【詳細版】ロド丸連れて、GO TO IBARAKI (その3:常陸大子駅周辺と、もみじ寺)

 土曜日となった本日も、まだまだ続くヨ茨城紀行。どーせ遠いんで、北茨城の方なんか皆さん行かないでしょ(泣笑)?・・・というワケで、それぞれのスポットにスッカリ行った気分になれるという、当ブログを酒の肴にして今宵もお楽しみ頂けましたらと思うモノでありんす。

 今日も昨日からの続きデスよ。

昼メシの時間にゃチト早かったので、もうヒトねた仕込もうと・・・
駅前の駐車場横に、いきなりの蒸気機関車展示が。
夜になったらライトアップするのでしょうか、デコレーション付きです。
足回りもキレイにレストアされておりました。
そんな此処は、常陸大子駅です。
茨城県内の駅には常陸なんとかってのが多いです。そもそも別に大子駅というのが他の地に在る(若しくは在った)のでしょうか、と思って調べてみたケド分からなかった。教えて、鉄なヒト。
とにかく、JR東日本の駅であるようです。ワタシには初耳の駅。
みどりの窓口は新コロ対策で閉鎖中。でも駅員さんは常駐しています。
路線図を見ても、ワタシのような門外漢には知らない駅名ばかり。
あ、此処が水郡線っていうのかぁ。ヤル気無ぇダイヤだなぁ(笑泣)。
駅前には製パンメーカー系コンビニと、駅そば屋さんが建っています。
・・・と、「ねぇねぇ、(たこちゃんの)好きそうなモノがあるわヨ!」
「ああ、こりゃ確かに好きなヤツだぁ。たこヨメ判ってるねぇ(笑)」
森永エンゼルストア制度があったのは昭和中期までだったハズ。おそらく昭和30年代製の樹脂製看板が、ほぼ完全なカタチで現存しているのは奇跡に近い(対してホーロー看板は、耐久性に優れているので残存し易い)のです。庇の下に設置されていたからこその快挙だけど、建物取り壊しに遭わないのを願うばかりです。森永製菓は、昭和のB級文化保護のために今すぐ買取に行くべきだと思うぞ!
駅前ロータリーからオモテ通りに出ますと、軍鶏駅弁で有名な玉屋旅館。後で買いに行ってみたケド、あまりにも待ち時間が長かった(2時間とな:泣)ので、残念無念でリタイア。
その隣のタクシー会社もこうして撮ると昭和中期ですが・・・
コイツら(笑)が並ぶと合成写真の様になります。
商店街は入り口(?)から、各店が営業しているのかどうかビミョーな状態。
あ、こんなところに整備工場跡が・・・
裏側に回ると、場内は結構な広さ。今にもサンダーバード4号が出てきそう(笑)な、鬱蒼と樹々が生い茂る秘密基地感覚がステキ。
貸家の貼り紙があるケド、地続きの工場部分までセットでの貸物件なのかなぁ、すべての建物は繋がってるようだし・・・
エスクードとかセルボ・モードが入ってるんで、少なくとも平成中期までは営業していたモノと思われます。もう少し練馬に近ければなぁ・・・
案内看板にも日産自動車協力工場という名目で広告が出てました。隣の地元薬局広告にも、一層味わい深いモノがあります。
とにかくドコを切り取っても、昭和テイストが香ばしい一帯デス。
やはり、営業はしてないと思われるタイヤ屋さん跡の先には・・・
ようやく案内看板を発見。ここまで徒歩では結構遠かったな。
お寺の檀家さん用駐車場には、周囲の案内図が。ココは街はずれのようです。
で、すぐに踏み切りが。渡りながらの左手は駅方向で、車輛基地があります。
右手を見れば、やはり車輛が居並ぶ操車場である様子です。線路脇にはJR東日本の寮も在るので、常陸大子駅は水郡線に於ける要所であるようです。
続いては橋に差し掛かります。左手はこんな感じ。なにげなく絶景。
右手はこんな雰囲気。背景である山の中腹に目的地のお寺が見えております。
紅葉し掛かっているあたりをズーミングすれば、お寺らしき建物を確認。
おそらくは廃屋なんだろうな、住んでたらゴメンナサイ。
本格的な紅葉には、あと一歩といったところか・・・
で、ようやく山門の麓に到着いたしました。ここからは上り坂。
写真には極力ホカのヒトたちが入らない様にしてますが、混雑はしていないものの、まあまあの人出はありました。
本格的な紅葉シーズンともなれば、ヒトでごった返すコトでありましょう。
お若いカップルさんの後ろについて山門をくぐります。
良く整備された境内は美しい景観です。
石の白さと各所の緑が目に心地よい空間です。
ヒトが居ないところを探すとこういった絵になってしまいますが・・・
待ってみましたが、ついに本堂前に無人状態は訪れませんでした。
ワタシたちも懇ろに御参りし、帰り掛けのワンチャンをと・・・あ~あ。
帰る方向を望めば、街の中が一望出来ます。
臥雲山永源寺が、この通称“もみじ寺”の正式名称です。此処は弁財天さまを祀っているので、時間が許せば七福神巡りもしてみたいところですね。
帰りのルートもワンウェイに出来ますので、ヒトとの対面遭遇はありません。
真っ赤には染まっておりませんが、グラデーション付きもよいモノです。
これからお山に上るヒトビトとは、こうした位置関係で降りられます。
カエルさんも、可愛くお出迎え。コレいいなぁ(笑)。
で、また元来たルートで駅を目指して戻ります。
帰り方向で目についたのが、この看板。「商店街こちらです 大子デパート」とある。
あ、橋のタモトにも「商店街こちらです」。フクロウさん方やら・・・
大口開けて何かを歌っているよな三人衆やら。手を合わせるのは弁財天様?
川の向こうにJRの事務所棟や工場棟が見えています。
案内看板に沿ってまいりましたら、駅まで少し近道が出来ました。ところで、この画像にも右下に小さく案内看板が写ってますが、指し示す方向を見れば、やっぱ“大子デパート”ってビミョーな商店街のコトだったのね(笑)。
ずいぶん歩きました。サスガに少しはお腹に入るかな・・・
玉屋旅館の軍鶏駅弁にフラれたので、もはや一択となった駅ソバ。
様子を伺いますと、次々とお客さんが吸い込まれていきます。ツーリングのライダー方も、皆さんココに立ち寄ります。ネットで調べたら、この駅ソバ屋さんは、水郡線を常陸大子駅でわざわざ下車しても喰うべしなお店なのだそうで、俄然期待が膨らみます。
で、ホド無くして出てきた天ぷらソバです。確かにコレ、絶品&爆安。
なんだか、ホノボノした街で、常陸大子駅周辺から離れがたくなりました。
それでも何しろ遠いので、なかなか次に来る機会も無さそうです。駅の周囲をしっかり目に焼き付けて、次なる目的地に向かうコトといたしましょう。

