タミヤ歴史館探訪(その1)

 今日は、午後から雨が降ってくるとばかり思っておりましたら、昨日の雨雲予想とはチト変わったらしく、つくばのメカトリエ界隈の空には重たい雲が載ってこそおりましたが、夕方まで雨は一滴もオチてこなかったんで、全力で屋外作業に従事いたしましたら、もう全身がイタいっす。ソコで、せめてブログの方では、“少年時代の懐かしい思ひ出”に浸りたいと思うのでありました。スミマセンね、趣味のハナシで・・・

ソコは、静岡の何でもない街の中に聳え立ってました・・・
世界に誇る“二つ星”、プラモデラーの聖地、タミヤの本社であります。
その本社には、完全予約制のタミヤ歴史館というのがございまして・・・
全世界のプラモデラーたちが、いつかは訪れたいと思うようなスポットです。
コドモの頃には、どんなに憧れても手に入れられなかったビッグスケール戦車。
翻って、タミヤがプラモ関連用品として初めて出したエナメル系塗料の“パクトラタミヤ”は、まさに当時、このセットをヒト月分の小遣いを全ツッコミして手に入れたモノです。懐かしいなぁ・・・
で、せっかく色が塗れるようになったからと、兵隊さん人形を作る作る(笑)。
1/35ミニタリーミニチュアシリーズのドイツ戦車兵セットなんかは、確か売り出された時に80円くらいと比較的安価だったんで、戦車は持ってない(笑)のに何個も買ったように思います。
ああ、このチーフテンは、なんかのプレゼントで頂いたように思います。
1/100ミニジェットシリーズは、安くて出来がイイんで御世話になりました。
1/250を謳うフライトシリーズは、ワタシよりお兄さん世代の品物です。
まだ、商品の価格に5円という単位が生きていた時代の逸品です。
1/50とか初期の1/72の旧日本軍大戦機はミニベビーモーターでプロペラを回すコトが出来ました。こういった懐かしい箱絵を見ておりますと、コドモの頃の“雨降りの日曜日”が思い出され、ホノボノとした気分となります。
スーパーカーブームに乗らなかったタミヤも、カウンタックだけは出しましたね。
1/8ビッグスケールオートバイシリーズに、ワタシの初愛車もありました。
嗚呼、プラモ屋や池袋西武の6階で、悶絶しながら買えなかったヤツら・・・
ジャッキースチュワートのマートラMS11、再販してくれないかなぁ・・・
小学生の当時、一番欲しかったF1が、このロータス72でしたね。
初期の頃には、こうしてタテ型に箱絵が描かれたモノもありましたっけね。
昭和40年代の初頭に大流行したスロットレーシング用キットの転生した姿。
ブームに乗って色々と発売されましたが、ブーム終焉後はドンガラキットに。
思えば、コレを作るために参考資料として(笑)実機を手に入れたんでしたっけ。
おお、このキット欲しい。ホンダの失敗作、2サイクルV3エンジン(マシンハヤ〇サぢゃないヨ:笑)搭載なれど、中間シリンダーが冷却不良で焼き付くとの由。でも、今となっては、こういったモノこそが懐かしいのよねぇ。
ヤマハのダンダラ模様グランプリレーサーはケニー・ロバーツ様の乗機。
RZ350は完成品を自宅の居間に飾っております。ベルーガ、懐かしい・・・
1/16ラジオコントロールのシャーマン戦車。驚愕の価格にブッ飛んだモノ。
タミヤが木製模型からプラスティックにシフトした極く初期のキット群。
箱絵の図柄を変更しながら、後年まで売られていたモノもあるようです。
1/48のモーターライズ戦車たち。コレ安かったんで、よく爆竹の餌食に(笑)。
タミヤで軍用艦と云えばウォーターラインシリーズが有名ですが・・・
喫水線から下を持つキットも意外に多数商品化されていたんですね。
こうなると、もはやプラモデルの域を越えた模型芸術ですね。
芸術と云えば、箱絵(ボックスアート)も楽しみの一つですね。
上の箱絵、展示室への通路に掛けられていた原画そのものではないですか!
ディオラマ(近頃ではダイオラマって云うの?)には、凄みすら感じます。
こういったモノを風景ではなくて“情景”と表現するのは、正しいのかもね。

 ↑というワケで、アト一回続きがあります。見捨てないでね(願笑)。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “タミヤ歴史館探訪(その1)”

  1. 三つ子の魂百まで、の如く幼少時・青年時、欲しくて欲しくて買えなかった怨嗟は未だに残るものですね。
    私は田宮はカタログばかり眺めていました。
    ガンプラとスケールモデルの両方に手を出すような経済的余裕も技術的能力も持ち合わせていませんでした。
    とはいえ、ちょこっとは買ってましたね。
    昔は模型屋が憧れの商売でしたっけ。
    中でも田宮は別格、神々しい感じでした。

    にしてもΓはプラモつくるために実機買った?
    まるで田宮模型イズムそのものじゃないですか。

  2. 1/12スケールのF1は何台か作りました。ロータス49、72D、フェラーリ312B、ブラバムBT44B、懐かしいですね、多分物置部屋に当時の図面が何枚か残っているはずです。一度タミヤの本社に行ってみたいですね、ちなみに、当時のタミヤのスロットカーのキットは良く出来ていて、アルミシャシーに簡単なリアサスモドキが付いていてソコソコ走った記憶があります。カレラ6、ロータス30、キングコブラ、など。尚私はパクトラではなくレベルカラーとハンブロールでした。

  3. いや~、たこちゃんのタミヤ歴史館レポート、見ていて飽きないですねえ。
    小学生の頃、精巧なディオラマ写真を見て、コロコロコミックに連載されていたプラコン大作を思い出しました。
    でも、近頃ではダイオラマって言うのですね。高僧みたいだな。。。
    そー言えば、プラモ狂四郎も思い出しましたっけ、こっちはたまたま家にあったコミックボンボンの一話しか読んだ事が無いのですが。
    最近、使われる「魔改造」って言葉は、プラモ狂四郎がルーツだったんですね。
    なるほど。

  4. 皆さん、やはり食いつきますね~。
    見ているだけで楽しいです。
    今回で終わらずその1とは。その2も凄そうです。

  5. ドイツ軍1/35シリーズ、四輪装甲偵察車、ケッテンクラート、シュビムワーゲン、ハノマーク兵員輸送車、7.62cm対戦車砲を作りました、戦車は買えなかったから。しっかしそれらはどこにいったのか?
    両面開きの筆箱の裏を開くと緑のフェルト生地が貼ってあり、そこに1/700の航空母艦の艦載機を並べて遊んでましたね。
    あー懐かし。

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