たこちゃんズ、北へ。(その10:秋田県小坂町①)

 あ~、コレ8月の何日のハナシだっけ?(と当シリーズ前回のブログ記事を見る)あ、まだ8月10日(火)の午前中なのね(泣笑)。まったく旅行も匍匐だわ、ワタシ。コリャとにかく先に進めなくちゃ・・・

十和田湖畔より、ドシャ降りの雨を突いてようやく到着出来ました。
小坂鉄道と鉄塔の看板にあります。ワタシはこの名を初めて目にいたしました。
駅舎に掛かった看板にも小坂駅と書いてあります。どんな由来のある駅なのかな。
駅舎の中に入る前に、少し周囲を見回してみましょう。
いきなり「登録有形文化財 文化庁」の厳かなプレートが・・・
斯くの如くの由来に拠って、文化財指定を受けているらしい。
この駅舎のあるスポット全体を「小坂鉄道レールパーク」と称するらしいです。
「東京駅より5年も早い開設!」といった惹句から“おら街”の誇りを感じさせます。
オルセーと並んで此処が在るのか、いやはや知らんかったとはいえ、失礼しやした。
この周囲には、そういった明治の産業遺産群が数多く遺されているという。
入場券はきっぷうりばで購入いたします。そのまんま駅デス。
「おお、コレは・・・」
秋田名物のババヘラアイス。BBAがヘラで掬ってくれるんで、このような名前らしい。
「レールバイク乗り場」と看板にありますが、当然ヤッてません(泣)。
「ナヌ?!宿泊者?」泊まれるのかココに。その秘密はアトで。
雨に晒されるプラットホームや機関庫は、何ともいえない佳き佇まいです。
さぁ、雨にもメゲずに、ホームの奥まで歩いて行ってみましょう。
ホームからは、駐車場のロド丸さんも見えています。とーぜん客はワタシらのみ(笑泣)。
小さな貨車?が可愛く鎮座しております。
一方コチラは、雨に濡らさぬよう大事にされている面々。
天気が良ければ、シュっシュっポっポーと走ってくれるのでしょうかね。
コレは、確かエライ方々を乗せるための特別車輛だったかと思います。
で、コチラはシモジモ(笑泣)の観光用。確かに観光トロッコ乗り場って書いてある。
ま、でも、コレに乗れたら結構ネタ的に面白かったんですが、この日は全然ムリ。
コレは、簡易的な除雪車でしょうかね。特殊車輛は目を惹きます。
あ、こりゃ本格的なヤツです。現用なんでしょうか・・・
何ともイイ雰囲気の車輛だなぁ・・・背中が寂しげではありますが。
フロントウインドーの丸いのは何ですかね?ワイパーなのか。
「キ115」ってコトになってます。
さらにホームの最奥端まで歩いてみましたら・・・
サスガに現用ではなさそうですが、おそらく一時期ポピュラーだった車輛なのでしょう。
コレは、鉱石を搭載して走るヤツなのかな。鉄道車輛に疎いモンでスミマセン。
そのまた、遥か彼方にも一両見えてました。スマホのズームでコレが限界。
ホームの脇にはお子様向けのリクレーションスペースもあるにはあります(笑)。
琺瑯製の駅名表示板も都会ではスッカリ見られなくなりました。
さくらフィルムってのは、後のコニカカラーのコトっす。一応お若い方向けに。
もう、今じゃ光学用フィルムはほとんど作ってないんだろなぁ・・・
あ、コレコレ、窓の向こうにブルトレが見えますね。この寝台車に泊れるんだそうです。
あう~、相変わらずに雨は一向に止む気配もござんせんが、先にまいりましょ。
ロド丸の下回りのヨゴレが、ここまでのハードな道行きを嘆いております。
さぁ、ここには再訪出来るかなぁ・・・今度こそは寝台車に泊りたいよな。

 ↑この旅行の途中で「このあたりに、なんかネタになる処無いの?」とたこヨメに伺いを立てましたところ、ネット検索でヒネり出してくれたのが、この小坂鉄道レールパークでありました。小坂町自体がソートーすごい場所(ぶっちゃけ山奥デス:笑)に在りますんで、わざわざ此処ダケのために行くのは余程の鉄道マニア以外の方々にはお奨めし兼ねますけれど、次こそ寝台車に寝泊りしてみたいと思うのでありました。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

5 Replies to “たこちゃんズ、北へ。(その10:秋田県小坂町①)”

  1. さくらカラーなつかしす。
    昔の観光地はフジVSさくらの看板だらけでしたね。
    除雪車の窓は旋回窓というそうです。
    >旋回窓(せんかいまど)は、船舶や鉄道車両などのフロントウインドシールド(主に操縦席前面窓)の表面に付着した水滴や雪などを振り飛ばし、乗員の視界を確保するための装置。ウインドシールドには円形の穴が開いており、それよりやや径の大きい円形の金属枠で同心に取り付けられた円形の窓を、比較的高い回転数で回転させる構造である。窓の回転にはモーターや圧縮空気が使われ、発生した遠心力で雨水や雪を振り飛ばす。家庭用洗濯機の脱水機構と原理は同じである。

  2. 雪かき車、形式はキ100。
    元国鉄のお古だったかしら。

    ぽつねんと佇む有蓋車掌車(ワムフかワフか?)がそそりますなぁ。

    錆の廻った気動車は日本車両製っぽいですね。

    小坂がこんなにテーマパーク化しているとは!
    もっとしらべてみよっと♪

  3. 今回はテツヲタさま向けネタですね。
    小坂駅、いい雰囲気です。
    ババベラアイス食べながら、まったりしたいです。

  4. 秋田と言っても小坂町が何処か分からず。
    青森との県境の秘境だったのですね。
    そんなところに、こんなレトロな鉄道施設があったとは。
    今回の旅行記もまた、異世界感満載であります。
    熊出没に御注意くださいませ。

Sm へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です