超高速!参勤交代な、ソコソコ高速ドライブ(その4)

 この“いわき探訪シリーズ”も、とうとう週を跨いで(その4)に。実は始める前から、大量の撮影画像を前にしてボーゼンとしていたワケなんですが、出しても出しても画像が減って行かないんで、コリャなかなか完結にいたりませんねぇ(泣笑)。段々と、旅のキオクも薄れてまいりましたんで、ココらで一気呵成に完結までなだれ込みたいモノです。

夕方になってまいりました。今宵(6月20日)の宿へと急ぎましょう。
田んぼが一面に広がる大地が延々と・・・と、ソコに忽然と建っていました。
今晩御世話になる「かんぽの宿 いわき」であります。
建物のコッチ側は田園風景ですが、反対側は海なんです。
そして、全室がオーシャンビューであるところが素晴らしい。
早速、晩メシ前に露天風呂でも楽しみましょうかね。
バルコニーに持ち込んだビールで乾杯して景気付け。
そして、お待ち兼ねのディナーは、三密とは無縁の個室が宛がわれ・・・
感染症対策もバッチリで、周囲にヒトも少ないので、まったく心配はありませんね。
当館で一番シンプル且つ安価なメニューなんですが・・・
篭盛りの料理は、目にも楽しく十分なボリュームでビックリ。
トドメに釜メシかぁ。コイツはイイな。
ビールで乾杯!コレも無料なプラン。
コレは有料オプションの楽しい利き酒セット。昼間に行った大平桜酒造のいわきろまんも在るんで、楽しめました。
食後のレストラン前。ディスプレイを眺めつつ、「ドレを手に入れて帰ろうか」と。
エレベーターホールで田園の夕景をバックに、ホロ酔い御機嫌モードのワタシ。
部屋は琉球畳にシモンズベッドという和洋折衷の高級仕立て。コレは素晴らしい部屋だ。土足じゃないし、布団敷かなくてイイんだモン。
海側が次第に暗くなって行くのを惜しむように眺める。
もう一度、露天風呂に行く気合も無く・・・
今晩は、ハヤいケド寝ましょ。えぇ、まだ7時半ですが(笑)・・・
「はい、消灯しますヨ」・・・ZZZZZZZ。
6月21日(月)、夏至の朝となりました。
ん~、ヨク寝たらハラ減った。時節柄、マスクして手袋して・・・それでも美味しい朝食のバイキングでハラいっぱいの大満足。
今日は、天気も上々の様子で嬉しい誤算。
そろそろ、出掛けてみましょうかね・・・
で、ココで登場、カルガモ軍団(笑)!
宿の職員方とアッチコッチ覗いて廻れば・・・
時々クルマの床下からノコノコと出てくるのがキュートっす。さぁ、出動!
とりあえず海岸線を走ってみれば、こんなところに石碑群が・・・
どーして、ココでお嬢が出てくるの?・・・ひょっとして、アレか?
「ひばりのその」っていうのかしら。
結構、いわき市との所縁が深い様子。
この石碑の前に立つと、センサーで自動的に流れて来たのは・・・
「そうそう、コレだよコレ!」なサウンドが石碑に仕込まれたスピーカーから流れ始めました。“塩屋埼灯台(アッチ)”と案内看板の文字を目にした時から「♪なぁ~んちゃら、かんちゃらぁ~、しぃーおやのみぃーさぁきー」って歌が脳内を駆け巡っておったのですが、「♪なぁ~んちゃら、かんちゃらぁ~」の部分がどうしても出て来なかった。美空ひばりお嬢の歌唱であるコトだけは分かってたのに・・・あ、ホルモン二次会カラオケBanBanでの「TERRA」さんの歌唱でしかフルコーラス聴いたコト無かったし(笑)。
そうそう、「みだれ髪」っていう題名だった。ナンで忘れるかねぇ。
どうも、灯台までアガればミュージアムも在るらしい。「さぁ、上ろう!」
ツラいシゴトをしてる時、この歌が思い出されます。ちなみに今日も(泣)。
「♪オ~レら、みぃーさっきのー、とーだいもぉりぃはー」脳内グルグル(笑)。
スタコラスタコラとひたすら無口になって歩を進めます。急勾配。
「えぇ~!まだ半分なの?」・・・ゼエゼエ。キツいわ、コレ。
おー、だいぶん上の方までアガってまいりましたヨ。アト少しかな・・・
ようやく山頂(笑)に到着。「お疲れさまでした」、オレ。
コレが名にし負う塩屋埼灯台であります。予定外でしたが、訪れてヨカッタ。
ちょっと、早い時間に来過ぎちゃったんで、周囲の風景を楽しみます。
玄関口の門の在る場所から、さらに岬の突端まで進みます。
こういった物品のひとつひとつも、いちいち大仰なのがイイところです。
昭和46年(西暦1971年)までは、職員が常駐していたという・・・
こっからでの眺めでも十二分に景色を堪能できますが、灯台にも上りたい。
灯台の手前には、ミュージアムが併設されております。アト5分で開くみたい。
開館時間になりましたので、チケットを購入して中へと入ってみましょう。
まずは、「しおやさき灯台物語り」と題されたボードが目を惹きます。
「喜びも悲しみも幾年月」は、映画やテレビドラマで幾たびもリメイク。
松本零士先生直筆(肉筆)の、銀河鉄道999&塩屋埼灯台カラーイラスト。
塩屋埼灯台の位置する場所は、このようなところです。
初代は明治32年と申しますから、西暦1899年。122年前!
ムカシ使われていた光源ユニット。オブジェとしても美しい産業遺産ですね。
せっかくなんで、灯台のテッペンまで上ってみましょかね。
・・・ひゃくさんだん(泣)。こりゃキツそーだなぁ。
現在では、この大きな大きなレンズの土台も電動で回してますが・・・
この大きなレンズユニットを根こそぎ回転させるために嘗て使われていた、手動でオモリを巻き上げる装置。電気が無かった時代でも、メカと物理の法則で勝負してたのね・・・
そのオモリの自然落下に依存して、回転運動の動力としてたそうです。ムカシのヒトの創意工夫って、ホントにスゴイと思います。見習いたいところです。
はぁ~、ようやくアガってまいりました。朝から上ってばっかり(泣笑)。
宿のバルコニーから見えてた灯台に、こうして、今居るのも不思議な気分。
あ~そろそろ帰り道方向に歩を進めん。灯台を(また103段)降りましょ。
というワケで、たまたま寄ったダケなのに充実した灯台周辺でしたワ。

