嗚呼、追憶の首里城(その1)

 結局、昨日のお昼過ぎまで掛かって、ようやく鎮火した首里城公園の大火。県外民(やまとんちゅー)のワタシですら、大いに心をイタめておりますんで、現地うちなんちゅーの方々の御心労と落胆は如何ばかりかと、遠く沖縄へと想いを馳せつつ、以前に訪れた首里城公園の画像群を探しまくりました。・・・そうしたら、ありました!たこちゃんズは2015年の12月27日に彼の地を訪れていたコトも分かりました。

この年の沖縄行では、すべての日程で、夜はおもろまちの法華クラブに泊まりました。
年末なんですが、少々肌寒い程度。東京の激寒と比較すれば過ごし易い朝です。
冬の沖縄、夜明けは遅い。7時を過ぎてようやくといった感じです。
朝早くから、レンタカーに乗って、首里城公園を目指しています。
このあたりから、首里城周辺のエリアです。周囲には学校や住宅街があります。
地下駐車場にクルマを停め、早速、守礼門口から公園内に入ります。
で、コレがあの有名な守礼門です。かろうじて今回の大火は免れたようですね。
初めてなので、ココは順路看板に従って行くのが得策でしょう。
なんだか、イイ感じに朝靄の掛かった門に差し掛かりました。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」。当所も世界遺産の一部。
コレは守礼門を裏側から見た景観です。まだ影が長いですね。
真正面から見る園比屋武御嶽石門。御嶽(うたき)は、県内各所に多数あります。
ようやく太陽が顔を出し始めました。さらに城内へと歩を進めます。
ヒーコラと坂道を登って行くと、ようやく前方に城門が見えてまいりました。
どうも、ココがチェックポイントだったらしく、たこヨメがスタンプ押してますね。
「ココが首里城だよ~ん(要旨超抜粋:笑)」と、その概要が書いてあります。
いにしえの首里城の全容を表現した図。上の方にある赤いところが焼失したあたり。
その城門を潜って中に入ってまいりましょう。
沖縄戦で焼失したという瑞泉門。この界隈は、このたびの大火でギリギリ無事?
この門の名前にちなんで、首里城の脇には瑞泉って泡盛の醸造所があるのかな。
はぁはぁ・・・結構、上の方までアガってまいりました。城壁の外の風景が見えます。
漏刻門。「漏刻とは、中国語で水時計という意味です」と説明されています。
コレがその漏刻門。上部櫓の中に水時計が仕込まれているのでしょう。
はぁはぁはぁ・・・さらにさらに、上の方へとアガって息もアガる(泣笑)。
「首里城 広福門 漆の塗り直し」って書いてあります。絶賛工事中でした。
養生や足場に覆われて、残念ながら中身が良く見えませんね。
ここまでアガってまいりますと、周囲の学校などがハッキリと見てとれます。
そして、先ほどの漏刻(水時計)と双璧をなす日時計が、この日陰台。
コレがその日陰台です。日本標準時からは、ほぼ30分遅れなんですって。
万国津梁の鐘と供屋(ばんこくしんりょうのかねとともや)」の説明看板。ココに吊るされた鐘の実物は沖縄県立博物館(愛称おきみゅー:笑)に所蔵されているようです。
コレがその万国津梁の鐘と供屋です。
コレが先ほど塗り直していた広福門のいにしえ(明治30年代)の姿。
さぁ、いよいよ本丸(とは、きっと云わないケド)に近づく。奉神門前。
 下之御庭(しちゃぬうなー=「下の庭」)。門の中が今回大火に遭ったエリア。
先ほどの奉神門の説明看板です。身分の高いヒト専用の入り口らしいです。
ココから門の中(首里城正殿のある「御庭(うなー)」)は、有料区域となります。
首里森御嶽(すいむいうたき)。島民の信仰心の拠りどころである御嶽の一つです。
その首里森御嶽です。樹に覆われた神聖な空間。焼失を免れているのを願います。
系図座・用物座の説明看板。系図座は琉球の歴史書を編纂していた役所だそう。
そろそろ開館(開城?)時刻が迫り、コスプレした(笑)関係者方が・・・
系図座・用物座の中に入ってみますと・・・
首里城公園内の展示物について、色々と学ぶコトが出来ました。

 ↑如何でしょうか。首里城公園は、沖縄県民と那覇市民にとって、憩いの場であり、信仰の対象ですらあります。こうして画像を見ていると、外側部分は助かっている様子です。焼失してしまった城内建造物の数々は、既にレプリカではあったものの、可能な限り実物に忠実に再現された建物であったため、却って火災に脆弱な造りとなっていたのでしょうね。この続きは、その城内へと入ってまいります。建造物とともに焼失してしまった展示物の一部も御紹介出来ようかと思いますヨ。

 それじゃー、また明日。

7 Replies to “嗚呼、追憶の首里城(その1)”

  1. こうやって見ると大したもんだったんだな、ということがよくわかる。
    私が訪れたときは、大した感慨もなく、さっと見て食堂に行っちゃった。お昼時でおなかが非常にすいていたからね。ちゃんと見ておけばよかったと今更ながらに思う。

  2. あぁあぁ、悲しい出来事です。
    ニュースで地元の人達の声を聞くと、本当にやるせない気持ちになります。

    でも、このブログでは、敢えて辛い現実からは目を背けさせてくださいませ。
    ワタクシ自身、現実逃避の為に、このブログへやってきているので。

    この超時空ブログの中で、ただただ、美しいものを見ていたいだけ。

    輝く星の瞬きが観たいんだ♪
    (敬愛する分島花音「Unbarance by Me」より引用)

  3. 世界遺産
    火事で全てが
    灰に帰す

    私もいつだったか首里城を訪れたことがあります。レンタカーで行って地下駐車場に停めました。しっかり内部を見学した記憶があります。
    しかし、パリのノートルダム寺院の火災といい、文化財の火事による消失は、一瞬の油断で、取り返しがつかない結果になってしまいますね。。。

  4. 首里城の件は、只々唖然とするばかりでした。
    悲しい出来事が続いていますが、そろそろ断ち切って欲しいものです。

  5. 首里城は沖縄の王様のお城だとばかり思っていましたが御嶽もあり、信仰の対象物でもあったのですね。これは物神両面での喪失。
    早く再建の道筋を立てて欲しいですね。

    ところで気になるのが(その1)。。という事は再開?これからタイムマシンに乗ってGO!??

  6. 沖縄…まだ訪れた事が無いのです。
    いつか見事に復旧した首里城を拝観するチャンスが訪れますように!
    1日も早い復旧をお祈りします。

  7. 私もかつて某職員旅行でいったはずなんですが、入口付近で集合写真をとっただけだったような?
    首里城をみた記憶が全くありません。
    しっかり見ておけばよかったと後悔。残念です。
    それにしてもこの様式、明らかにかつては別の国だったことがよく分かります。

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