マセラティギブリⅡのクォーターウインドーから雨水が入るのをどうにかしようと・・・

 ひょっとすると、東京や神奈川では雨が降ったりしましたでしょうかね。此処メカトリエの在るつくばでは、一日中ほとんど曇り空ではありましたが、どーにか日没時まで雨がオチてくるコト無く過ごせました。

 ツユの間にこんな一日は僥倖。ソコで懸案をひとつ解決したいナ。

いつもとロゴの在る位置がビミョーに違うコックピットに滑り込んで・・・
エンジンは常に一発始動。エアコンもバリバリ効くようになりました。
変わりやすい天候だとの予報は出ていたんで、いつでも退避出来る場所を空け・・・
ギブリⅡオープンカップをオモテに出して、作業を開始いたしました。
左側のドアは、内部の調整作業が済んで、アトは封をするダケに。
翻って右側のドアは、開閉時に金属の擦れ音がするので再び調整給油。
で、いつもは掛けない水流を。洗車にはあらず、侵入経路の探求です。
しばらくすると、やはりリアシート座面下にハッキリと出てまいります。
念のために反対側にも水流を浴びせましたが、コチラは問題ないようです。
後の作業のために、室内に入れるようサイドロールバーをハズしました。
フルバケットシートなので背もたれは前方に倒れてくれません。
クォーターウインドー周囲の造形から、水の入り口を類推してまいります。
不思議なのは、水を掛けても、ウインドー裏は濡れてこない点です。
諸々を考えますと、どうもこの斜めになってる辺の最下部がアヤシイ・・・
水の入った場所には、マイクロファイバークロスを置いて染み込ませます。
ホントは車内側からトリムをハズしたいところですが、困難なので・・・
ボディ側からシーリングを試みるコトにいたしました。マスキングをして・・・
今日は、通常使う黒いシーラーではなくて、色の目立たないクリアでまいります。
コレがシーリング後(笑)。見た目がナンも変わらん、つーか変わっちゃコマる。
コレで明日になったら、再度の水掛け試験を試みます。一発でキマるかなぁ。

 ↑旧いビトゥルボ系のマセラティでは、経年で各ウインドーのシーリングがハガれるコトが時々あります。ギブリⅡの場合には、222時代に開閉可能であったクォーターウインドーをハメゴロシとしたにも関わらず、時にこのような雨水の侵入を許す場合もあります。イヤらしいのは、リアシートの座面をハズさなければ、その事実には気が付かない場所に入ってくるというところです。リアシートの座面をハズしますと、左右にエンジンのメインECUが配置されておりますんで、水没(泣笑)させたらオオゴトです。ま、コンピューターの設置位置は一段高台とはなってますんで、この程度の水量でしたら当面は問題にはなりません。但し、湿気が溜まり、しかもヌケ無いので、周囲の腐食やシートのカビ発生を誘発いたします。気が付いてヨカッタといったところです。

 ・・・にしても、お待たせして申し訳ございませんね、Gさま。

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “マセラティギブリⅡのクォーターウインドーから雨水が入るのをどうにかしようと・・・”

  1. シートの下でECUが水没
    なんて考えただけでぞっとしますね。
    ギブリⅡしかもオープンカップのECUの部品なんてもう地球上に残っていないでしょうから。

  2. このギブリオープンカップは、右ハンドルで、珍しい。だから助手席側のダッシュボードのギブリマークが逆なんですね。
    水漏れは完治かな⁈

  3. 超絶スタイリッシュなギブリⅡをワンメイクレース用に仕上げたギブリオープンカップの存在感、半端無く。
    しかもレース専用車両が、ナンバー付けて公道を走れるだなんて、どなたが為し得たマジックなのか。
    凄いなあ、このギブリオープンカップ。
    おぐさんにお似合いですが、この唯一無二のオープンカップは、名古屋のGさまのものでありますから。
    Gさま、目の付け所がさすがです。お目が高い。
    おぐさん、このギブリオープンカップが欲しかったならば、たこちゃんとGさまに全〇で土下座しなければなりませぬ。
    大丈夫、このシルバートライデント仮面、おぐさまと一緒に全〇の土下座も厭わぬ次第・・・。
    たこちゃん「↑やめて!(泣)」

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