マセラティギブリⅡをミガいてもらいつつ、マセラティ3200GTのルーフトリムの取付準備をするダケで一日がオワタヨ・・・

 ま、今日はアツかったですね。日中の日差しは結構キョーレツで、準炎天下って感じでした。しばらく作業に集中してクルマの中に居りますと、アセもダクダクの体。途中でハッとワレに帰って「熱中症、ヤバヤバ!」と思うヒト幕もございましたが、どうにかヤリすごして・・・

今日は久しぶりに青空が広がるメカトリエ界隈、「さぁ、ヤルぞ!」
昨日は手をツケずに丸一日以上乾燥させましたんで、そろそろイイかな?
こういった細部の穴開けや折り返しの造作をキメていきました。
室内灯の枠となる部分の曲線部分はアルカンタラをチビチビ切って貼るのです。
コレで、だいたい雰囲気が出ましたので、次にまいりましょう。
室内灯のベースとなる樹脂部材を仮合わせしてみます。
そして、室内灯ユニットそのものもチェックいたしましたら・・・
「はい、チャンとコワれてましたぁー(泣笑)!」
電球の受け端子のスプリングバックが強いので、基盤の方がマケちゃってます。
本来は、このように樹脂本体側から出ているピンを溶着させてあるんです。
ネタネタが少々残っておりましたので、徹底的に落とします。
コレで、ベースとなる樹脂部材を安心してアルカンタラに押し込められます。
コッチも、表面はネタネタ処理を完了させました。
さて、もう一度仮合わせというタイミングで・・・
時間が来たようなので、場内からマセラティたちを出しておきましょう。
「稲敷のK」さんこと、ボディライン小林代表が降臨(笑)。
本日は、「高崎のK」さん号にガラスコーティングを掛けてもらいます。
一方、ワタシは、室内灯ベースの嵌め込みに成功したので・・・
たこヨメがコストコで手に入れたホットドッグを喰いながらの談笑タイムに。
小林さんに工房番をお任せし、ワタシは色々と必要部材を買い出しに。
「あー、コレコレ!」思い描いたとおりに出来ればイイのですが・・・
ソッコー帰ってきたら、今度は室内の“ハーネスネタネタ病”との闘いが。
上から良質な結束テープを巻いて表面を触れるようにいたします。
ダッシュボードに付着したネタネタヨゴレをシリコンオフで取り除き・・・
Aピラーに貼られたハーネス廻しのための劣化ガムテープを・・・
新しいモノに貼り換えて準備を進めます。
室内灯の溶着アタマがトンじゃってるところにピンバイスで穿孔・・・
1.2ミリの下穴を開けたところに、極小のタッピングビスをねじ込みます。
こういったカタチで、アタマのトンでる部位を次々と修理していきます。
まずは、電球端子の負荷が掛かる部分はサイボーグ化(笑)されました。
車内に持ち込んでハーネスを取り付け・・・あ、もう一か所残ってた。
ソレも直しまして、何度目かのチャレンジで二つの電球が点灯するように。
オモテから見ますとこんな具合です。こんなのから闘いなのがマセラティ。
実は、何度目かのトライで、スイッチ側面のネタネタがワルさしてるのが判明。
ツメ先を用いて、アルコール除菌クリーナーで取り除きました。
この豆球も、ガタガタして接触不良を起こしておりましたので調整。
定位置に装着し直してのスイッチ内イルミ点灯実験にも成功しました。
以上の作業を、天井にくっついたまんまでやったら、どんだけヨゴれるかと(笑)。
「ああ、まだコレもやんなきゃな・・・」
天井ボードをボディに取り付けるクリップも再生しておきます。
純正クリップなんかスグには手に入りませんので、汎用品を改造して取り付け。
磨き工程が済んで、小林さんのコーティング作業も佳境に入っております。
なんだかジンワリとイイ雰囲気。愛情が伝わってまいりますね。
コレで、ガラスコーティングが済みました。数日はカバーレスで置いておきます。
闘い済んで・・・
あ、そういえば昨日、夏タイヤに履き替えたんです。
今晩は、しろラムちゃんに乗って、東京に戻ります。

 ↑ツカれてんのに、画像47枚も入れるんじゃなかった(泣笑)ヨ。「三歩進んで二歩さがる」感をともに味合わせてやろうか(笑)と。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “マセラティギブリⅡをミガいてもらいつつ、マセラティ3200GTのルーフトリムの取付準備をするダケで一日がオワタヨ・・・”

  1. ギブリの写真、奥の車のカバーがちょうどトランク上に重なって、一瞬ギブリ・シューティングブレーク魔改造かと。

    んなわきゃないわけですが。

  2. あっという間に読んでましたが、写真47枚ですか。
    大変お疲れ様です。
    地道な作業が垣間見れます。

  3. 室内灯の裏の端子…何方式なんでしょうか
    ものすごく原始的にみえるのですが…
    それでいて安定性や耐久性があるわけでもないという…
    私たちには普段みえないところでこういう戦いがあるのですね。

    1. ↑皆さん、いつもコメントを有難うございます。
      「イオタT」さんの仰る“原始的な方式”なんですが、
      90年代の欧州車ではよく見られたモノで、シトロエンAXやニューパンダあたりのテールランプAssyなんかも同じような設計でした。あ、エヴォあたりのクアトロポルテに付いてるメインヒューズボックスもこんな感じ。樹脂の溶着ってところがミソでして、新車の時には「こりゃぁもう完璧だぁ」に見えるんですが、20年も経年したアトのハナシなんざ考えてもいなかったコトでしょうよ(泣笑)。

  4. おお、素敵な天井の再生は、キメ細かい作業の連続なのですね。
    室内灯の内部のメカニズムが、あんなんだった、なんて。
    お疲れ様であります。
    ・・・イオタTめ、このシルバートライデント仮面に、素肌にネタネタで我慢せそなぞ、おぞましい妄言を。
    うひゃあっ・・・マジ勘弁!

  5. 最近の手遅れコメント: 3200GTの室内灯だけでもこれだけ大変なんですから、シャンとさせるのには手間暇かかりますね。

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