マセラティ3200GTのネタネタ層を取りながら、天井ボードも復元させたい一日。

 今日のメカトリエ界隈は、いきなり冬に逆戻りした如くに寒くなっちゃいまして、先週石油ファンヒーターも電気ヒーターも仕舞い込んでしまったのを思い出しては「寒いよぉ~」と指先をサスりつつの一日となりましたが、逆境にもメゲず(笑泣)に商品化作業を進めましたヨ。

今にも雨がパラついてきそうですが、ヤレるところまでやろうと・・・
コラムケースが罹患している、お馴染みの“ネタネタ病”を今日は非分解で。
まずは、ドアを開けて潜り込んでの作業となるロワーケース側から攻めました。
そのロワーケースだけで、新品だったマイクロファイバークロスが真っ黒け。
ネチャネチャ剝離剤のNリムーバーも、みるみる減ってまいります。
やっぱり雨がパラついてまいりましたんで、クルマを場内に引っ込めましょう。
アッパーケースの方は、車内に座っての作業。コレがまたゴツいわ(大泣)。
で、マイクロファイバークロスを、もう一枚生贄にしてキレイになりました。
ちょうどネタネタ除去作業も一段落したところに、オーダーしていた部材が到着。
国産の難燃性ウレタンフォームにトリコット生地を張り付けてあるという品物。
先日、洗濯機にブッ込んで洗いまくったアルカンタラ生地を載せてみます。
ドコから貼り始めようかとしばらくナヤんだ挙句、先端をアトにしてヨコから。
20センチ幅くらいのスパンで少しずつ貼り進め、最後に先端部をキメます。
フチにハミ出たウレタンフォームは、キレイに切り揃えておきましょうね。
ルーフトリムボード本体に生地を載せ、各部の穴をガイドにします。
「すぅ~」深呼吸して精神を統一。肚をキメたら、先端部に接着剤を入れます。
いったん先端部の乾燥を待って、サンバイザー周りの立体造形に入ります。
画像ではサワヤカに進んでおりますが、実際には長手方向を捲りつつの接着作業。
やはり20センチくらいの幅ずつ接着剤を捲きながら、後方へと貼り進めます。
愛用する3Mブランドのスプレーのりは、オリジナルより色が薄いのです。
60%くらいまで貼り進めたら、在庫の2缶が空いてしまい、急遽買い出しに。
このホムセンまでメカトリエから9分。いつものアレ、置いてるかなぁ・・・
「ああ、あった!ヨカッタぁ。しかも安いじゃん、ココ。」
レジに3缶持って行ったら、さらに安かったのでよく見れば・・・
トンボ返りでしたが、合計26分のロス。さぁ、急がなきゃ・・・
新品のスプレー缶を開け、残りを二回に分けて生地を貼り進め・・・
四辺の折り返し接着で9割完成。四隅がピッタリ合わせられました(喜)。
室内等ユニット装着部は細かい造作が必要なので、全体の乾燥を待って後日に。

 ↑明日は朝からオークション会場に向かいます。今日中に天井ボードの張り替え作業にメドを付けられてヨカッタです。ぶっちゃけ初めて行う作業なんで、自信もへったくれも無かったワケですが、一発でキメるコトが出来てヒト安心です。「さ、今晩も祝杯アゲに行くかぁ(笑)」

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “マセラティ3200GTのネタネタ層を取りながら、天井ボードも復元させたい一日。”

  1. さすがたこちゃん、器用さが際立ちます。
    素晴らしい仕上がり。
    スプレーのりも安くて、いい一日でした。

  2. おおっ、マセラティ3200GTの天井張替作業はマイクロデポの真骨頂。
    お家芸。
    滅多に触る事の無い天井に、ウレタンフォームをかませてからアルカンタラを張り、フカフカの高級感を演出するこの酔狂な設計、素敵!
    そして、ネタネタと格闘し、息を止めて精神集中して天井ボード張り替えを行うマイクロデポさんも素敵!
    いいなあ。マイクロデポ謹製3200GT・・・素肌に羽織りたひ。。。

  3. え!3200GTは初めてだったのですか?
    そこは海千山千の…ちぇすと~!
    また経験値が増えましたね。

    なんか素肌にアルカンタラをとか言っている御仁が…
    素肌にネタネタで我慢してください。

  4. マセラティ車だけなのか?イタリア車特有なのか?ネタネタ病と天井垂れ下がり病。たこちゃんに直してもらいましょ。

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