポットは5階らしい・・・
右側ね・・・
うゎ、スゲーな。こんな図書館がウチの近所にも在ったらなぁ・・・
円谷英二ミュージアム。
その軌跡を辿るボード展示も撮りたかったケド、スマホのカラータイマーが(泣)。
初代ゴジラを撃退したオキシジェンデストロイヤー。平田昭彦博士(笑)作。
海底軍艦の轟天号。とにかく御大はこのモティーフが好き。
特撮研究本は同人誌までを蔵書しており、国会図書館より網羅されてると思う。
このディオラマこそが、ココの展示の真髄。
かつて東京世田谷の砧(きぬた)に在った(今も在るケド)東宝のスタジオ。
スタジオ内部のみならず、伝説の大プールまでを1/20で完全再現。
カキワリのウラまでも手抜き無く・・・
大道具小屋までも完全再現。コレは2階部分。
コレは1階。操演用の航空機や、建造物のミニチュアがズラリ。
半世紀以上ムカシの活気ある映画スタジオ内の雰囲気を良く出せております。
まずココで、ゴジラに演技指導をしている御大を発見。
大プールの方でも、睨みを効かせておりました。
コレは船を曳いているのでしょうか。裏方さん方も奮闘中。
効果さんは、デカイ扇風機で波風を立てているのでしょうね。
水雷が破裂して水柱がアガってる雰囲気も、良く表現されております。
コチラのステージでは「ゴジラ須賀川に現る」と云う映画を撮ってるテイらしいデス。
映画は総合芸術。監督さんの意思を、周囲が全力で実現しようと奮闘します。
ああ、ついにスマホの電源が切れちゃいました。ホテルに帰らなきゃ・・・

 ↑「その日の一日分をその夜に」と画策して始めた当シリーズですが、あまりに多いネタ量の前に爆沈(笑泣)。ココまでで、ようやく昨日の夕方までとなりました。今日の分もねぇ・・・3回くらいにゃ分けなきゃならんかなぁ。にしても須賀川市、カネ持ってんなぁ。その税収どーなってんの?人口7.5万人なのに。その提携都市の「M78 光の国」への住民登録も無事に出来まして、住民票も取得しました(笑)。「すかがわ市M78光の町ひかりはなび地区1丁目7番地1-3511」がワタシの別荘となる住所です。坪数は127坪なんだって(笑)。市長はウルトラの父らしいんで、ま、なんとかなるでしょ、宇宙警備隊の大隊長だし(笑)。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “ウルトラでガルパンなツアー(その3)”

  1. スマホ電池切れがわかります。
    須賀川市が円谷姓発祥の地?

    ミュージアムのジオラマ、基〇外ですねぇ。

    ランチは市役所の食堂というのも手ですよ。

  2. 東北で8年間も過ごしながら、須賀川は盲点でした。
    我ながら、自らの目の節穴っぷりを思い知った次第。
    まあ、東北仙台在住の頃、プライベートで赴く福島の地は、マラソンやらトレイルランの目的が専らでしたので。
    須賀川を探索しておくべきだったと、後悔の念しきりに。
    しかし、須賀川まで行ったなら、郡山の日吉丸の肉味噌ラーメン&メンチカツセットを食べたひなあ。
    メンチカツは無くても良いのですが、胡麻と山椒が効いた肉味噌ラーメンが絶品で。ライスも欲しくなり。
    超B級グルメな話ではありますが、日吉丸の肉味噌ラーメンを食べに郡山まで行ってみたいぜ。

  3. 祝!光の国住民登録
    それにしてもすごい市役所やミュージアムですね。
    須賀川市…
    その昔、東北道を何度も通過したので、なんとなく地名は覚えていました。

  4. ついにウルトラの父発見。
    市役所に図書館、とても綺麗ですね。
    円谷英二ミュージアムも素敵です。

  5. これほどまでにウルトラマンに染まってるのは正直驚きです。
    役所や公共施設のようなお堅い場所でさえウルトラマン全開とは…。

    ここのところコメントがサボりがちになってしまったので、Sm仮面様にライセンス料を支払ってChot DKYを使わせてもらいたいところです。

  6. やっと追いついた(苦笑)

    この地は是非とも「町内会のM」さまと「Hでございます」さまと共にたこちゃんズで訪問、その会話の一部始終をUpして頂きたいところであります!!

  7. 後出しコメント:円谷英二ミュージアムは凄いですネ、気合いの入り方が違う!そして円谷幸吉さんも同じ須賀川出身だったんですね。

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