フェラーリ モンディアルt、再生への道(その1)

 「オレはもうモモタロウになっちゃったんじゃなかろうか」という具合に、ワタシの行くところには、必ずキジさんがいらっしゃいますが、コレは何かの吉兆だったらイイのにな。大分の大魔王様とのビデオコールでそんなハナシをいたしましたら、「ああ、キジね。サッパリしてて美味いよね」と仰られるんで、日本に来てハトを見ると、思わず美味そうだと思ってしまうというア〇ネスチャンさんの逸話(香港じゃフツーらしい:笑)を思い出しました。んなこた、どーでもイイんだわ・・・

今朝はね、メカトリエに着こうとする直前に、キジさんがヘコヘコ歩いてました。
相変わらずにたこヨメは、抜いても抜いても出てくる雑草と闘っております。
一方で、出しても出しても新たにヤッてくるのが、ややこしいクルマたち(笑)。
発掘した日には、ルーフと左サイドにコケの層がビッシリとヘバりついてました。
ドアとクォーターの両ウインドーも完全に白濁して、当日の視界はゼロでした。
搬入した翌日の水曜日。朝一番に撮影したのが、この画像。まずは水拭きだナ。
右サイドは比較的キレイに見えますが、ソレはホカがヒドいから(泣笑)。
右手指に指紋が無くなるまで「シーカーシーカー」と匍匐前進で磨き進め・・・
クォーターウインドーに続いては、超頑固なドアウインドーとの闘い。
コケによる白濁はルーフやクオーターの他、磨き難いエンジンフードにまで及び・・・
テールエンドの折り返し造形の内側にあるコケヨゴレも一掃してから磨き・・・
比較的軽症なフロントエンドからクォーター方向へも徐々に磨き進め・・・
あまりにもゴツいドアウインドーは、著しく体力を削ぐので少しずつ・・・
「はぁはぁ・・・アトもう少し」もう指が、ムラサキ色になってます(泣笑)。
左サイドのドアとウインドーに付着したヨゴレを取り除いた状態がコレ。
左サイドのクオーターパネルとスリット造作までを8割方磨き上げた状態。
ここまでまいりますと、だいぶん見られるようにはなってまいりましたが・・・
ちょっとイイ気分になってまいりましたんで、アレを手に入れに行こ。
開いててヨカッタ・・・
アストロさん。つくばにもあってヨカッタわぁ。
ルーフの劣化層は本当に分厚く、ウインドーレールとの境を手磨きしたアトに・・・
残りの大面積は、新兵器を使って除去するコトに・・・手掛けじゃムリ!
それでも手磨きを併用しながら、分厚い岩盤を研ぐように少しずつ磨き出します。
夕方までには、工房棟の天井が映り込むまでにはなりました。「ふぅ~!」
エンジンフードを磨く前に新兵器がオーバーヒート(泣)して、本日はコレまで。

 ↑ロシアとウクライナの戦争が影響して、特にヨーロッパ諸国からの船便コストがベラボーに高騰しておりまして、現地へのパーツ発注は運賃とのお見合いと化しておりましたが、本日ようやく発注を掛けるコトが叶いました。種々必要なパーツが揃うまでの間は、こうして商品化作業の方も徐々に進めさせて頂いております。雨降りが続いても、メカトリエの全天候型工房棟(笑)では粛々と作業を進めるコトが出来る様になりましたんで、本当に有難や。モンディアルtも何時の日か・・・

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “フェラーリ モンディアルt、再生への道(その1)”

  1. 頑固なヨゴレの除去、根性いりますね。
    おかげで、美しさを取り戻しました。
    モンディアルt、改めて見ますとよい造形です。

  2. いいなあ、モンディアルt。小文字のtの気弱な感じがなんとも。
    T型配置を表しているはずなのにt。

    まあでももう天上界ですよねえ。
    ううんううん。

  3. モンディアルTさんは、お不動さんになられて、どれだけの月日が流れたのでしょうか?たこちゃんのカビとの戦いをみると、10〜15年くらいでしょうか。エンジンに火が入るのはいつの頃か?!楽しみです。

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