激闘!カンパーナ(その8)

 今日からは、またしばらく秋晴れが続きそうですね(喜)。カンパーナ先生の方も、まるで初代アニメの天才バカボンに於ける、ハジメちゃんが生まれそうでなかなか生まれないというエピソード(音出ます、注意)を彷彿とさせる体でして、エンジン再始動に漕ぎ付けるまでには、「まー、ナンのコトはない、結局ぜぇ~んぶバラすんかい(泣笑)」といった泥沼の日々を続けております。「今日こそは、お願いっ!!」

朝から、さっそく点火系統をハズしております。
ハズされたのは、6本のダイレクトイグニッションコイルと・・・
同じく6本のスパークプラグです。
プラグホールからヘッド内の機構部分に極く少量の潤滑油を送り込みます。
エンジンオイルは、いつものモチュール300Vルマン20W60です。
規定量のエンジンオイルを注ぎ込みまして・・・
再度リフトアップし、クランクシャフトを手動で漕ぎ、滑らかになるまで回します。
で、リフトを下げまして・・・
トランク内のバッテリーを繋ぐと、トランク灯が無事に点きました(喜)。


↑無事に電源が入ったものの、スターターがウンともスンとも(泣)。

スターターモーターを診るためにはインジェクション降ろしとなります。
せっかくなので、バンク上を清掃いたしましょう。
こぉ~んなところにスターターモーターが位置しております。
一度は交換されてるっぽいナと思いつつ、ハズしたスターターを洗浄いたしますと・・・
案の定、スッキリとキレイに生まれ変わりました。
んじゃ、バッテリー直結で回してみましょ・・・


↑ハズしてみれば、勢いよく回るんだよ、コレが(泣笑)。

電圧がドロップしてたんで、見るからにヤバそーなバッテリーターミナルを交換。
銅製ターミナルに新装して、しっかりと締結いたしましたら・・・


↑おおっ!初めてクランキングが出来たゾ!!(直結で、だけど:喜)

ま、こうした細かい部分も分解するコトで仕上げられたんで、ヨシとしよう(笑泣)。
日没時間までに、再度インジェクションを載せて組み上がりました。

 ↑初めてのクランキングに成功して、3時の休みに三男曰く「もうホントにコレ、水前寺清子の歌みたいだよ・・・」気が付けば、彼自身のタブレット端末から“三百六十五歩のマーチ(音出ます、注意)”が流れてまいりました。その気持ちはイタいホド分ります(泣笑)ケドね。

 エンジンの再始動の儀は、またまた明日に順延となりました(泣)。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “激闘!カンパーナ(その8)”

  1. 豪華動画付き解説、スバラシイ!
    ですが肝心の再始動はまだという…(嗚呼匍匐前進…
    つぎが待ち遠しいです
    まさかエアホルモンでライブ配信とか?

  2. 社長、工場長お疲れさまです。
    感動で言葉が出ない。。気合とパッションが凄すぎる。。楽しすぎる👏

  3. そうそうない事態だと思うのですが(そうそうあったらたまらない事態でしょうし)、それでも何をどうしたら何がどうなるを的確に弁えて三歩進んで二歩下がっておられるところが、何とも奥床しくてたまりません。
    カンパーナ エンジン回るの いつかーな

  4. なかなか手に汗握る展開で、まさに悪戦苦闘。んーなかなかね、工場長と社長には頭が下がります。。。。

  5. クランキング成功、まずはおめでとうございます。
    動画が、泣けます。
    たこちゃん、工場長、良く頑張りました。
    でも、エンジン始動はおあづけだったんてすね。
    次こそエンジンの始動が成功しますように。

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