マセラティ222SEのストップランプスイッチ交換

 昨日から、世間じゃオカモトってヒトがスッカリ評判を落としておりますが(泣笑)、ソレはソレとして、旧いクルマを“一芸”でなんとかしている“芸人、オカモト”さんたちの方は、なんとか温かく長がぁい目で見てやって欲しいモノです。せっかく原因を突き止めても、入手難な部品があれば、シゴトは進みません。然るに、たとえ全世界欠品とされているパーツであっても、草の根を分けて探して頂けるコネクションがあればこそ、どーにか、匍匐であっても前進が出来るというワケです。そういった関係者各位には、心からの感謝を申し上げるモノです。

今朝は、「練馬に御実家のあるT」さんの、その御実家まで二人で出張。
ゴニョゴニョとヤッてますが、ブレーキフルード防御の養生をしています。
22mmものデッカイスパナを、チョコチョコと動かしてハズします。
油圧式ストップランプスイッチをハズす一瞬、フルードが漏れて出ます。
この新品ストップランプスイッチも現在全世界欠品中のパーツのひとつ。
まだまだ、5万キロ。これからも、元気に頑張って欲しい個体です。

 ストップランプスイッチは、ON側で壊れる場合と、OFF側で壊れる場合がございまして、このケースは前者の場合。Tさんからの御訴えは当初こんな感じでした・・・

「昨日雨で乗ったからかもですがエンジンを切ってもテールのフォグランプ?が点いたままになってるのですが、ちょっと気になります。
その後5分くらい待ってると消えてきれるので助かってますが・・。
フォグランプのスウィッチははいっていないのですが・・。
接触でしょうか?最近ちょっと乗ると頭痛いので過電流ながれているのかしら?などと感じています。」

 ・・・で、おそらくリアフォグランプではなくて、ストップランプが点きっ放しになってると思うので、一度確認してみてくださいとお願いしましたら・・・

「今日は。お世話になります。
やっと確認できました。
ブレーキランプでした。
鍵を抜くと少しして消えてますが、もしかしたら走行中ずっと点いてるかもしれませんです。
よろしくお願いします。」

 そこから、先般貴重な在庫を使っちゃったばかりの油圧式ストップランプスイッチを調達しようと動きましたが、いまや完全欠品状態であるコトが判明(泣)。ソコで識者各位にお尋ねし、ありとあらゆる手段にて、旧い二輪の外車用から互換パーツを見つけ、今回はソレで凌ぐコトが出来ました。こういった年長者方の持つノウハウこそ、ワタシたちの宝でもあるのです。

 それじゃー、また明日!

9 Replies to “マセラティ222SEのストップランプスイッチ交換”

  1. 練馬に御実家のあるTさま、直ってよかったですね。
    もやもやも一気に解消です。
    有難きたこちゃんに工場長様。

  2. ブレーキランプスイッチってペダルの根元にあるものと思い込んでいました。
    マセラティ222はこんなところにあるのですね…
    交換大変そうです。

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