シャマル、エンジン始動!

 今日は、若干風が強かったものの、気温の方はみるみる上昇して、着ていた衣服を次々に脱ぎながら一日を過ごしました。雨も予報よりは早めにアガってくれましたんで、作業も捗るコトが期待されています。今日こそは、シャマルのエンジン始動の儀まで漕ぎ付けたいモノだ・・・

昨日までに、ほとんどの配線と配管を済ませ、今にもエンジンが掛かりそうな雰囲気ですが、点火系のコードをハズした状態を保ったまま、昨日、本日と数次に亘ってクランキングのみ続けました。しばらくぶりに起こすエンジンなので、内部機構の隅々までエンジンオイルの油膜を付けるためです。
ワタシの方は、ギブリカンパーナのヒーターケース再生の続きをば。
エバポレーター&ヒーターコアAssy。サビやらヨゴレやら・・・
歯ブラシをシュッシュ!掃除機でゴミやホコリを取り除きます。
鉄製の配管保持板には溶融亜鉛メッキが施されておりますが、やはり経年でサビています。精密マイナスドライバーの先端に転換剤の雫を付けて、表面の錆を軽くコスりつつ隅々まで塗り伸ばしてまいりますが、根気の要る作業です。
底板の裏側が乾きましたんで、今度はオモテをマスキングして塗装。
一方、今度はシャマルの部材。フロントバンパー裏側に付きます。
ほとんど見えなくなるインタークーラーダクトですが、キッチリ洗います。
ソコでワタシにお呼びが掛かりまして、シャマルに乗れと云う・・・
そのままリフトアップされて、クイズタイムショックの回答者気分(笑)。
クラッチとブレーキの油圧経路のエアブリードを行いました。
さぁ、電源入れてみよー!イグニッションON!!
「きゅるきゅるきゅる、チュドーン!」と無事にエンジンは回りました。デジタルの外気温計がマイナス35℃をアラート表示してるのが御愛嬌ですが、センサーを繋いでないからです。
無事に解放されまして、今度はシャマルのヘッドライト清掃。外観ケースは内部まで水洗いしたあと、レンズの裏側はアルコール不織布で磨きます。
続いて、マイクロファイバークロスを入れての仕上げ拭き。
出来上がった左右のヘッドライトは二階に逃がしておきましょう。
裏側も御覧の通り。左右ともに欠損が無いのを確認して給油します。
さらに、ギブリカンパーナ用のブロアーモーターを仕上げます。
シャマルはリフト上でクラッチを繋いで、無事に車輪も回りました。
明日は、いよいよお顔の造作を取り付けて行けるかナ?

 ↑ようやく、眠れぬ夜(笑泣)から、ちょっとダケ解放されそう。エンジン始動の儀は、何回やってもドキドキワクワクいたしますね。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “シャマル、エンジン始動!”

  1. エンジンが再始動すると、クルマが生き返ったようなイメージを持ちますね。鼓動がはじまるというか。

    幾ら地の果て無断熱とはいえ、ー35度までは下がらないのですね。
    安心しました。

  2. エンジン始動のドキドキ感、こちらまで伝わってきます。
    「無事かかってよ」の気持ち。
    第一関門突破です。

  3. 横からの画像を改めて眺めると、結構な角度でエンジンが後傾しているように見えますがV8を強引に突っ込んだからでしょうか?

  4. 緊張の瞬間、シャマルエンジン移植大成功!ですね。幸先良い2021年。これでコロナも終息してくれれば。。。

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