アチコチ寄り道、たこさんぽ。

 今日は日曜日。朝起きてオモテに出てみると、路面が黒く濡れていたので夜半に降雨があったと知りました。風も少々強めだったんで、ホントは行く気が無かったメカトリエに立ち寄ったら、昨日苦労して掛けていたボディカバーが、やっぱブッ飛んでました(大泣)。ビショビショの路面にヒザをついてはカバーをクルマごと縛り上げる作業を数台分。斯くて、出掛けるのがお昼前となってしまいましたが・・・

メカトリエを出て千葉拙宅へと戻る道すがら、今日の空色はなんだかスゴい。
様々にカタチの異なる雲が幾層にも重なって見えています。
もう、ココまで来ると、飛行機搭乗中に見る雲海のようでもあるナ。
県境の橋上から見ると、第一チェックポイント(笑)のあたりは晴れてる?
その、第一チェックポイント(またかよ:笑)。
クルマの中で出来上がりを待つ間、何やら白いモノがチラチラと・・・
ちょっと遠くを見ると、明らかに今季初降雪。
肉店の御主人が「急に雪が降ってきましたねぇ。どうぞお気をつけて」と。
今日はイカフライからイッてみましょ。「う~ん、この柔らかさよ!」
続いてアジフライと、今日は変化球で。魚臭さは一切なくて、ソース要らず。
ハラも落ち着き、ゆっくり帰路を走ってましたが、線路の向こうが気になって・・・
陸橋の上から見えていた踏切のヨコで待機してましたら・・・
やって来たのは京成線。ココは京成酒々井駅の近所なんデス。
そのまま住宅街の隘路を進み行けば・・・
「ココだよ~ん!」とばかりに幟が2本。
「国史跡 本佐倉城(もとさくらじょう)跡」
「本佐倉城跡へようこそ」自販機。
当地ゆるキャラの「勝っタネ!くん」
酒々井町さん有難うの全品100円。今日は寒いんで、アトで買お。
観光事務所の建物は、真新しくリニューアルしたばかりと見える。
ボランティアのガイドじーちゃんは頼まずに、自力で廻ってみましょ。
「・・・結構広そう」
弓矢隊の盾をモティーフにしたと思しき衝立が、まずはズラリと迎え撃ち。
特にコレと云った順路も無い様子・・・
とりあえずは目の前にある急な坂道を上りはじめましたが、もうキツイ(泣笑)。
春だと木々の花など風流でしょう。今は枯れ葉で古城の静寂感を楽しめます。
道行き岐路に立たされますと・・・
こういった写真付きの案内看板がありますんで、まぁ安心です。
「ココで合ってるのかな・・・」
「・・・」ナンも無いぢゃんヨー。
あ、看板が。あーなるほど、如何にもな天守閣などは無いワケね。
主殿って云い方がもう、いわゆるお城のイメージとは違います。
こんなところにも殿様が居たのだなぁ・・・
さらに進めば、如何にも小学生が遠足で弁当を開くような広場に。
まぁ、低学年用のなんちゃってハイキングには絶好のスポットかも知れません。
神社が祀ってあったので、お詣りもいたしまして・・・
一旦戻って、別方向のクネクネ道を進めば・・・
「あら、田んぼに出ちゃった」やっぱ、ガイドのジーちゃん必要かも。
此処は「東山虎口」というコトらしい。
また来た道を戻ってみると、細い階段が設えてあります。
ああ、結構な急斜面。ナンか在るんだろーなぁー。
ま、要するに見晴らし台ってトコでした。
右手の白い建物は順天堂大学さくらキャンパス。左手には確かにウッスラ筑波山。
「アッチにも行く?」とマムシロードを征けども結局崖っぷちの行き止まり。
着いた時には雨模様だったのに、スッキリ晴れて暖かくなったのがヨカッタ。
入り口付近に馬場発見。今で云う駐車場みたいなモンかな。
ちゃんと買いましたヨ、100円しるこ。寒い中で啜ったら殊のホカに美味い。
さらに以前から気になってたスポットへ・・・
庭園風の物件ですが・・・
門のヨコには・・・
「伝説 酒の井」の看板。
いきなり新旧二つの石碑が正面に。
「伝説 酒の井碑」とある。酒々井(しすい)町の名称由来となった昔話デス。
この様式の石碑は「下総式板碑」と云うのか。
ちなみにコッチは近年建てられた方。
コレが孝行息子が汲むと酒が出たという伝説の井戸だと云う。ま、養老の滝だナ。
今では水分がござんせん。
実は当所の主役であった旧い方の石板碑。
梵字でナニか彫ってあって、蓮の絵も在るらしいんですが、にわかに判読不能。

 ↑と、つくばからチンタラ帰ってくる間の歴史散歩は、なかなかオツなモンでした。江戸時代以前の歴史にゃトンと疎いんですが、GGIになってからの社会科見学(笑)でも充分に興味深いしベンキョーにもなりますね。にしても、酒々井ってロマンのあるステキな町名だよなぁ。他にも面白そうな歴史スポットが色々あるんですケド、ソレらがいきなり交通量の多い県道沿いに出てきたりするんで、見落とすとUターンの繰り返しになっちゃうのが難なんですケドね。それでも、京成やJRの酒々井駅からは、歩くと結構な距離がありますんで、やっぱクルマだよなぁ。電車でもクルマでも成田空港へ行く機会に通り過ぎるダケの町だと思いますが、佐倉とか酒々井界隈は楽しいですヨ。酒蔵も在るし(笑)。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “アチコチ寄り道、たこさんぽ。”

  1. こんな所からも筑波山が望めるんですね!
    定番の観光地を巡ることも楽しいですが、意外と身近な場所にある史跡や公園を巡るのも楽しみがあったり、新たな発見をすることも出来ますね。

  2. ボディカバーのかけ直し、お疲れ様でした。
    本佐倉城跡に伝説酒の井、いい散歩コースですね。
    おしるこが寒い体を温めてくれます。

  3. 高速でワープではなく、下道のお散歩気分だからこの様な素敵な寄り道も出来るのですよね。
    こういう日々の中からも楽しみを見つけ出してしまうたこちゃんズは素晴らしいです!!

  4. あー、月に星は千葉氏の家紋でしたかね。
    ちょっともう記憶が定かでありませんが。
    カバーかけ直し、有難うございます。

  5. 筑波は自然が多くて良いですなあ。
    休日の癒やしに、探索しがいが有ります。
    仙台にいた頃は、毎週末、癒やしを求めて森の中で過ごしていたと言うのに。
    川崎に暮らす現在、コロナで怠け癖もついてしまい。
    休日の外出の習慣を喪失し、ひたすら引き篭もっておる次第。
    コロナも、絶えず変化歯ておりますから。
    外出せねば。

  6. 後出しコメント: 本佐倉城は1469年から1486年に築城、1615年に廃城なんですね。酒々井は、やはりお酒に関連した地名だったんですね。酒が湧く井戸というのもなかなか。

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