The“GOC”race(New)car!マセラティギブリオープンカップエヴォルツィオーネ、新車なんだヨ、コレが!!!

 当ブログを日々御覧になってくださっている読者様方の中でも、既にするどいウォッチャーの方々(笑)は、ウチの公式サイト“マセラティに乗りませんか・・・”の“マセラティをはじめとする最新在庫車情報”欄にて「マセラティ228 5速マニュアルミッション ダークアクアマリンメタ/アヴォリオ革(早速御売約いただきました。有難うございます!)」の文字を目にしておられるかと思います。実はその個体、本日現在は、まだドイツの或る場所にございまして、これから船積みされて日本にやってくる事が決定しているんですが、そのマセラティ228(コレも走行距離2万キロに満たないハイパー超絶個体なんですケド・・・)のオーナーさんは同じガレージ内にとんでもないビトゥルボマセラティを他にも温存しておられます。本日は、売却を希望している一台を、御本人様の許可を得て当ブログで御案内してみようと・・・

まるで、モーターショー状態。ローンチ・レセプションでのヒトこまのようです。
純白を纏った、マセラティギブリオープンカップエヴォルツィオーネが鎮座。
ちょっと場内がセマいんで(泣笑)、画面に入り切れておりませんが・・・
周囲のカバーリングされたクルマたちも気になる(笑)中、エンジンを拝見。
美しくもレーシーなエンジンルーム。ブレーキ配管用の冷却ダクトが目につきます。
ABSすらも、通常ギブリ同様にシッカリと装備。パワステすらも付いてる。
Z=製造国イタリア、AM=製造社マセラティ、336=ギブリⅡを表しております。
ドアトリムを持たないスパルタンなインテリア・・・あ、エアコンパネルが在る!
スパルコ製純正フルバケットシートにサベルトのレーシングシートベルト。
ステアリングはナルディなのかな・・・もっと近付いてみましょう。
驚く勿れ、オドメーターの数字は53Km!!もちろん実走行距離なんです。
リアシートもハズされて、頑丈なロールケージが室内を防護しています。
テクノマグネシオ製ホイールはエヴォルツィオーネバージョンに純正装着。
DMSB(Deutscher Motor Sport Bund=ドイツモータースポーツ連盟)のワーゲンパスを取得(おそらく期限切れですが)しております。
エヴォルツィオーネに標準装着のフロントリップスポイラー。少し欠け有りかな?

 ↑というワケで、“新車”なんです(未登録車だし:笑)。世界は広いと申しましょうか、こういった“ウルトラハイパースペシャル奇跡物件”ってこの世に存在してるんですね。ちなみに、件のオーナー氏、この素晴らしいコレクションを今どうして手放そうと考えているかと云えば、「ボーラが欲しい(もちろんマセラティの)!」んだそーです。奥様からの「コレ以上乗らないで飾っておくクルマを買うんなら、今あるのを売ってからにしてちょーだい!(ドイツ語では何て云うんダロ:笑)」との御宣託に従って、泣く泣く御手放しになるという由・・・奥様にアタマがアガらないのは、ホントに洋の東西を問わないようで。

 ところで、空調付きガレージに温存されてきた、おそらくは宇宙一レベルのコンディションを誇る個体ですから、お値段の方は安かろうハズもございません。コチラのサイトの方でも売りに出されてますが・・・う~ん、サスガに宇宙的なハイパープライスだわ。でもな、これからいよいよ国際的にコレクション価値が上がると思えば、考えようによっては安いよな気もするし・・・とにかく総額2000万円超コースです!

 この物件に関しては、ヒヤカシのお問い合わせは御遠慮いたします(笑)。真面目な購買意欲と能力をお持ちの方々は、ワタシに御連絡をくだされば、真剣に御取次をいたします。なにしろ先方は、現在も高騰を続けるマセラティボーラを買いたいんですから、1円でも(1ユーロでも、か:笑)多くの購入資金を手にしたいモノとは思いますんで、おそらく値引き交渉はシブかろうと思われます。しかしながら、本当に垂涎の個体ですね。読者の皆さんと、この夢物語を分け合いましょう。

 それじゃー、また明日。

9 Replies to “The“GOC”race(New)car!マセラティギブリオープンカップエヴォルツィオーネ、新車なんだヨ、コレが!!!”

  1. スパルコのバケットにサベルトの5点式ってとこだけは、昔の自分の車と一緒です。懐かしいな。
    馬力は四分の一、お値段は八十分の一くらいの車だったので、ものの価値としては比べるべくもありませんが、戦闘機は戦ってなんぼとも思うので、自分は今はギブリさんだな。

  2. 世の中にはスゴイお宝が眠っているものですね。
    確かに、モノは考えようで、欲しい人にとっては安いかも。
    これから先、こんな超絶個体はないでしょうから。

  3. ギブリオープンカップ、贅沢な道楽の極み。
    ビトゥルボ系マセラティを知り尽くした上での高尚な趣向は、我々庶民には許されぬ贅沢。
    このギブリオープンカップのワンメイクレースが本当に開催されただなんて。
    華やかな、良い時代だったのでしょう。
    羨ましいス。
    しかも、新車だなんて、この奇跡。
    この荒廃した現代にこそ、ギブリオープンカップのワンメイクレースを開催出来たならば、さぞかし痛快な事でしょう。
    ・・・第二の殺人技ロイヤルコペンハーゲン!(ただの細腕パンチ破壊力無し)
    詳細は、チョーくだらないギャグアニメ「邪神ちゃんドロップ」をご参照。

  4. カップはね
    カップでもそれ
    オープンカップ

    さらにエヴォルツィオーネなんてネーミングがまたまたマニア心をくすぐりますな。
    これまた新車で何年も保管業務遂行されていたドイツのマニアな方も大した御仁です。さあさあ日本に来るかな⁈そうなると国内棲息ギブリオープンカップは、5台目?

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