超高速!南会津・奥会津紀行(その3:大内宿②)

 7月も下旬となりまして、いよいよ夏の暑さも本格化してまいりました。本来でしたらね、「そろそろLet’s Bon-dance!だな」と、町内会のお楽しみも控えてウキウキですが、昨年に続いて今年も中止なんダロなと思いますと、暑さもコタえてゲンナリいたします。

 また、今年はズルズルと引っ張ってしまいましたけれど、今は“緊急事態宣言中且つお盆休み前進行モード”で納車準備車輛に全力投球のハズなのですが、まだ次々と修理や車検の依頼が舞い込んでまいります。本日迄のオファーを以って、次の御予約は8月18日(水)以降の日程とさせて頂きますので、何卒御協力くださいますようお願い申し上げます。

 さぁ、ツユ明け以前の先週11日に戻って涼をとりましょうね。

前回は、ワタシが本陣座敷でヘバってるところまででしたが・・・
その目線で正面を見れば、このような感じでした。
こうして甲冑一式が展示してあると、武家屋敷感も盛り上がります。
上段の間と題された部屋。少し立派な田舎のじーちゃん家みたいです。
こりゃお風呂場かな。隣には雪隠(オ〇ル)も在ったケド、撮影は遠慮(笑)しました。
この建物内に展示してある品々は、みな燻されたように黒ずんでいます。
この卓上レコードプレーヤー(蓄音機よりは新しい?)も然り。
真空管式ラジオも然りで、まさにセピア色です。囲炉裏の煙で燻製化しちゃうのかな?
とりわけ年代の旧そうなモノになると、もはや炭化しているかのよう。
だけども、コレは上辺の演出効果ダケでは得られぬ重厚さですね。
ま、確かに、これだけビッシリとヤニが付着してるくらいだモンなぁ。
かつてのこのあたりは、“岩代國若松懸”って呼ばれていたのですね。
2階にもアガれるようなので、急な階段をノボってみました。
糸を手繰る器械のようです・・・「アレ?」
コレなんか、自転車のホイールそのものって雰囲気ですが・・・
ハブシャフトレバーの形状もクイックレリーズレバーに似ています。
「昭和拾壱年 五月之求 南部喜三郎」とあります。購入年月の記載なのかな。
やはり宿場町としての機能を失ってからは、養蚕や麻栽培で糊口をしのいでいたようです。
周囲から景観保存をと云われても、茅葺屋根の保守はたいへんだと思います(感謝)。
「少しは、雨も小降りになってきたかなぁ・・・」
うわぁ、なんだか却ってヌカルミの世界に(泣笑)。思い切って出ましょう。
このお店は、頻繁にテレビなどで紹介されているようです。
なんでも、この“ねぎ一本で食べる”蕎麦の元祖を標榜しております。
大内宿一帯は、だいたい夕方の5時で店仕舞いのようですが、もう閉まってるお店も。
アレ?ココも閉まってる。まだ4時過ぎってところなんだケド・・・
行燈に描かれた家紋が只ならぬ気配を発しておりましたが・・・
やはり、随分と由緒ある御蕎麦屋さんの建物であるようです。
どうも、宿街の一番奥の方から早仕舞いして行くように感じられました。
まだ開けてくれているお店には、ヒトが集まります。
この建物が大内宿のドン突き部分に建っているのですが・・・
湯殿山の碑が。この裏手が山なの?
あ、ココをアガるのか?あ~ムリムリ。この雨中じゃソーナンしちゃいそう(泣笑)。
で、踵を返して駐車場方向に。今度は進行方向左手を中心に撮影しています。
大内宿の一番ドン突きあたりから、メインストリートを眺める。遠いな、駐車場(泣)。
トボトボと歩きまして、ようやく火の見ヤグラと一の鳥居のところまで。
さらに先を急ぎまして、酒屋さんのヨコにある広場まで到達。
国が保存地区に指定したのは昭和56(1981)年だから、今年は40周年ってコトか。
ようやく駐車場の在るところまで出てまいりました。
雨天は覚悟の上での訪問でしたが、明日は晴れるとイイなぁ・・・
駐車した時には、周囲がクルマでいっぱいだったところに、今やポツンとロド丸が。
せっかくだからと、茅葺屋根をロド丸に載せるオアソビをしてみました(笑)。
さぁ、5キロの山間ワインディングをイキましょう。
で、もう到着。行き掛けにチェックしていた会津鉄道の駅です。
駅舎も立派な茅葺屋根です。こりゃサスガですね。ロッソポストもイイ味。
駅前と申しましても・・・
目を惹くのは地元タクシー会社の激シブな営業所のみ。
駅前から数分で、今夜の宿に到着。宿泊客は我々含めて2組(3人)のみだそう・・・
部屋からの景色。当日のブログをココで書いてから、ソッコー露天風呂に行きました。
風呂上がり。まだオモテが明るいウチからのディナータイム。肴も色々と・・・
「あ~、今日はよく走り、よく歩いたわ。カンパァ~イ!!」

 ↑う~、コレ書いてて、なんか同じ“令和3年7月の日本国”なのに、どーしてこうも違うのかと思っちゃいました。練馬も東京都内じゃ緑も多くて快適な部類なんですケドね。あ、練馬は特段に暑いんでしたぁ。やっぱソコは大違いだわナ(ヒートアイランド現象のバカ:泣笑)。

 あー、そうそう。今晩18:30からは、ラジオのニッポン放送でワタシが敬愛する“本邦CMソングの父”三木鶏郎先生の特番やるらしいので、早くアパートに帰って60年前の秘蔵音源(喜)に癒されましょ。

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “超高速!南会津・奥会津紀行(その3:大内宿②)”

  1. 囲炉裏の煤やヤニはスゴイですね。
    あれをみれば、かつてのダイオキシン騒動が滑稽に思えてくるというものです。
    デポさんではダイオキシンなんて屁でもないようなヤバめの気体を吸い込むような作業を日夜繰り広げているとか…
    頭が下がります。

  2. ねぎそばの大和屋はテレビで見たことあります。
    途中でネギかじるやつですね。
    とっても食べづらいですが、インパクトがあり憶えてました。

  3. たこちゃんから教えていただいたトリローさん特集なのですね。ニッポン放送で。
    ラヂヲ文化は偉大なり。

    奥会津の秘境探索、なかなか良いですね。
    露天風呂の後の食事と酒が美味しそうです。
    会津の酒、飛露喜が美味いのですが、福島で日常的に晩酌する酒は榮川(えいせん)でありまして。
    酒のアテでは、鰊山椒、いかにんじん、馬刺が懐かしや。

  4. 雨の大内宿も悪くないけど、晴れたときにも行ってみたいですね。ロド丸もいーけど、あひるんちょもまたこれ大内宿が似合いそう。

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