今日は、1/1スケールのハナシ(笑)。

 まぁ、昨日までの休日のように、1/24スケールのディスプレイオンリーなプラモデルを作っている場合には、内外装の見てくれダケをどーにかすればいい(ま、ソレはソレで、それなり以上に難儀ではありますが:泣笑)分、幾らか気がラクってなモンですが、ソレが1/1モデル(笑)ともなりますと、ソリャもー、各部が“動く動く”のギミックだらけ。その一つ一つを、どーにか正常に動かせるように持って行くのも旧車屋のツトめなれば、日々の作業は「ンなコトばっか」となります。

先週の土曜日には、マセラティクアトロポルテV6前期型(「新潟のY」さん号)を雨の中で泣く泣く出荷いたしました。
翌日の日曜日午前中には、無事にお納めするコトが出来ました。「Yさん、本当にお待たせいたしました(ペコリ!)」で、場所が空きましたので・・・
ドアウインドー自体は、歴代最高速度で昇降するんだケド、異音が。
まずは、スイッチ周辺のウッドパネルを取り除きまして・・・
各スイッチもホジクリ出し(文字通りにそうやってトリます:泣笑)ます。
ああ、ココにも隠しネジがあるのよねぇー。
ツィーターの付いた三角トリムをハズしてコネクターを抜きます。
トリム後部のリフレクターの内部にも・・・
締結ビスが隠してありまして・・・
ドア下灯のその裏側にも・・・
コネクターを抜いて、っと・・・
こぉんな感じで、締結ビスが入れてあるんです。
後期型のトリムには、ココに隠してない(笑)タッピングビスも、
ドアインナーノブのビスとカバーをハズせば、トリムがハズせます。
パワーウインドースイッチ、ウーハーのコネクタードア下灯などなどのハーネスをトリム内から抜き取れば、ようやくドアのインナーパネルが剝き出しとなります。
2枚の防滴シートとドアウインドーをハズせば、レギュレーターが白日のモトに。
ウインドー昇降のたびに、片道3回「ゲコ」っと異音がしておりましたのは、折れて飛び出た樹脂製アウターワイヤーガイドが樹脂プーリーの切り欠き部分が廻ってくるたびに干渉していたのが原因と断定。その後、秘密の方法(笑)で直しました。マセラティクアトロポルテⅣV8後期型(「品川区のK」さん号)の継続車検に付帯する作業も、こうしてヤマ場を越えるコトが出来ました。
マセラティシャマル(「大阪のY」さん号)の方は、メインヒューズボックスをハズします。キルスイッチをOFFにした上で、バッテリーをスローチャージしつつ・・・
グローブボックスも取りハズしまして・・・助手席の足元の上に在るメインヒューズボックスをハズします。
メインヒューズボックスをハズした状態を、その助手席の足元側から。
メインヒューズボックスをハズした状態を、今度はエンジンルーム側から。
メインヒューズボックスを開けてみました。すべてのハンダをヤリ直します。
午後からは、マセラティギブリオープンカップ(「名古屋のG」さん号)のボディガラスコーティングも「稲敷のK」さんに施工して頂きました。「今日もグッジョブ!」

 ↑本日は、天候にも恵まれましたんで、こうして様々なシゴトを併行してヤリ抜くコトが出来ました。一年中、こんな調子ならイイのにな。

 「全天候型の工房」・・・心の底から希求しておりますです、ハイ。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

5 Replies to “今日は、1/1スケールのハナシ(笑)。”

  1. ハンダのやり直し、必要なんですか…、
    30年近く経つとそのあたりも経年劣化が厳しいのですね。
    恐れ入ります。

  2. ギブリオープンカップがぱっと見ギブリカンパーナに見えました。
    どちらもロッソで2ピースホイールを履いているからかな。
    どちらも貴重です。

  3. メインヒューズボックスのハンダを全てやり直す。。。。
    ここにもデポ謹製も奥義の一つが‼️

    素晴らしい肢体の内面に施された超絶とそれを包み込む稲敷のKさんの四次元、こうして、幸せなマセラティ達は嫁いで行く訳ですね!(^ ^)

    素晴らしい!!!!!!!

  4. 休日は1/24スケール作製、仕事では1/1スケールのメンテナンス、ああ、果てしなく続くこの苦行もまた、心地好し。
    メインヒューズボックスが、なんともレトロな造りですねえ。
    こんな心もとない造りでは通電するのか不安になりますが、そこはマイクロデポ社のラヂヲ工作技術が担保してくれるのであります。

    赤のギブリオープンカップが、これまた希少種ですなあ。

  5. オープンカップはまだ練馬にいたんですね!ロッソなシャマル、オープンカップ、カンパーナが揃ったら壮観だろうなぁ!

カメイドン へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です