 ↑この段階で、14:00くらいだったんですが、見どころが大概クルマで15分圏内にあるようなので、イケるところまでイッてみようと。だから、まだまだ続くのヨ、コレが(イヤがらせ?:泣笑)。

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “【詳細版】ロド丸連れて、GO TO IBARAKI (その3:常陸大子駅周辺と、もみじ寺)”

  1. はい、わかりません!(笑)
    水郡線自体地味な路線ですからね。数年前SLが走ったのでがぜん脚光を浴びたんだと思います。
    ちなみに水戸~郡山を結ぶので水郡線です。

  2. ↑なるほど、水戸~郡山を結ぶので水郡線、これは遠い訳だ。
    大子町はのどかな風景で癒されました。
    永源寺は人が途切れないということで、人気のスポットなんですね。

  3. とっても長閑な風景ですね。
    森永エンゼルストアなんて、知りませんでした。森永の商品と言えばエンゼルパイとチョコボールぐらいしか思いつきません。酒を飲むようになってから、甘いお菓子を食べる機会が少なくなったから?
    それに最近は御菓子のCMも少なくなった気がします。
    ああ、ヒガシマルうどんスープのCMソングが、耳にこびりついて離れない・・・。

  4. 森永エンゼルストア、うちの界隈にはなかったです。
    昭和の遺産、森永が引き取って保管してほしいものです。

  5. 常陸と日立とありますが、常陸の方が古い名称なんでしょうね。
    しかしまだまだ全国的に有名ではないけど、名所はあちこちにあるから、週末ドライブは楽しいでしょう!行けない分、毎回楽しみです。

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