ビトゥルボ系マセラティ、パーキングブレーキのハナシ

 あー、本日も比較的暖かく、一日を通してラクに作業を行えました。あ、ラクとは申しましたが、気温ダケ(泣笑)。ウチの店では、場内でも、オモテでも、日々ヒーハー云いたくなるよな匍匐前進を絶賛続行中ですヨ。「♪もーいーくつねーるーとーおしょぉがつぅ~」とくらぁ。

ま、コリャ、本日のオマケなんですケドね、例のアルファ159のオリジナルホイール(夏タイヤ付き)の方も、納車時にお持ち帰り頂くとき室内に積み込んでも問題が出ないように洗っておこうと試みましたら、コレがまぁ、ぶっパマリ(泣笑)。汚れと表面の塗装が一体化してる・・・
コンジョーで拭き上げると、ようやくオリジナルの肌が出てきてくれました。汚れの上からシルバーで塗装してあったんですね。4本闘ったら、もう指がヘロヘロでありんす(泣笑)。
コチラが本日のお題の方。マセラティ222SRから取りハズしたリアブレーキローターです。内側の光っている部分が、パーキングブレーキライニングの当たり面。走行中に反響音が出るのでサビでも出てるのかなとハズしてみましたが、徒労に終わった(泣)ようです。
折角だからと、内部をパーツクリーナー洗浄いたしました。ブレーキライニングが見えていますね。
このパーキングブレーキ、効きがイマイチなので全国的に御馴染み(泣笑)。一応こんな感じで真面目には作ってあるのですが・・・あ、この機会にチョット御説明しておきましょうね。
目を凝らして見ますと、スプロケットのような金具が見えています。この部分を回すコトにより、砲弾型金具の全体が伸びたり縮んだりいたします。ソレに拠ってライニング表面と、相手方のローター内側当たり面のクリアランス調整をするという仕組みです。
通常の調整実作業では、ダストカバーに開いた作業孔からマイナスドライバーを突っ込んでコキコキと回します。但し、ソレだけで問題が解決したこたぁ、ついぞございやせん(泣笑)。
普段は、こんな感じでは見えてくれませんよね。向こうから差し込む灯りで内部が見えてくれればラクなんですけれど・・・

 ↑このビトゥルボ系マセラティのパーキングブレーキねたは、以前にも何度かお届けしていると思われますが、皆さんへの納車の際に、「原則的にパーキングブレーキは無いモノと思ってください(泣笑)」なんて冗談ゴカシに云ってる理由がココにございます。コレ、設計も精度もおかしいモン(笑泣)。ブレーキローターの裏側当たり面はキチンと研磨してサビなどを除去しておき、ライニングは出来るだけローター当たり面から遠ざけておく(砲弾型金具を縮めておく)しかヤリ様がありません。パーキングブレーキレバーをちょっと引いたダケで引きシロがいっぱいとなる、普通望ましいと思われる調整(砲弾型金具を伸ばしておく)をすると、走行中に「ンゴンゴンゴ・・・」とゴンタ君の鳴き声(分かるヒトダケ分かってください:笑)みたいな反響音が出ます。「ホー、ホー」と鳴く場合には、キャリパーの干渉であるコトも多いです。ブレーキパッドのカドを面取り(チョット削ってカドを落とす)して、制動時の「キーキー」音をある程度緩和させるのはよく使われる手段ですが、「ンゴンゴ、ホーホー、キーキー」をすべて出ないように調和させつつ、なお制動力を維持させるのは至難のワザと云えましょう。

 実はこの「郡山のA」さん号も、月曜日に継続車検を受検し、無事にパスして帰ってきたのですが、パーキングブレーキの制動力検査時に思いっきりレバーを引いてたら、またも反響音が若干出てくるようになってしまったそうです。もちろん受検前には一定の調整を施して行ってますからね、こうした2度手間、3度手間がアタリマエの世界・・・嗚呼、合理性とはホド遠い人生だのぅ(長嘆息)。

 それじゃー、また明日。

7 Replies to “ビトゥルボ系マセラティ、パーキングブレーキのハナシ”

  1. >「ンゴンゴ、ホーホー、キーキー」をすべて出ないように
    >受検前には一定の調整を施して行ってますからね、2度手間、3度手間がアタリマエの世界・・・

    鍛えられた精神で忍耐力が求められる整備作業ですね。
    いっそのこと他車種流用そう取り換えとかできたらどれほど楽かと…
    でも無理なんでしょうね。

  2. パーキングブレーキの調整、これは大変だ。
    確かに音鳴きせずに制動力を維持させるのは至難のワザ。
    当たり前に乗れるのに感謝です。

  3. ビトルボ系と付き合うには、パーキングブレーキは効かないものと割りる度量が必要です。
    乗り手には、クルマに合わせる器の大きさが必要なのです。
    それが嫌ならビトルボには乗るな、いや着るな。
    ・・・と、ビトルボの妖精が賜るのです。
    ビトルボ系は、上等な肌着且つ、最高にお洒落なドレススーツなのですから。

  4. 険しい山道の急な登り坂での坂道発信を余儀無くされた場合などは、皆さんどうされているのでしょうか?
    トルコンはともかく、マニュアルの場合…やっぱり左足ブレーキですか?
    最近マニュアル車なんてほとんどいないから、登り坂の信号待ちでも不用意に車間距離詰めてくるクルマが多くて困ります。😢

  5. ブレーキ音
    鳴きで泣くのは
    たことオーナー

    幸いにも赤シャマルは、サイドブレーキ問題、フットブレーキの鳴きではそれ程悩まされませんでした、たこちゃんのお陰でした。その節は有難うございました!!

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