しろラムちゃんに想う・・・

 昨日・今日と、定休日は千葉の拙宅でホゲホゲしてようと思ってたんですが、ツユ明けの房総半島には、元ボーソー族の珍走団(自称旧車會→三段シートやパラリラを付けたラメラメ塗装の残念極まる台無し旧車を愛するヒトビト)の方々が大挙して結集しているようで、もー、爆音(ソレがまた、ヌケのワルい音で快音とはホド遠い)たてるわ、蛇行運転するわとイイ年こいたオヤヂどもがスパークしておりました。少なくともウチのヨコの県道は住宅団地内なんで、大概自重して頂きたいモンです。こーゆーのが湧くからこそ、クルマに興味の無いヒトビトから、真面目に旧車を嗜むヒトビトまでが同類項として一緒くたに糾弾される流れが生まれて行くと云うのがドーシテ分からんのかなぁ。旧車の自動車税や重量税、むしろエコなんだから下げて欲しいくらいなのにねぇ。

・・・で、コレも今や立派な旧車ですが、キレイに洗車してナメられぬように。
・・・こっコレは、ナンじゃこりゃぁ~!
しろラムちゃんのエンジンルームでしたぁ(大泣笑)。
ウェザーストリップは、ビローンとトレてきちゃってるし・・・
まずは、ソレを直して掃除して、とりあえずフタの方はキレイになりました。
運転席シートの直下には、エンジン関係の臓物がヒシめいておりますが・・・
ナニがナンだか分からんレベルにヨゴれてましたんで、時間を掛けての拭き掃除。
続いては、助手席シートの下を覗きます。エンジンのヘッド側とインジェクターが。
コッチも、フタを整備して・・・
インジェクター周りやヘッドを清掃しておきました。ニホヒの元は分からず仕舞。
今日は、来月の「ダメ男の林間学校」の下準備として、あおちゃんも行きます。
とーぜんのように、スレ違い走行の訓練も兼ねて、たこヨメがパイロット。
ワタシゃ、しろラムちゃんでの先導係デス。
途中、珍しく踏切に捕まったり、工事で一車線規制になってたりしましたが・・・
県境の橋では、日曜日特有の渋滞に少々巻き込まれつつも・・・
あおちゃん、無事メカトリエに到着(喜)!
明日はトゥインゴに乗って、シタ道で所沢陸事まで行こうと思ってるんで・・・
とっととアパートに帰って、カラダを休めないとね。
・・・で、しろラムちゃんも全行程を走り抜けてくれましたので感心、感心!

 ↑と云う感じで、2台とも無事につくばへの帰還が出来ました。実は近頃、しろラムちゃんからの降車時に、ソコハカと無くガソリンの揮発臭を感じていたんで、長距離行を前にして、まず普段は開けるコトの無かったエンジンルームを覗いて見たと云うワケでした。少なくとも、助手席シート側のインジェクターからの滲みは無かったようなんで安心いたしましたが、運転席シート側からは、清掃中にも若干の揮発臭を感じましたので、フューエルキャップのパッキン不良とか、給油口からフューエルタンクへの継手とか、キャニスターへの還流経路からのモノなのかなぁと玉虫色の結論となってしまいました。も一度しっかり掃除してから、国産車専門の同業者にも見てもらわにゃナと思っております。しろラムちゃんだって車齢15年にもなる立派な旧車。ココんところの二年間はワタシの日常の足として徹底的に酷使されてまいりましたが、ソレにしても、国産軽自動車の合理的で卓越した設計と、その設計をムリ無く実現させ得る周辺技術(樹脂成型品やハーネス被膜の長寿命、弾性体ホース類の精度や耐久性)には舌を巻きます。ドーシテ、先達だった西洋人には出来ないのかが不思議です。軍用や航空宇宙領域の技術に於いては、どう見ても諸外国の彼らの方が上を行ってるように思うんですが、予算を青天井で掛けられないクルマの場合には、本来ヤっちゃイケないコストダウンにまで手を出してるのではなかろうかと。要するに下請け(サプライヤー)の層が薄いんダロなと推察するワケです。その分野が強いのは日本のお家芸でもあったんで、国際的競争力の源泉でもあったハズです。もっともっと日本の中小企業を盛り上げる政策を取っていれば、ここまで凋落せずに済んだモノと勿体ない気持ちでいっぱいになりました。今では、そういった国産車ならではの高品質と高い耐久性と数々のベンリ装備と安全装置を組み込まれた新車は、軽のトラックやバンですら、日本円で150万以上出さないと国内では手に入れられなくなりました。価格競争力を堅持するための海外現地生産で儲けた分はすべて当該諸外国への納税となるダケで、国内の収支はいよいよ厳しさを増すのでしょうね(長嘆息)。日本人のための政治をお願いしたい。

 んなワケで、軽のバンは中古車も異様に高いんです(泣)。しろラムちゃんには、まだまだ踏ん張ってもらわないとね(願)。業者オークション情報を見てみれば、同型のスズキエブリイも含めて「23万5千キロ」とか、時に「40万キロ」なんて個体が堂々と出品されてたりします。9万キロ弱では、まだまだヒヨッコと云う感じですからね(笑)。

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “しろラムちゃんに想う・・・”

  1. 白ラムちゃん15年だったんですか。そりゃ不具合がでてもおかしくはないですね。いくら国産でもさすがに。

  2. なんと、白ラムちゃんとパンダ100HPは同級生だったのですね!!(早生まれと遅生まれの差ぐらいで(驚)

    もしかしたら白ラムちゃんに、たこちゃんズ以外で乗せてもらった人の上位に僕が来るかも(苦笑)
    いつもありがとう、白ラムちゃん^_^

  3. しろラムちゃん、車齢15年には見えませんね。
    形が古く感じません。
    酷使されてもへこたれず、逞しく見えます。

  4. 日本が誇る軽自動車は、働き者ですなあ。
    しろラムちゃんのエンジンルームときたら、遺跡から発掘されたばかりの出土品みたいな。
    たこちゃんの拭き掃除で、綺麗になって何よりです。
    ああ、ワタクシメのタコラティ・アルマジロ(←デポ謹製ダイハツ・ミラのこと)も、しろラムちゃんぐらいにトシとってませんか。
    アルマジロ君は藤枝の実家に置き去りで。
    帰省する時に、墓参りやら、静鉄ストア(地元の小スーパーマーケット)やDMCカーマ(ホームセンター)での買い出しに、役立っております。
    その昔、超絶マイクロ・デポ謹製ビトルボは、現在の軽自動車よりもリーズナブルなプライスで。
    だがしかし。
    ビトルボを手にするには、たこちゃんの面接が必須なのであった。
    当時、Ryoと名乗っていた青年(現Sm)は、スプリンタートレノBZ-Rを二束三文で売り払い、なけなしの頭金を握りしめ、マイクロデポの門を叩いたのであった。
    たこちゃん「ちょっと、なんてカッコしてんの!ああ、その恰好でビトルボに乗らないで!」
    (後の)シルバートライデント仮面「ドントウォーリー。アイム・ウェアリング!」
    喝采👏
    ・・・イギリスでウケた某芸人の元ネタは、このブログだったりして。
    たこちゃん「↑なわけねえだろ(泣)!」

  5. 後出しコメント:白ラムちゃんがそんな車齢だとは、びっくりの助!軽トラはアメリカでも人気らしいですね。

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