どーして、今さらながらこのようなネタを取り上げたのかと申しますと、とある有力な自動車メディアのサイトに掲載されていたマセラティ3200GTのバイヤーズガイド記事中に、「エンジンはシャマルやクアトロポルテなどと共通の・・・」という驚天動地の記述を見つけてしまったからです。“共通の”が無ければ、全車3.2リッターV8のインタークーラーツインターボであるという意味での文意自体は通るので、却って誤解を招く書き方。仮にエンジンの逝ったシャマルを直すため、エンジン本体がクアトロポルテⅣのV8系モデルと互換性を持つと勘違いして、ドナーエンジンを購入したら目も当てられぬ結果となり得ます(そんなに簡単なハナシでは無いので、どの整備屋さんもシャマルには泣かされているんですから)ので、図版とともに御説明いたします。
↑そんなワケで、シャマルのエンジンは、設計思想の段階からウルトラスペシャリテなユニットなのです。オーナー諸兄は決して壊さぬよう、これからも大切に気を遣ってやってくださいな(エンジンオイルの管理、充分な暖機運転、オーバーレヴさせない、オーバーヒートさせない、タイミングベルトとウォーターポンプの定期的交換などなど)。
あ、ちなみに当該記事はソッコー訂正してくれるそうです(ホっ)。
それじゃー、また明日。
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シャマル、ああシャマル、シャマルシャマル、、、、
現場を知らずにデタラメぶっこくと迷惑千万
という典型例ですな。
|艸`).。oO
話には聞いていましたが、図解だとより分かりやすい。
有難うございます。
シングルプレーンとダブルプレーンなのが、F136エンジンにおけるフェラーリとマセラティの違い…みたいな記述を何度も見ましたが、シャマルのクランクシャフトはフェラーリばりのシングルプレーンなのですね!
妖艶な外観にウルトラスペシャリティなエンジンを搭載するシャマル。
ビトルボ系の中でも一際、華やかな存在。
貴重です。
孤高のビトルボと言われるシャマルならですね。
さすがシャマルですね。
マセラティで唯一だそうですね。
因みに、今回ダメで外したエンジンはどうなるのでしょうか?リビルト不能?