専門店って・・・

 とまぁ、自ら標榜すれば“専門店”ってコトになっちゃいますからね。今でこそホルモン屋さん(正式名称は「炭火焼肉 ホルモン屋」)に行って、注文するのはクダとかシロとかレバなどの臓物系がメインとなりましたが、一番初めに行き始めた頃には、恐る恐るの体でしたので、“炭火焼肉”って看板にもあるコトだし、臓物系を避けて、無難なカルビとか豚バラなどばかりを注文しておりました。数回目になると、段々とママさんとも打ち解けてまいりましたので、「何がオススメですか?」とお尋ねしましたところ、「だって、ウチは“ホルモン屋”ですから、ホルモン食べてみてください。きっと美味しいですヨ」と少々気色ばんだ調子で云われちゃいました。何しろ屋号がホルモン屋なのですから、ムベなるかな。今まで随分失礼な注文の仕方をしていたモノだと恥じ入りました。一度食べてみたら、もう離れられぬ確かなお味でサスガは専門店。

 目先の商売ダケで考えたら、カルビの方が遥かに高額(臓物系の倍以上)なんで、ソレを一生懸命食べてくれるお客の方が売上金額に貢献しそうなモノですが、此処にこそ、ホルモン専門店を続けて30年、ママさんの矜持ってヤツが在るのだなと。そういや、ウチも専門店(笑)。

 時々、ママさんと同じような気持ちになるコトありますもん。クルマは高けりゃ(カネ掛けりゃ)イイってモンじゃない。旧いマセラティだって、当店の顧客になって頂ければリーズナブルプライスで楽しむ方法を幾らでも御伝授出来ますけれど、他所で(しかも結構な高値で)仕入れてきた肉を「美味そうだから此処の炭火で焼かせてよぉ」と云われても、ウチゃレンタルバーベキュー場じゃないんですから(笑泣)。

 「仕入れ→商品化→販売→アフターサービス→買取」このプロセスを高度な次元で御提供出来るのが専門店なのだろうと愚考しております。

昨日のお昼。以前から気になっていたチャーシュー専門店と標榜するお店へ。
その名も・・・チョーシューじゃなくて、チャーシュー力(リキ)V3(笑)。
ソコで、いつもの様にチャーシューメンじゃなくてチャーハンをオーダーするワタシ。ケンカ売ってるのかと思われても仕方がありませんが、あんまりコッテリしたのはトシあるねのお腹にはヘビーなモンですから。ホントにプロレス関係者がやってるお店みたいだったんで、少々勇気が要りましたケドね。確かにチャーシュー“は”美味い。
マセラティ専門店としては、マセラティ“も”シッカリと御勧めしなくては・・・
相当良いオーラが出てきたマセラティ430最終型を連れ出して・・・
デポ場内でリフトアップ作業を開始。オモテでは「市川のO」さん号を。
ドコから見てもスキの無い“通販仕様(泣笑)”を目指して作業は続きます。
そのうち、下回りの画像も御披露出来るコトでしょう。
スパイダーザガートはタイミングベルト交換も済ませて、スタンバイOK!
そして、長らく場内におります「松戸のA」さん号の方でも・・・
専門店として恥ずかしく無いコンディションを目指し、現在も奮闘中です。

 ↑専門店って言葉は「ある特定のベクトルに特化してますヨ」というのを端的に表現するベンリな言葉ですが、自らに枷を嵌めるような部分もありますよね。ワタシだって商売ですから、保冷車だって、大型トラックだって、御要望に応じて調達してくる意欲は十二分にございます。専門店の三文字は、他のモノをまったく取り扱わないという意味ではございません。しかしながら、結構誤解されちゃうんですよねぇ。ワタシ、このあいだフト思いついたんですが、魚屋なのに屋号が「ザ・八百屋(笑)」とかにしてみたら面白かろうと。お客さんは仰天すると思いますけれど。ま、とにかく「なんでも売りまっせ!」の心意気ですヨ。

 それじゃー、また明日。

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マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)。

7 Replies to “専門店って・・・”

  1. 工場長と越谷のCさまとご一緒したいラーメン屋さんですね。

    弊社の並びにカフェがオープンしたのですが、店名がコンビニエンスストア** ←オーナーの苗字。

  2. いつも楽しく拝見しております。
    そのお店、徒歩圏内の近所なのでよく行きます。
    ついラーメンばかり頼みますが、チャーハンかなり美味しいと思います。
    4ドアしか乗れそうにないので、いつか乗りたいなあ430。

  3. 専門店(セン・モン・テン)の発音が430(ヨン・サン・マル)だと思いました。
    あ、222(ニー・ニー・ニー)も似ている。
    そして、228(ニー・ニー・ハチ)も。

    だからどうした(苦笑)。

  4. 430最終型、日本にどのくらい残っているのでしょうか…
    巡り合わせ、保有できる幸運なオーナーさんが裏山です。

  5. いつもながら、マイクロデポさんのクルマは美しいですね。
    これは、たこちゃんの哲学なのです。
    設計者、開発者、デザイナーの思想をイメージし、忠実に再現する専門店のこだわり。
    素敵です。
    そして、美しさへの徹底的なこだわり。
    美しさの定義は、人それぞれ。
    ですが、設計が素晴らしいクルマはオリジナルが美しく、モデファイするとその良さが損なわれます。
    子供の頃、カウンタックはLP400が超絶カッコ良く、LP500は残念な気がしておりました。
    感性の事なので、間違っているのはワタクシメの美的感覚なのかも知れません。
    話を戻し、デポさんですが、決して頑固一徹では無く、お客様のリクエストに柔軟に応じてくれます。
    クルマは人生を豊かなものにしてくれます。
    こんな荒廃した世相であるからこそ、心にゆとりが欲しければ、マイクロデポさんへGo!
    で、あります。

  6. たこちゃんとしては、専門店の名に縛られず、専門店ならではの奥の深さで幅広く対応可能であることをアピールしたいのですね。通販仕様の430も早く嫁ぎ先が見つかるといいですね。で、チャーシュー力は、ショーシュー力のパクリかと思ったら、チョーシュー力だったかぁ。デポ場内の二つのサグラダファミリアは、このコロナ禍で、一台が完成納車⁈⁈か。

  7. 関係ないかもですが、秩父には「ザ・ラーメン」という名の中華料理店がありました。
    餃子とかチャーハンもありましたが…
    このご時世に耐えられず閉店…
    。゚(゚´Д`゚)゚。

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