ベントレーターボRLのリアトレイを徹底解剖修理(ホントに出来るのかなぁ:その3)

 嗚呼、ここのところワタシに課せられたミッションは、時間と体力ダケが吸い取られてる雰囲気。散々作業に明け暮れた夕方に「ようやくコレで大体の雰囲気が出たナ」と思っていると、翌朝には全体の形状が拉げていたりして(泣笑)。本日は、そんな三歩進んで五十歩下がってるよな風景を。カッチョわりいところも、御見せするのがデポ流でして。

 まずは、塞ぎつつある気分をアジサイで癒しながらの出社・・・

ここ数日、早朝の楽しみは“アパート目の前公園”のアジサイ見物。
淡いブルーやパープルの色彩は、目にも優しく感じられます。
ガクアジサイも、まさに今が見頃のようです。
笹目通り沿いの街路樹枠の中でも、キレイに咲き誇ってました。
昨日の朝、ココにビミョーなRが付いてるのに気づきまして・・・
一旦まっ平にしてたのを部分的に炙りながら曲面っぽくと・・・
そしたら段々と悩みが深まってまいりました。元の写真と見比べたりして・・・
嗚呼、コッチの大物二枚も、なかなか思うように動いてくれません。
出したい仮想線を見るために、鉄製のステーを沿わせてみたり・・・
このステーから浮き上がっている部分を詰めたいワケですが・・・
ココで、E湖会長(MCJ:マセラティクラブオブジャパン)さんが、久しぶりの御来店。帰国出来なくてヨーロッパにいらっしゃるのかと心配してたケド、ずぅ~っと国内にいらしたとの由。御元気そうでなにより。
午後は気分も一新して、無理難題に再び夕方までチャレンジしてました。
そして今朝。もう一度3点セットを定位置に入れてみようと・・・
奥のR面を出してたハズが、一昼夜経ったら、またヒシャげてた(大泣)。
それでも、前回は入らなかった(トータルで3センチも)のでソコは改善。
ソレにしても、一番奥の造形は、まだまだ足りてないようです。
早速デポに持ち帰って先端部を炙ってオトしたら、全体がまたも変形(泣)。
またまたまた本日も、火炙り→重し載せの工程を延々と・・・
気が付いたら、ずいぶんとまぁ、色んなモノが出ています。
それでも、悩みはいまだ尽きません。ステーをリベット固定したり・・・
またまた軽く炙ったり。片側面の全長が短くなってきました。
仕方が無いので、ついには禁じ手と思われる暴挙(笑)に出ました。
で、またも車輛内に持ち込んでの検証作業。「う~ん・・・イマイチ」
まぁ、少しずつ問題点を克服していくしかありませんね。

 ↑もちろん他の作業もヤリながらなんで、樹脂の冷却時間中ずぅ~っと眺めてるワケにもまいらず、一進一退0.2進(笑)くらいの感じでしか、日々の結果が出せません(泣)。明日もう一発禁じ手イクかぁ。

 ソレにしてもヨカッタ!E湖さんが日本に居てくれて(喜)。

 それじゃー、また明日。

新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言は5月25日に解除となりましたが、いまだ感染防止の観点から、各県を跨いでの移動に関しては継続して自粛要請が出ております。その日本国政府方針の主旨に鑑みまして、当面は近隣にお住いの方からの修理要望にのみお応えするというスタンスを6月18日迄は続けてまいります。皆様方には引き続き御不便ををお掛けいたしますが、何卒御理解の程お願い申し上げます。

当店の当面のスタンスについて、詳しくはコチラを。

5 Replies to “ベントレーターボRLのリアトレイを徹底解剖修理(ホントに出来るのかなぁ:その3)”

  1. いやいや、マイクロデポさんの日常の仕事の風景が、我々市民にとっては非日常でファンタジックで、とっても素敵です。
    楽しいお店です。
    やっぱり、クルマは心にゆとりを与えてくれるのです。
    それがデポ謹製であれば、尚更、格別な時間の過ごし方を御教授いただけるのです。
    こんな暗い世相において、心が豊かな生活をしたいのなら、マイクロデポさんへGO!

    あっ、デポさんを訪問するエッコさんヒマなの?
    いやいや、それはマイクロデポさんが素敵なお店だから、なのです。
    ・・・そう言えばエッコさん、マセラティ本の執筆、どうなったの???

    描きましょう魅惑的な日々
    興味は心を離さない♪
    (敬愛する分島花音さん「悪魔の囁き」より引用)
    では、ごきげんよう。

  2. E湖さん、私もてっきり海外にいらっしゃるかと思っていました。

    欧州の流通網が早期に復活することを切に望みます。

    英国の部品網にベントレーのサードパーティパーツありませんかねぇ。

  3. ベントレー伝統のV8に終止符。60年以上生産されてきたエンジンとは?
    news.yahoo.co.jp/articles/09e5def9c7a254427040e5297b82d71890605f41
    だそうです。恥ずかしながらベントレーにとっての「8」の重みが分かっていませんでした。2003年にルマンで73年ぶりに優勝したレース車両もベントレー・スピード8でV8でしたね(もちろん別ものでしょうが)。

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