近場秘境探訪(その1)

 はぁひふぅ~!ひょうは、おくはほ、ばっひひたんで、ふひをあへへ、はなふほほあ、へひまへん(今日は奥歯を抜歯したんで口を開けて話すコトが出来ません:泣笑)。というワケで、このようなネタでお茶を濁そうといった次第。近場の隣街を探索してみたハナシ。

実は、昨日あひるんちょにガソリンを入れたあと、いきなり焼きそば屋さんに行ったワケではなくて・・・
とある秘境物件(笑)を探索しておりました。この画像も秘境っぽいケド、普通にお墓だったりします。
ソレにしても、昭和が真空凍結乾燥してるな・・・
探しているのは「水モノ」物件なんで、用水路沿いに在りそなモンですが、一向に見つけられません。
とある高等学校のグランド裏にクルマを停めまして、歩いてみるコトにしました。
「ぜってー、このあたりなんだケドなぁ・・・」
「あ、きっとコレだ!コレじゃ用水路を飛び越えなきゃ行けねーじゃん(泣)」
オモテ通りに出ましたら、ナビ地図にも載ってた自動車ガラス屋さんが・・・
そのスグ隣に在るアヤシゲな入り口。看板も表札も無いケド、もうコレに違いない。
なんだかソレらしき碑も建ってるし・・・
なにやら誘導路らしき道の入り口も・・・
おお!あの向こうに見えてるヤツが目的物のようです。
ようやく、到着。思ってたよりも、水が澱んでる(泣)。
「両総用水 東金円筒分水工」と呼ばれる施設。溜まった水が公平に関連各地域へと分配されるのがヒト目で分かるようにとサイフォン式になってる様子です。ソレが争いとなるくらいに農業用水が貴重だったコトを窺わせます。
・・・でもねぇ、これだけヨドんでますと、風情がありませんね。
本来は豪快に水が溢れ出てなきゃイケないハズなんですが・・・
台風のあとなんかに訪れるとイイのかも知れません。
誘導路の脇にはサクラも並んでます。あと二週間後には花見の穴場となるかも。
さぁ、あひるんちょのところに戻りましょ。
きっと現在でも用水路は貴重な農業用水を送り届けているのでしょう。
この周辺を歩くと、少しダケ理解出来ます。
件の高校グランド脇には、大きな水門もありました。
あひるんちょに戻りまして・・・
グランドの反対側へと行きますと、ソコで行き止まり。用水路の上流となり、見た目は川のようです。
来た道を戻ろうとしましたら・・・
コレも時代ですね、不粋な太陽光発電システムに埋め尽くされておりました。
で、昨日は、そのあと焼きそば屋さん→ダンゴ屋さんと巡ったワケですが・・・
ダンゴ屋さんのスグ先は駅でして・・・
「八街」と書いて「やちまた」と読みます。千葉県のこのあたりに独特の難読地名のひとつです。
「ま~、サビレタ感が半端じゃねぇーな・・・」
もう、このアーケード調看板がワタシを呼んでますわ(笑)。
思い切ってトビ込んでみましょう・・・
シャッター、シャッター、
またシャッター(泣)。
日曜日午後のJR駅前なのに、旧市街地はほぼ終了状態でした。
あひるんちょに戻ってきて、初めて安寧を感じる想い(笑)でした。

 ↑長くこのあたりに家が在ってもね、まだまだ知らないスポットが残されているモンです。時節柄、わざわざ都会に行くレジャーは憚られますんで、皆さんも近所の隠れた「秘境」を探してみては如何でしょう。「小さすぎる旅(泣笑)」ではありますけれど、ね。

 それじゃー、また明日。

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9 Replies to “近場秘境探訪(その1)”

  1. 「あ、きっとコレだ!コレじゃ用水路を飛び越えなきゃ行けねーじゃん(泣)」の写真をみたら、え?え?もしかしてホーム??(喜)廃線跡?と思ったら…
    地図でみたら一面田んぼですからね。昔は苦労したんでしょう。

    昨日はニアミスだったんですね。
    17:00位に八街あたりから佐倉インターへ向かって走行中でした。

  2. ヤチマタ…(ヤマタノオロチに通じるような韻)
    それにしても駅前商店街は、コロナ前から自然に自粛経済が発展したような寂れ方、趣とか風情とか言ってられないような深刻さが写真からでもしっかり伝わってきます。

  3. 八街と言ったらスイカ‼️ですよね。
    大産地だから、もっと賑やかな田舎(笑)を想像してました。
    円筒分水は二ヶ領用水(川崎市)で見たことがあります。

  4. 八街、駅はシャンとしていますが、振り返ればシャッター街。
    でも、総武本線の駅なので便利そうですし、住む分にはいいかも。
    穴場ですね。

  5. 田には水が必要ですが日本は小さな田が多くて農村部では水の供給分配に苦心しますね、自分の分だけ都合良くとはいきませんから。

  6. 昭和を閉じ込めた千葉近場・秘境のこの絵柄、良いですなあ。
    その中に佇む2CVが、なんとまあ違和感無く背景に溶け込んでいるではありませんか。
    引きこもってばかりでは、心にも身体にも毒なので、ワタクシメも休日は近場の秘境を探索してみようかと・・・地元川崎に魔窟はあれど秘境が見当たらないもので、ぼちぼち探してみます。

  7. 昔、茨城の波崎町に月一回仕事で行った帰りに、銚子大橋を渡り、下道で旭市、多古町、匝瑳市、富里市、八街市、酒々井町など巡りました。
    円筒分水は各地にあるようですね。そんなHPありました。

    1. ↑皆さん、いつもコメントを有難うございます!

      あ~もう、「練馬のH」さんのコメントを拝見したダケでも、難読なヤツがいっぱいありますね。匝瑳(そうさ)とか酒々井(しすい)とかも、今でこそ読めるようになりましたが、千葉県と付き合い始めの頃は印西(いんざい)だって、簡単な字の組み合わせゆえに却って「どう読むの?」って感じでした。

      他にも、山武(さんむ:市の場合・さんぶ:郡の場合)、東庄(とうのしょう)、鋸南(きょなん)、沼南(しょうなん)、神崎(こうざき)、天津小湊(あまつこみなと)、野栄(のさか)・・・このあたりの市町村名も知らなきゃ読めない類のモノだと思います。

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