月の沙漠へ・・・

 ムカシから「暑さ寒さも彼岸まで」って申しますが、つくづくホントだよなぁと思う昨日今日ですね。昨晩などは、久しぶりに長袖長ズボンで寝るコトにしたくらいですから、相当涼しくなったんだと思います。アノ先週までのガマンならん蒸し暑さは、ドコに行っちゃったんでしょうね。まぁ、ドコへ行ってもらっても一向に構いませんケドね(笑)。

 さて本日は、昨、日曜日の午後に行った小旅行のハナシをば・・・

「どーせ、アッチに着いたら、メシを喰えるところはあんまり無かろう」と・・・
メーメーちゃんたちの前にあおちゃんを置きまして・・・
久しぶりのあられちゃん家で、本日のランチを手に入れておきました。
しばらく走ると、踏切の脇から面白い車輛が見えたんで・・・
ちょっと寄り道して観察して行こう・・・
コレって、保線車輛なんですかね、「テツヲタ」さん。
この先は、駅前ロータリーらしい・・・
JR八積駅兼長生村コミュニティセンター。どうもJR外房線の駅らしい。
そのうち睦沢町ってところに差し掛かり、店、やっぱ無ぇじゃんと思ってたら・・・
「おっ、なんか小奇麗な肉屋さん。コロッケって書いてある・・・」
・・・ああ、通り過ぎちゃった(泣)。
ちょっと先まで行ってからUターンして戻ってまいりました。
たこヨメが戦利品を抱えて出てまいりました。
左がカニクリームコロッケ、中央がうずら串、右上段がコロッケ、その下がメンチ。
まずは、アツアツで評価(笑)してみないとな。「アチアチアチ・・・」
うん、うずらもメンチもイケてますヨ!コロッケはホンノリとカレー風味。
“明治ビタ牛乳”ベンチをバス停に発見して大喜びしながら・・・
ついに市街地のハズれに差し掛かりましたら、戦前戦中みたいな国旗掲揚風景。
“伊勢えびまつり”も絶賛開催中である様子。
斜向かいに在るのに、超絶分かりにくくて狭ぁ~い入口を見つけましてね・・・
無事に無料駐車を完了。日当たりはイイけど、そんなに暑くないんで助かるわぁ。
ホイで、月の沙漠記念館へ。
以前に来た時ゃ工事中だかなんだかで、入館するのはコレが初めて。
オトナ一人400円のところ、JAFカード割引が効いて一人300円に。
今さらながら、砂漠じゃなくて沙漠なんですね。海岸だからサンズイなのかな。
・・・で、我々世代までのヒトなら少なくとも冒頭の二節くらいは歌えるかと。
・・・と、ソコに、いかにも(笑)な“ゆるキャラ”が。
エビアミーゴだぜ。グラッチェグラッチェ、ケーシー高峰(笑)。
なんだか、そこいらじゅうがメキシカンなんですケド・・・
メキシコの国旗とエビフライ(?)が並んでるし・・・
ココって、月の沙漠記念館ぢゃなかったっけ?
・・・と一階の展示室に入りましたら、メキシコ推しの理由が分かりました。
ドン・ロドリゴ漂着物語。400年前の出来事に由来するメキシコとの交流でした。
その漂着地がコレだそうで・・・
千葉県指定史跡とあるんで、きっと見学は出来そうだナ。アトで行こ。
家康公の時計・・・
御礼にと贈られたモノだと云う。モノホンは現存し、東照宮所蔵。
この見た目が西洋人の方は・・・
帰るための船を設計したとされる元イギリス人、ウィリアム・アダムス(三浦按針)。
日本の作家が作ったメキシコ民芸品の数々も展示。
なんか、結構オシャレな織物?だよな。
そして、近所にコレも建ってると云う。
ググれば、辿り着けるかナ?
と、そんな一階の展示室を見学して“メキシコ推し”の理由は分かったものの・・・
“月の沙漠”の方はドコへ。とりあえず二階にアガってみっか・・・
あ~、コレコレ。作詞者である加藤まさを先生の部屋(内部撮影禁止:泣)。
直筆歌詞原稿の写し。コレは展示室のソトの掲示なんで大丈夫。
在りし日の加藤まさを先生と御婦人のツーショット。
大正時代のオシャレさん(笑)実寸展示。
でもね、ホントは御宿の砂浜じゃなくて、あくまでも月面のイメージなんだって。
オモテに出れば、伊勢えび大会。ピキイチ7500円から。とても買えん!
捌いてるシーンを見るとウマそうではありますが・・・
他に買ってるヒトが居なかったんで、食指が伸びませんでした。
ちょっと砂浜の方へとイッてみましょうか・・・
橋を渡って行くみたいですが、まだまだ海水浴客も居るのね。
こんな橋を掛けなきゃならぬくらいに・・・
砂浜のヨコには結構な幅のある川が流れております。
反対側はこんな感じ。
背後を見れば、先ほどの記念館。
トワ・エ・モワが大音量で脳内に(音出ます、注意&トシあるね:笑)。
房総の海岸は真っ黒なのが通り相場。ココのは沖縄ばりに白いのが特徴。
はい、月面!(パチリ)
このラクダさん方は記念写真スポットらしくて、なかなかヒトが居なくならん。
なんか向こうで賑やかな祭典が・・・趣味のよろしくない洋楽がドンスカと・・・
ああ、学生さんじゃ仕方が無い。関係者以外は会場内撮影不可だとさ(泣笑)。
南房総国定公園
コレ見て“ブーフーウー”を思い出すのは、たいがいトシあるね(泣笑)なヒト。
この川っぺりは、ヒト通りも少なくてイイな・・・
ウォータースライダーをバックにベンチへ腰かけて・・・
おはぎ(A)。
おはぎ(B)。あ、写真を撮りソコなった“みたらし団子”も超絶絶品でしたヨ。
川の対岸から、お囃子がピ~ヒャラドンドンと聴こえていたんで・・・
ソチラにヒカれて行きますと・・・「おお、ヤッてる、ヤッてる!」
この可愛らしいのはコドモ神輿かナ。
とは云え、造りは本格的。
このあたりのヒトたちは小休止タイムみたいでしたが・・・
おおっ!いよいよ来たヨ、オトナの神輿。
おそらく久しぶりの盛り上がりなんでしょうね。皆さん顔がロッソッソ(笑)。
そんな新旧入り交じった御宿海岸を楽しめましたんで・・・
そろそろ、ゆかりの地探訪へ向かいましょ。
着いたケド、ココでイイのかな?
英語なら、コースト・オブ・ザ・ムーンってトコかナ。
「ふ~ん、こういった位置関係なのね・・・」意外と離れてるのね。
なんと、往時のメキシコ大統領も国賓として招かれたと云う・・・
「アレが記念碑か・・・」
日本・スペイン・メキシコの三国友好の証だそうでして・・・
「ソレがこの記念碑でございまぁ~っす!」結構デカいのヨ。
あ、コレの写真も記念館に掲示してありました。
題して「抱擁」だそうです。
記念碑との対比。なんだか荘厳な雰囲気です。
眼下には白い砂浜を望めます。美しい景勝地ですね。
続きましては・・・「駐車場が満車ぢゃん(泣)」
周囲にダレも居ないのに、なんで?
仕方ないんで、路上駐車で対応。ようやく着きました。
やっぱココにもダレ一人として居ないぢゃん。
あ、説明書き。
ココがドン・ロドリゴ一行が漂着したとされる海岸・・・
「アレが、その砂浜でございまぁっす!」
この縄を握って降りて行く勇気も上ってくる体力も無さそうなんで・・・
この場所から海岸の全景を眺めるに留めました。
やっぱ善行ってイイですね。洋の東西や時代を問わずに。
帰り道、往路で見掛けたヤケに目立った建物に・・・
御宿の町役場だったヨ。保健センターも兼ねてるらしい・・・
やっぱ若干不便な場所でも、山の上に建ててるのは危機回避のためなんダロな。
なかなかオシャレな町役場でした。意外と金あるなぁ御宿町。
・・・でシツコク帰りにも寄っちゃった(笑)。
田中肉店、この味に魅せられたヒトは多いようで、来店客がひっきりなしでした。

