マセラティギブリⅡ最終型、メカトリエに初降臨!

 今日も昨日に引き続いて、とっても暑い一日でした。昼間になれば、メカトリエ敷地内の全域が炎天下(ホントにカゲがなくなっちゃうの)となりますんで、屋外での作業はアキラメねばなりません。そんな時、「ハヤく工房棟内が本格的に使えるようになるとイイのになぁ」とは思いますが、まだまだ場内の整備が必要なんで、ソレも日常業務と併行して続けねばなりませんね。嗚呼、ボンビーヒマ無しとは良く云ったワ。

 本日は、超絶蔵出しの逸品、マセラティギブリⅡ最終型の御案内。

初度登録:H9年6月 車検:2年取得 走行距離:46161Km

フルオートマティック ブルースペチアーレ/タン革 ディーラー車 

今日は久しぶりに朝からスカっと晴れたヨ、メカトリエ。水遣りが必要となりました。
オモテが炎天下になってしまいましたんで、工房棟内の掃除をしてましたら・・・
ケロちゃんさんが、なんとサビ止め塗料のシルバーに擬態していてビックリ!
んなコタぁどーでもイイんですが、本日は、昨日に続いて新入荷車の御案内デス。
マセラティギブリⅡ最終型のフルオートマティック車です。コリャ超絶モノ。
後方のあひるんちょと比べて、いかにも低く身構えたフォルムといった感じですね。
このマセラティギブリⅡと云うマシンは、本当に面と線の美しいクルマです。
こうして夕暮れ時に日カゲで撮ると、ディープな色合いの濃紺に見えますし・・・
明かりが当たる半面は、少々パープルも混じった独特の色合いに見えますね。
ボンネットフードの状態も極めて良好。さらにボディラインさんが磨けばバッチリ!
真後ろのカット。ガンディーニ・ビトゥルボで独特なハイデッキのフォルムが今も斬新。
前オーナーは10年ホドこのマシンを維持してこられましたが、ほぼ納車時のまま。
斯くの如くの美しさ(ルームクリーニングは施してません)ダケでも貴重な存在。
リアシートにいたっては、使用感のカケラも無いと云う超絶な状態です。
まぁ、あんまり家族全員で一緒に乗ろうと云うマシンでもありませんからね。
左のドアトリム。ウッドパネルにはクラックや色褪せが見られません。
右のドアトリム。コチラも同様に美しい状態を保ってくれております。
アルカンタラ張りの天井トリムは後方がオチ始めていますので、復元しての納車デス。
地味にウレシイのが、当時正規ディーラーが付けていた純正カセット&チューナー。
総走行距離は46000キロを超えたところ。今となっては低走行車と云えましょう。
ハイデッキが効いて意外な容量を持ったラゲッジスペースも、清潔な状態です。
ボディ色はブルースペチアーレ。ライセンスランプは初代パンダ用が転用されています。
定期的に当店でのメンテナンスを必ず行ってきた前オーナーには脱帽します。
淡々と手入れをして、淡々と乗られてきた個体は、国内では貴重な存在です。
ネオクラシックとなった今、このマシンを手に入れる方は、まさに選ばれしヒトですね。
そんな貴方(むしろ貴女も)の御高覧と御試乗をメカトリエでお待ちしております。

 ↑動画も撮影してみましたが、今ひとつ迫力に乏しいのは、ワタシのドラテクが無いから(泣笑)。あんまり面白くは無い動画ですが、美しいブルースペチアーレが日の当たり具合で刻々と色を変化させていくさまは、動画で御確認頂けると思います。このメカトリエで御高覧を!

 それじゃー、また明日。

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愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

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6 Replies to “マセラティギブリⅡ最終型、メカトリエに初降臨!”

  1. ギブリⅡは本当に不思議です。正直いうと昔はQPⅣと比べて少し魅力に欠けると思っていました。単に分かりやすいガンティーニアーチがない、シャマルのような特徴的なライトカバーがない、とかが理由なのですが…
    ですが、こうやって面とラインをまじまじと眺めていると只者ではない完成度に唖然とするわけです。ガンティーニアーチやライトカバーに頼らずともガンティーニしまくっているわけで、紛れもない秀作と言えます。

  2. 紺+タンというのは、ギブリさんの王道の組合せと自分は考えておりまして、おうおうギブリさんは素晴らしい、と感涙にむせびつつ(ウソ)拝見しておりましたが、この映像、フラットに眺めると結構シュールですね。
    狭い敷地を延々と走り続ける。。。。そして傍らでは農婦が畑仕事にいそしんでいる、という。。
    まあでも動くギブリさんというのはよいものです。

    ケロちゃんさん、写真見て、てっきり存在に気がつかず壁と一緒に錆止め塗料を塗っちゃったのかと思いました。

  3. これは、昔、憧れたギブリの理想形?
    トシとったんで、オートマでノープロブレム。
    こんなに素敵な内外装色の個体、現存する事自体が奇跡かも。

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