超高速!南会津・奥会津紀行(その5:大内宿③)

 世の中はヨンレンキュ~の三日目であった土曜日。お部屋に籠って“観戦”している方も、ドコかに逃亡(笑)されている方も、御元気でお過ごしのコトと思います。「コチトラはシゴトでぃ!」って方々もいらっしゃるかと思いますが、そのお気持ちはよぉ~く分りますヨ、御同輩。ともあれ、万人の頭上にお日様が燦燦と照り付ける真夏はとにかく暑いです。感染症対策はもちろんのこと、熱中症にもお気を付けくださいね。

 熱帯夜も続く昨今、本日もコチラで清涼感を浴びて頂きましょう。

え~、7月12日(月)の朝10時くらいっす。今日も懲りずに大内宿へ。ところが、駐車場事務所前で一服していたワタシの耳に予期せぬハナシが。「ナンか今、イバラキから学生さんの団体が入って来るって」「そんなの聞いてナイよ」と会津弁でのヤリトリを聴いたが早いか、5台の大型観光バスが次々と駐車場内に入ってまいりました。時節柄、波に押し流されぬように気を付けなくちゃ。あ、向こうから大群が・・・先を急ごう。
時節柄憚られるところですが、こんな民宿に泊まって車座で語り合えたらなぁ。
旧い部分と新しい部分が一体となったハイブリッド物件もありますね。
入口のところにおぢさんが立ってて、「奥の鳥居の向こうで売ってますよぉ~」と。
果たしてソコは、前日に行った旧本陣建物前の広場。早速ワンセットを手に入れました。
でもまぁ、昼メシにはまだチト早い・・・
まずは、本日のメインイベントに突入いたしましょうか・・・
そうです。お詣りです!
一の鳥居の後ろには「高倉神社」とありますが、ソレらしき本殿が見当たらないなぁ。
一の鳥居を潜れば、「あんれまぁ、あんなに遠くに二の鳥居が」
ジョギング中の近所のオバハンと挨拶を交わしつつ、未舗装路を歩きます。
ワタシがキョロキョロしているうちに、たこヨメは、とっとと二の鳥居前に。
白木造りの美しい二の鳥居。スグ横に在る会社のヒトが羨ましいナ。
村社とありますから、まさに「♪むーらのちんじゅのかーみさま」、鎮守の森。
樹齢の長そうな樹々の中をアガってまいりましょう。
振り返れば、こんな感じ。
鎮守の森には水路が流れています。
清冽な水の音を聴きながら橋を渡りましょう。
橋や石段のひとつひとつにも歴史を感じますね。苔がキレイ。
ああ、もうあぁ~んなところにたこヨメが。足腰ヨワってるなぁ、ワタシ。
一段一段噛み締める様に、ゆっくりノボってまいりましょ。
ようやく本殿前に到着。懇ろに参詣させて頂きました。
その傍らには、見るからにスゴそうな杉たちが・・・
いかにもオーラがアリアリだと思ったら、そりゃそーだの樹齢800年。
樹高56mの方は、その全景を撮り切れませんねぇ。
本殿のうしろに回ってみますと・・・
森の中全体がパワースポット感に満ち溢れています。
なにげなく目に入るものすべてが、どこか神々しい。
本当に歴史を刻まないと出せない味わいです。
この屋根のトンガリ具合もビミョーな複合Rを描いていて美しいフォルムだなぁ。
この境内にしばらく居させて頂くと、チカラが漲ってまいりました。
「有難うございました」名残惜しいですが、そろそろ失礼するコトにいたしましょう。
足腰ヨワると、クダりもコワい。ヨチヨチと一段、また一段と・・・
はぁ、ようやく鎮守の森から下界に出てまいりました。
団体さんの居るオモテ通りを避けて歩けば、ウラ通りに激シブ物件を発見。
サスガに現用ではなさそうですが、ヘンにレストアされてないのが高評価。
ポストの脇では、モンシロチョウチョも気持ちよさそにしています。
あ、ココ、前日に訪れた旧本陣のウラ側なんだぁ。
電線や電柱などの無粋系は、すべてウラ通りに。大量の薪が厳冬を想起させます。
この屋根、サイドにスキマが空いているのは、ワザとなんでしょね。
アノ最奥部の山の中にノボってみたかったんですが、団体さんが入っちゃってて・・・
仕方が無いのでウラ通りの探索を続行。「あ、ホントに草が生えてる!(芝棟)」
ああ、このお家もスゴい屋根だなぁ。
で、ヒトの多い場所を避けつつ歩いてたら、フツーの観光客が来ないよなハズレまで。
このあたりが歴史的建造物保全地区の境目って感じなのかな。その先へイキましょう。
裏口から見つけた“氷”の文字に誘われて、オズオズと惹き込まれました。
ココなら、今のところだぁ~れも居ないんで、安心して休めそうです。
まずは、ポットの中身である良く冷えたほうじ茶のウマさが絶品なのですヨ。コレ飲みたさに、もう一度当地を訪れる決意をしたくらいです。きっと水自体がイイんだろうなぁ。
「とりあえず、カキ氷もらおうか」待つコトしばし・・・
通常の宇治金時ならぬ、ほうじ茶金時(練乳はオプション50円)。
氷の部分を食べ進めて行くと、しっかりした高級小豆が顔を出します。超絶の美味!
件のクーポン。すべてが実質半値となるので買わなきゃソンソン。ソバ用が要るな。
ワタシの向こうに見えるのが旧本陣。たこヨメはクーポンの追加購入に奔走中。
ここのお店のねぎそばには、大根おろしが載ってるのがイイ。キューちゃんもウマい。
まずは当地の御作法に沿ってネギを箸代わりにして・・・「喰えるワケねーダロ(笑)」
デザートは、なんかモチ(忘れた:泣)。なんだか、このお店は居心地が良すぎるワ。
裏から入店したので、ようやく全景を確認出来たのは店を出る時に。山形屋さんでした。
たいへん名残惜しいのではありますが、そろそろ次へ向かいましょう。
あ、さっきまでの雑踏が無くなってる。少しホッとしました。
団体の方々が最奥部の山に行ってるスキに、駐車場まで一気に戻りましょ。