 ↑今日は、雨降りの間隙を縫って、午後から夕方まではマセラティギブリⅡ最終型の天井ハガし作業をやってたんで、そのあと画像65枚仕込みはキツかったぁ。当シリーズもアト一回でキメないと(泣笑)。

 それじゃー、また明日。

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4 Replies to “超高速!参勤交代な、ソコソコ高速ドライブ(その4)”

  1. 本日も記録更新の画像65枚。
    「かんぽの宿 いわき」は綺麗なお宿で満足ですね。
    塩屋埼灯台はやはり上からの眺めが抜群かと思います。

  2. いわき市の地図で確認していた時に見えていたんですよ、美空ひばりさんの碑は。「いくんだろうな」と思っていたらビンゴ!でした。
    塩屋埼灯台はいろいろと学びが詰まっているようですね。先人の知恵って、本当に恐れ入るものが多々あります。

  3. はい!勝手に自称福島県観光大使まで、あと少し!たこちゃんズは、千葉県、茨城県沖縄県の勝手に自称観光大使に続いて、4県目に就任できるか?

  4. いわきは、昔、仕事でしょっちゅう通っていたのに、こんなに観光名所があったとは知りませんでした。
    仕事で通う場所で休日を過ごす事は、あまり乗り気がしなかったもので。
    でも、いわきは東北なのに南国リゾート感がテンコ盛りでありまして。
    今は行ってみたいかも。
    温泉施設のコース料理に酒、良いですね。

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