ヤル時ゃ、てってーてきに

 昨日の埼玉県内を中心としたゲリラ豪雨(っつーか、センジョーコースイタイってヤツ?)はヒドかったらしいですね。ニュース報道を聞いてソッコーで“ひこうき班長”さんに御電話を差し上げたところ「どうも御心配掛けてスミマセン。ウチは大丈夫なんですケドね、周りはヒドいことになってるかも知れません。やっぱり(ワタシ同様に心配して掛けてくる)電話が結構来てるんですよ。」で、その後もかなりの雨が降ったみたいなんだケド、ホント大丈夫だったんかいなぁ。皆さんは如何?

早朝にメカトリエへ出てみたら、コチラも朝までに相当な量の雨が降ったみたい。
今日は、昨日アパートの駐車場に乗って帰っていたイヴォークコンバーチブルで出勤。
コレを工房棟の場内に入れて、両側のドアが開けられるスペースを空けなきゃ。
というワケで、こんな具合に場内を広く空けました。入れてみよ。
こんな具合。準備は万端なれど、道がイジョーに混んでるらしくて・・・
小一時間ホド遅れて到着した“いつものフィニッシャー屋”さん、早速作業開始。
室内に照明を入れて、内装皮革表面の補修を念入りに行ってもらいました。
助手席がまぁまぁ荒れていたのですが、御覧のように美しく仕上がりました。
座面に見えていた白っぽいシミ状の部分もスッキリとキレイになりました。
お昼を過ぎても、相変わらず空はドンヨリで雨は降ったりやんだり。
ワタシは、マセラティカリフの商品化作業を少々濡れながらもヤッてました。
命のリレーの土台作り。すべてのギボシを交換中です。コシがイタいわ。
作業中にハンダごてが必要になって、電源リールを場内から持ってきましたら・・・
リールのコードにつかまり、ヤッてきたのはカブトムシ(♀)。逃がしてやりました。
ドアの後ろのトリムには細かなキズがありましたが、キレイに直りました。
「まだファイト出来る?」「ええ、大丈夫ですヨ!」で、デント作業開始。
ボンネットに一か所ダケ目立つ凹みがありましたので、入念に取り除き・・・
エッジラインに掛かっていた凹みもパーフェクトに直してもらえました。
「もう一台イッとく?」「ええ、ヤリますヨ!」で新兵器が登場。
見た目が大ムカシの小型溶接機みたいなシロモノではありますが・・・
コレねぇ、IHヒーターと同じ原理のモンなんですって。
こうしてボディの鉄板に当てると膨張して凹みが出せる場合もある(笑)らしい。
「(恐る恐る)すいませぇ~ん、まだイケる?」「ええ、イイですヨ!」
ウチにヤッてきた時からずぅ~っと気になってたドアの薄く広い凹みを除去成功。
結局、日没まで一気に4台分の懸案を解決してもらいました。感謝、感謝!

 ↑ワタシゃ、オニですね(笑)。おツカれのフィニッシャー屋さんをムリヤリ引っ張ってしまいましたのには理由がありまして、只今雹(ひょう)害車の修理依頼がたくさん溜まってるんですって。なんでも、ある保険会社の管轄するユーザーだけでも5千台あるのだとか。他の大手損保もたくさん抱えているでしょうから、おそらく数万台の要修理車があると思われるので、次週の予約が入らないんですって。まだまだデントも皮革修理もヤラねばならぬクルマが、目白押しなんで、本日はココロをオニにして踏ん張って頂きました。ホントすみません(感謝!)。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “ヤル時ゃ、てってーてきに”

  1. 雹害、聞いてはいましたが、すごい数なんですね。
    腕の立つ職人さんはどこからもひっぱりだこなことでしょう。

  2. フィニッシャー屋さん、神ですなぁ。
    今日の練馬も微妙に雹が混ざっていたかも。
    ひこうき班長さま、ご無事で何より!

  3. ホントひこうき班長さま、ご無事で何より。
    スッキリしない天候の中、シートもデントもスッキリキレイになりました。
    これで気分良く乗れますね。

  4. フィニッシャー屋さん大活躍ですね。
    心強い味方であります。
    雹害で、ルーフ交換も多いとの事ですが。
    元々、メーカー側もルーフ交換需要なんてさほど想定しておらず。
    しかも、メーカーによってはルーフをインドネシアから海外調達しているようで・・・何故?
    ただでさえ、部品調達の長納期化が懸念されておる昨今、部品の入荷のタイミングで入庫させているようで、結構、面倒なようです。
    パネルボンドも不足しているらしく。
    ついこの前まで、何もかも即納が当たり前だったのに。
    モノ不足が、こんなにも深刻になるだなんて。
    こんな日本に、誰がした。

  5. 十になる豚児は生まれた時からギブリさんの後部座席に乗っているわけですが、餓鬼なんで、飲み食いしたいと言ったり、あちこちべたべた触ったりとかしたがるわけです。
    なので一度、このクルマはそんじょそこいらのとは違って、沢山の職人の人がすごく手をかけて時間をかけてつくりあげたクルマなのだから、乗るほうも丁寧に扱わなくてはいけない、と、後部座席に座らせたままこんこんと話をしたところ、それからはガラスだけに触るようになりましたとさ。

  6. 後出しコメント:雹害のデント作業は鬼のごとく大変でしょうね、それも数千台なんて。考えただけでも眩暈が。

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