 ↑とまぁ、チーバくんの頸動脈(笑)から“グー”の左手くらいまでの往復でありましたが、距離は短くとも初めて走る道ばかりだったせいもあって、ちょっとした旅気分でしたヨ。新しいコロッケ&メンチ処も発見できたコトだし(笑)。実質6時間半の行程なのに、ソレをブログ記事に起こすのにゃ4時間掛かりましたわ(泣)。さ、寝ましょ(笑)。

 それじゃー、また明日。

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8 Replies to “月の沙漠へ・・・”

  1. JRの下請け会社が軌道整備しているようですね。って、ワタシもネットで調べましたわ。
    思うに千葉は労働争議が盛んだったので経営側がさっさと下請けにやらせちゃったのかなぁ…と。

  2. ウチの近所にはJR線も通ってないのに東鉄工業があって、道路からスペノが見えるのよ❤️
    線路もホーム(しかも駅名標も電光掲示板もホームドアもあるの!)も踏切もあって、とても面白いわよ💕
    あぁ、早くJR線が来ないかしら。。。

  3. ううううう
    月の砂漠、御宿。。。

    今を遡る事35年強前、当時の彼女と行って大喧嘩になり、プレゼントであげたティファニーの茶色!(の巾着のヤツ、まあゴールド😅)を砂辺に投げ捨てられて探し回って見つけられず大泣きしたおもひで、というか悪夢が蘇りました。

    コロッケ食べに行きます、きっと。。。

  4. 御宿、仕事で縁があるのに、ぜんぜん訪問していません。
    俄然いきたくなりました。
    つきの~さばくを~

  5. 今回のブログもなかなかの枚数。お疲れ様でした。
    御宿は結構見どころがありますね。
    田中肉店を見つけたのは大きいと思います。

  6. 月の沙漠は、砂漠では無くて沙漠なのですね。
    砂では無く、沙漠の表現が風流ですなあ。
    最近は、火星探査が進歩しており。
    火星探査機「キュリオシティ」の画像が、何処の景色よりも沙漠っぽくて素敵。
    オスマントルコのエルトゥールル号が和歌山に漂着したのは近代少し前。
    この友情の架け橋が今も尚。
    当時の遭難者を救出した美談から300百年近く前、なにしろ徳川幕府が開闢して間もなくに、メキシコの遭難船をチバニアンが救助したとは。いい話。
    方や、仙台にいた頃、広瀬川に架かる橋のたもとでは、水攻めで殉教されたカルバーリョ神父の石碑が残されており。
    まあ、秩序と混沌が、ほど良く織り交ぜられた、古き良き時代の逸話。
    しゅわっち!

  7. この間珍宝館に行ったら、館長さんに砂漠化してると言われて落ち込んでおります。

  8. 後出しコメント:↑水なすのSさんの彼女との大げんか in 御宿話が青春していて良い。ドン・ロドリゴの事件は知りませんでした。そして月の沙漠のこの歌はやはり知っていました(泣笑)

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