メンドーを乗り越えた、旧いモノこその味。

 旧いモノたちに関わりますと、高年式のモノでは考えられないような面倒くさい出来事が多々出来してまいります。クルマは云うに及ばず、家庭電化製品や諸々の什器、そして建物そのもの。新しくなればなるほど、清潔で便利な快適さを味わえる部分もあるのかも知れません。昨日ウッドパネルの修理屋さんがメカトリエにお越しになった際、新車で700万円くらいのランドクルーザーは、今オーダーして3~4年待ちである旨を語っておられました。即納プレミア価格は1500万円にもなる場合があるそうでして・・・国際的に通用する普遍的価値があるってコトかな。経年したマセラティの場合にも、そういった価値が生まれるのを熱望しちゃいますヨ。価値の分かる人々にこそ納めたいですモン。

 さ、本日も、一般ピープルにゃ著しく“分かりにくい絶対価値(泣笑)”を創出するため、匍匐前進を元気に続けてまいりましょうねっ。

ようやく、すべてが完治したと思えば、何やらラジエターファンから共振音が(大泣)。
エヴォ前の後期型ファンシュラウドは鈑金製。豪快に加工しないと、アレ付かないわ。
せっかく溶接して成形してあった部分を、泣く泣く切り取らねばならなくなりました。
コレがヤリたかった。三男工場長は、昨日メカトリエまでコレを取りに来たのです。
一方、本日のワタシ。相変わらず剥離作業が断続的に続いておりますが・・・
いっけん、全部ハガれてるように見えますが、格子の側面には、細かく付着してます。
たこヨメの方も、相変わらずのバッコン作業。昨日の夕方に雨が降ったんでヌルヌル。
見兼ねたワタシ。一計を案じましてね・・・
いつもは門扉代わりに張ってあるダンダラ柄ロープをハズしてまいりまして・・・
「おりゃぁ~(ブオン・ブオン)」しろラムちゃん、ガンバレぇー!!
・・・マケました(泣笑)。リアバンパーが凹んじゃったヨ(大泣)。
たこヨメが更なる根切り作業を行っている間は・・・
ワタシも本日の剥離作業はここまでとして、コッチも解決しないとね・・・
まずは、洗浄作業をば。
コレも・・・
アレも・・・
ソレも・・・
続いて、ハーネスの清掃。「アレ?!」
被膜が剥けているのを発見。ドア内のハーネス取り回しが間違ってたからなぁ・・・
電動格納ユニットと鏡面動作ユニットを分離いたしまして・・・
電動格納ユニットを開けてみました。裸にして動作を見てみようと云うワケ。
ナゼか登場、「愛宕のS」さん号。スミマセンが、ちょっとお力を貸して頂きます。
バッテリーに直結で繋いでみましたら・・・
あらあらあら、ウォームギアだから浮き上がってきちゃった。コリャ完全にマケてる。
うまい具合に開いてくれたんで、却ってヨカッタかも。「うわぁ、カタまってるワ!」
見てください、モーターは日本が誇る世界のマブチモーターですヨ!
経年で、真冬のバターみたいになって固着した劣化グリスを取り除かなきゃ・・・
「たこちゃ~ん!もう一度引っ張ってぇー!」コッチの固着も緩めなきゃ・・・
今度は、ちょっと動きました。緩んだ土を掻き出す作業を続行してるウチ・・・
ミラーの旋回軸にも極圧潤滑剤が浸透した頃でしょう。また直結で試験します。
実はコレが3トライ目(そのたび分解組立:泣笑)。この状態がミラーが閉じた状態。
そしてコレが開いた状態。なんか心持ち、“行き過ぎてる”気がする・・・
再び閉じてみる。「う~ん・・・」
ストッパー(中央の四角い突起)に当たってない。コリャ根源的にズレてるナ。
「たこちゃぁ~ん!ヌケたよ~!!」ようやくバッコンに成功したみたいデス。
ようやく半分まで攻め入った感じかな。三の丸は攻め落としたんで、本丸も間近か。
電気的には問題が無さそうなんで、ハーネスの被膜を元通りにしてシーラーを塗布。
鏡面動作ユニットの方も念入りにチェックしながら、細部まで清掃を続けます。
コードのチェックのため一度被膜を抜いてしまうと、復元は難儀ですがコンジョーで。
コレを乾かすには最低一昼夜だけど、今夜は一気に気温が急降下。明後日まで待とう。
あ、そーいえば、今日はコレも直したんだった・・・
シャッターの把手。三和シャッターの純正品を手に入れました。コレも一年越しの懸案。
「今日は、たいへんだったねぇ・・・」
「しろラムちゃんも、おツカれさま!」
掘り出した比較的良質な土は、痩せた土壌のジャルディーノへ。
今日出たゴミは、今日のウチに処理いたしまして・・・
「さぁ、帰り支度をしよ」撮影すれば、シャッター把手が付いたダケでも嬉しくて・・・

 ↑斯様に旧いモノには手が掛かる。だけど、やっぱり味が出るのヨ。

 それじゃー、また明日。

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8 Replies to “メンドーを乗り越えた、旧いモノこその味。”

  1. 格闘続きですが、お疲れ様でした。
    しろラムちゃんリアバンパーを凹ます根っこ、一筋縄ではいきませんね。
    根っこ引き抜き、ドアミラー修理前進、シャッター把手取付完了で一安心です。

  2. 色々な意見があると思うので、あれなら削除して頂きたいのですが、今のランクル新車の価値って、建築で言うと隈研吾的な、あまり長持ちしない、表面的な。
    MC20 Cieloのデザイナーの方のインタビューで、我々は3年5年先の価値を目指していない、10年20年先のコレクションとしての価値を目指してデザインしている、という趣旨のものを最近読みました。
    あのデザインがどうか、は措いても、その意気やよし、と自分は思ってしまったりするのです。

    代々木上原に美味しいお寿司屋さんがあります。

  3. 価値と価格は本当に不可思議な世界でして…
    ひたすらそういうところをねちねちやってきた人生のような感じですが、昨今の価格は理由づけが大変困難です。
    単なるバブルとは違う様相を呈しています。
    そろそろ「これはダメかもわからんね」状態です。

  4. 少しでもお役に立てて何よりです。植物人間であったものがやっと輸血を出来るくらいまで回復した様なものですから(苦笑)。

    バッコン、剥離、ドアミラー配線修理、シャッター取っ手取り付けとまさに「たこちゃん、たこ嫁さん、天気予報!」みたいに、「小さなものか大きなものまで動かす力だ、○ン◯ディーゼルぅうううう」ですね!

    ↑おぐさん
    代々木上原行きたいです。

    ↑イオタTさん
    「ワタナベケンタロウ動画のお時間です。」

  5. カンパーナドアミラー修理ありがとうございます、なかなか手強いですが、たこ嫁さんの根っこ引っこ抜きは更に手強い。あとベンツのグリルも、忘れちゃいかん。

  6. 旧車ならではの良さがある。
    御用命は、専門店のマイクロデボさんへ。

    ジャルディーノの地の奥深くに根ざしたマンドレイクの引き抜きに、白ラムちゃんを使って引っこ抜くだなんて、たこちゃんはアタマいいなあ。
    こちら、タコラティ・アルマジロ(←デボ謹製ミラのこと)は、川崎の駐車場の契約が切れたので、先般、帰省して実家に置き去りにしてきました。

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