比較対決!クーペ vs 3200GT

 冬至の本日は、一日を通してまぁまぁ過ごしやすい一日であったと思います。サスガに真冬には“キンキンに輝くソリッドな白”だと、些かならず寒々しさを感じますところ、ホンワカと温かみのあるビアンコバードケージを身に纏ったマセラティ3200GTが年内に間に合って入荷いたしました。途中は船便なんで、洗車前の状態では少々ホコリが載ってます。拭うヒマも無く、入荷時チェックをするコトとしました・・・

本日、年内に間に合って緊急入荷いたしましたのは、マセラティ3200GT!
ビアンコバードケージの外装には、シックなネイビー革も良く似合っています。
総走行距離は、驚く勿れの14443キロ(本日現在、もちろん実走!)。
で、入荷時チェックをしている隣には、明日の納車を待つクーペが・・・
ソコでハッと気が付いた。「こりゃブログねたになるな、シメシメ(笑)」
まずは、目に入ったのがミラーとAピラー底部のパーティングライン。
コチラもミラー自体は同じ形状ですが、パーティングラインがありません。
水滴横倒し形(ティアドロップっていうのか?:笑)のサイドマーカー。
コレも形状は同じですね。コチラにゃV8エンブレムがありません。
続いてドアのアウターノブ。
やはり同一のようです。入荷したばかりなので周囲がヨゴれてますが(泣)。
あー、コレは初めて見た時に結構感動したモンだなぁ。
コチラには、こういった装飾は付いてませんが、面の美しさのみで勝負!
エンジン直上のインテークマニホールドをクリアするためのバルジ。
コチラじゃ、ふくらみが少ない代わりにエアスクープがある。フロントバンパーとボディの分割位置が違う(ライト内側)のに御注目。似てるケド結構造作が異なるんです。
あ~コレは、出た時にプレリュードみたいって揶揄されてましたね。
でも、当時はブーメランテールが人気無かったからそうなったのヨ、きっと。
肉厚で大型化した筆記体ロゴエンブレムがこの時期からの特徴ですが・・・
コチラの時代では、まだ控えめな感じでした。往年の書体に近くて上品ですね。
で、新年になりましたら商品化作業を進めますが、今から御検討ください、と(笑)。

 ↑というワケで、今まで個別には解説したよな気もいたしますが、たまたま新旧2台を並べて直接比較する機会が出来て、ちょうどヨカッタ。僅少走行距離の3200GTは、今やほとんどありません。ブーメランテールとマセラティ純血種ユニットに魅せられた方々は、この機会にイッてみよー!ま、商品化までには時間が掛かりますケド(泣笑)。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

7 Replies to “比較対決!クーペ vs 3200GT”

  1. オートマチックだった。危なかった…。
    この走行距離はうらやましいですね。

    3200GTはAピラーの付け根に切れ目がなく、フロントフェンダーからリアフェンダーまで一繋がりになって見えます。気付いたときは「これ、どうなってるの???」と驚いたものでした。

  2. ビアンコの3200GTは憧れでしたね。しかしこの個体も距離が短くていいですね!ビトルボマセラティの最終の3200GTもドライブしてみたいなぁ

  3. クルマ好きでも気づかない地味なところ(継ぎ目レス)に入魂というのが当時のマセラティらしさがありますね。
    個人的には断然3200GTなのですが、そこまでコスト掛ける必要ないと合理化したクーペでも他の車より抜きんでた造形美ですからねぇ、贅沢な比較です。

  4. クーペと3200GT、違いはテールランプとホイールくらいしか分かっていなかったので、参考になりました。
    にしても、ビアンコ3200GT、素晴らしい個体。
    早い者勝ちです。

  5. 対照的な外装色の2台ですが、3200GTとクーペ、どっちもいいなあ。
    2台とも所有して、その違いを考察できたな
    ら、なんて贅沢な趣味趣向なのでしょう。

  6. グリジオ&ボルドーに昔7年ほど乗ってました。F355とフル加速でよーいドンして、同じ加速だったので、「おかしい、パワー出てねぇぞ」と点検出したらO2センサーが壊れてました。
    多少壊れててもクソ暴力装置なのがこのクルマ。
    故障はこれ以外にスターターモーターくらいしかなかったけど、タイヤ高いしダッシュの革が弛んだり内装ベタベタになったりと、手直しにお金はクソ掛かりました。
    インジェクション系は一度交換してあったためか、壊れなかったのが最大の救いでした。
    でもまた乗りたい。今でももう一度乗りたいクルマの筆頭です。

  7. 若い頃、ギブリカップから3200GTのMTを乗り継ぎました。カップのビトルボの爆発的な加速は忘れられません。カップはオルタネーターの頻回のトラブル続きで最期は心折れたけど、3200GTはトラブルが全く無しの優秀で信頼性があった。時代というか仕方ないけど、今は、もう全く違う自動車会社ですね。
    青春と共にマセラティさよならです。
    商売は二の次の官能的なビトルボを生産していたマセラティはいずこ。Arrivederci

おさーん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です