 ↑というワケで、予期してなかった団体さん登場に拠って、結局未到達となってしまった部分も残した大内宿には、再々度チャレンジしたいと思っております。このシリーズは、残すところアト半日分ですから、もう少しガマンしてくらはい(たった二日間のハナシなのにね:笑)。

 それじゃー、また明日。

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3 Replies to “超高速!南会津・奥会津紀行(その5:大内宿③)”

  1. 高倉神社、趣のあるいい神社です。
    夏でも木陰で涼しそう。
    山形屋のそばとかき氷のセットで巡るのが良さげです。

  2. 叢に佇む錆びついた円筒型の郵便ポストがオーパーツ感満載で、凄〜くいい味醸し出してます。
    そして、このネギで食べるシンプルなおろしそばが美味しそうです。
    蕎麦は素晴らしく。
    ついついかき揚げとかトッピングしちゃいがちですが、蕎麦を引き立てるにはこのシンプルさが重要なのですね。
    ああ、明日の昼食は、おろし蕎麦大盛だな。

    東京オリンピックの開会式では、各国のオリンピアンの衣装が超絶御洒落で、また各国を代表するアスリートの凛とした表情が素敵で、思わず見惚れてしまいました。
    ・・・万吉、まさか素肌に新国立競技場を羽織ろうなぞ。。。
    境町の万吉「大丈夫、生粋の日本人たる挟持をいだき、各国を代表する皆様に見劣りせぬ誇らしき正装で臨む次第」
    たこちゃん「↑やめて!(泣)」

  3. 高倉神社は質素ながらも神々しい雰囲気がありますね。そしてねぎそばいいです、食べに行きたい!

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