ホンダコレクションホール(三階の展示)

 土曜日の本日は、久しぶりに例年並みの4月らしい気候となり、一日を通じて、屋外で作業を続けるにはちょうど良い気温でした。練馬のデポ本社では、午前中に「Y」さまへのシトロエンDS4シックレザーパッケージ納車の儀が行われ、無事にお納め出来たとの由。ワタシがメカトリエでの作業続行のため御相手出来ずに申し訳ございませんでした。

 さてさて、本日はホンダコレクションホールの三階、完結篇デス。

ホンダコレクションホールの三階までアガりましたら、二部屋に分かれてて・・・
コチラの部屋には、二輪の競技用車がイヤと云うホド(笑)展示されております。
数多在る有名どころの中でも、ワタシ世代が高校生の頃にドハマリしたのがコレ。
当時、エンデュランスと云えば、真っ先に思い浮かぶのがこのマシンでした。
ホンダRCB1000。今見ると、結構古めかしい雰囲気に思えるのが意外です。
一方で、ワタシがなんとか認識出来るグランプリレーサーはこの辺までかナ・・・
懐かしのロスマンズカラーに黄色いゼッケンベースが眩い美しいマシンですね。
ホンダNSR250。
1980年代前半までホンダワークスはトリコロールカラーでした。
ホンダNSR500。この個体は一番最初の型だそうです。
ソレが次第にスポンサーのカラーとなりまして面目を一新。
コチラもホンダNSR500なんです。
年度ごとに微妙なところで相違があります。ほとんど間違い探しの世界(笑)。
あ、コレはゼッケンがチガうんで、きっと違う個体でじょう(笑)。
またトリコロールカラーのマシンが・・・
ホンダNR500(2X)。ナニがスゴいのかと申し上げますと・・・
「常識への挑戦」とあります。ってコトは非常識を究めようと?
で、極めました(笑)。ピストンが楕円形なんです。とってもヒジョーシキ。
こうして現物を見ますと、美しいディスプレイにホンダの執念を感じます。
1966年シーズンの終盤より、世界GP250CCクラスに投入・・・
ホンダRC166。かの有名なマイク・ヘイルウッドがマン島TTを制覇。
サイクロン号は二気筒なのに、サイレンサーが6本出てました(笑)が・・・
コチラはホントに六気筒。それを誇示するかのようなエキゾーストパイプ。
そうそう。往年の二輪レーサーにはディスクブレーキすら装備されず・・・
アルフィンドラムと云う冷却ファンが入ったブレーキでした。ただ美しい!
ソレにいたしましても、サーキット専用車と云うのは機能美に満ちております。
このセパレートハンドルとバックステップに限りない憧憬を抱いたモノでした。
今じゃ二輪の世界では、一般路上でもサーキットでもホンダの天下ですが・・・
昔は二輪界のフェラーリと云われたMVアグスタの後ろ姿を追ってました。
そんな黎明期のマシンも、キッチリと展示してありました。
ホンダR125、初めて海外のレースに参戦したマシン。
かつてのライバルに賛辞を贈れるのも、現在の王者ホンダの余裕でしょうかね。
ところで、ココに在るマシン群は基本的に動体保存だと思うんですが・・・
このスゴそうなレーサーも走れるのかナ。どんな音を発するのか聴いてみたい。

 と、コレにて二輪レーサーの部屋をアトにいたしまして、四輪コンペティションカーの部屋へと移ったワケですが、先日のホンダF1ネタの記事に尽きてますんで割愛。ワタシが傾倒するホンダのF1はハマキ型の時代に限るんで、他にも色々在ったケド、スマホの電池が尽き掛かってたモンで撮影をアキラメました。一台ダケ、往年のハマキ型を・・・

ホンダのエンブレムが付いてるのに、ブリティッシュレーシンググリーンの塗色。
ブラバムホンダBT18、当時のF2マシンです。さぁ、サーキット行こ。
長ぁ~い長ぁ~いエスカレーターと廊下を経て、パドックへと向かいます。
さっきまで開催されていたイベントの参加車が撤収中。「あ、アヒルじゃん!」
だぁーれも居ないグランドスタンドに漂う寂寥感も結構オツなモンですが・・・
この情景を瞼のウラに焼き付けて、目を瞑ればエキゾーストノートが聞こえる・・・
想えば、生涯でイチバンってモンになったこたぁござんせん。せめてもの表彰台。

 ↑このシリーズはコレにて完結!ホンダの他にはスズキに行ったケド、ヤマハカワサキのミュージアムには訪れたコトがありません。自分の休日とトコトン合わないんだよなぁ(特にヤマハ)。他の企業博物館巡りの旅も、近々ヤッてみたいモノ。さ、明日もシゴトじゃ。寝よ。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “ホンダコレクションホール(三階の展示)”

  1. Yさま、ご納車おめでとうございます。
    二輪の競技用車はバイク乗りYさまの得意分野なのではと思います。
    ロスマンズカラーが刺さります。

  2. 納車ありがとうございました!
    気持ちよくドライブして帰宅しました。
    これから快適な通勤になりそうです❗️
    今後ともよろしくお願い致します。

    次はWさまですね!

  3. 祝、御納車。
    これからの通勤はおフランスざますね。

    競技車バイクは当時のカラーリングのままで。たばこ広告もそのまま。
    ああいい時代だったなぁ

  4. バイクには疎く二輪の免許も持っていませんが、随分と昔、MOTO GPに注目していた頃があり。
    レーサーレプリカが欲しくて、二輪の免許をとろうと思った事も。
    競技車両は、その機能美がカッコ良く。
    良くわからんクセに、YAMAHAがなんとなくカッコ良いと感じており。
    ミュージアムの探索も楽しそうですね。

    Yさま、マイクロデポ謹製DS4の納車の儀、まことにおめでとうございます。
    そなたにDS仮面(ドエス仮面)の称号をさずけよう。イヤ?
    Yさま「嫌!」
    Sm仮面「・・・ふふふ。ならば仕方が無い。Sm仮面の称号は、やはりこの俺様が護る!」
    境町の万吉「以上はAIが作製したフィクションであり、実在の人物・団体とは一切、関係がありません」
    Sm「どなたか、Sm仮面の役回りを引き受けてもらえませんか(泣)」
    たこちゃん「↑自分で責任とりなさい」

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