フィアットニューパンダ4×4クライミングプラスのフロントバルクヘッド周辺を仕上げるだけのハナシ

 今日ね、この秋、初めて長いズボンを履きました。早朝は結構肌寒く感じまして、薄手のフリースをTシャツの上に着こんだくらいです。ホントに今週前半の激暑が信じられないくらいに涼しい。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と、ムカシのヒトはよく云ったモノです。季節の変わり目、急激な気温の変化には身体がなかなかついてイケないモノです。皆さん、くれぐれも風邪などお召しにならぬよう御自愛くださいね。

 ところで、「ひこうき班長」さんの待つフィアットニューパンダ4×4クライミングプラスは、いよいよ最終コーナーを回ってゴールも直前ですが、ここまで来ても、小ネタがあるのよ(笑泣)・・・。

もう、ほとんど完成してるかの如くでしたが、まだヒト仕事が・・・
フロントバルクヘッド内のハーネス清掃と絶縁テープの巻き直しを・・・
まずは、細いコードを丁寧にシリコンオフで手拭き清掃いたします。
そして、細い方のハーネスをビニールテープで巻き上げました。
今度は太い方。クリップをハズしても浮いてこないので、難儀します。
それでも、どうにか御覧の様にテープを巻くコトが出来ました。
作業のために一旦ハズしたボルトをワイヤーブラシで磨きます。
ココはアースを落としているので、接点復活剤を塗布しておきます。
コレで取付完了。続いて、今一度、全体的に掃除をし直します。
掃除機を掛け、パネル内に手を突っ込んで清掃いたしました。
フロントバルクヘッド内がようやく清浄な状態を取り戻しました。
ワイパーユニット側(左側)から見た状態がコレです。
ボディパネルの塗装部分は、経年でアチコチハガれています。
一旦オモテに出して、自然光下で再度各部をチェックいたします。
取り出したる「三種の神器(笑)」ってホドのモンではありませんが・・・
まず一つ目は、バルクヘッドカバーの固定具。予備を鑑み13個発注。
11個全数が破損していたので、新品付けたら、一撃で破損(大泣)。
仕方がないので、ひとつひとつガストーチで炙りつつの装着作業。
斯くて11個が揃い踏み。両手の親指はヤケドで真っ赤っかデス。
二つ目は、カバーを固定するタッピングビス。下方のが新品デス。
こうして、フロントウインドー周りが、ようやくスッキリいたしました。
先ほどの白い樹脂製留め具は、フロントウインドー下端に嵌ります。
こういった部分は、もう少しシンプルな構造にして欲しいモノです。
三つ目の交換部品が、このボンネットフードを受けるバッファ。
全体的にエアブラシによる補修塗装を済ませた状態がコレ。
腐食のヒドかったアルミ製ワイパーアーム基部も塗装いたしました。
あとは、納車直前にワイパーブレードを交換してフィニッシュかな。
ボンネットフードを開けた時のインパクトが少しは出ましたでしょうか。
コレで「ひこうき班長」さんにも喜んで頂けたらと思っております。

 ↑まぁ、ハーネスに巻かれた保護テープなんて、機能上はたいした意味ないんですケドね。特にオリジナルの布テープは水を吸うので激しく経年劣化いたしますし・・・でも、無いよりは巻いてある方がマシ。ボンネットフードを開けた時に、バルクヘッドカバー下部のスキマから、ハーネスが覗いてしまうんで、やはりエンジンルーム内の美観を損ねないようにしたいと云う観点からも、各コードの点検も兼ねて、キッチリと巻き直しました。フロントのバルクヘッド内は、どんな中古車であっても、ヒドいコトになっているモノですけれど、新車時とまではいきませんが、ソレに近い状態には戻せたと愚考しております。さぁ、納車の儀を何時にしようかな。班長さんとも御相談しなくちゃ。

 それじゃー、また明日。

6 Replies to “フィアットニューパンダ4×4クライミングプラスのフロントバルクヘッド周辺を仕上げるだけのハナシ”

  1. 季節の変わり目、案の定くしゃみしてます。
    それにしてもこの整備、もはや言葉にするのも徒労だけのような…
    思いだして対照的なのは
    イギリスの人気番組『名車再生クラシックカーディーラーズ』
    エド「これはダメですね~取り変えましょう。ここをこうやって、こうします。ハイこれでマイクは喜んでくれるでしょう。」
    マイク「エド~、なんてスバラシイんだ、これはきっと儲かるでしょう」
    見ていてそれなりに面白いのですが、
    え?そこ洗浄しないの?、だって次に外すときは滅多にないでしょ。
    みたいな場面が多すぎて日本人感覚なら唖然です。

    『名車再生マイクロデポ・ディーラーズ』
    世界中のコアなHEN鯛クルマ好きから絶賛でしょう。

  2. ニューパンダ、益々磨きがかかっております。
    見えないところにも手をかけて頂けるのが嬉しい限りです。
    ひこうき班長さまに喜んで頂けることでしょう。

  3. ええと、ひこうき班長さんがパンダでテツヲタ班長さんがDSですね。
    どっちがいいかなあ。どっちもいいんですよね。車体の見えないところにミニミニたこちゃんさんが棲みついているいるもので。

  4. JENSEN 541が車検を終えて大阪から帰ってまいりました。いえ、九州ではダメなんです、クラシックの車検は。
    で、ウインカーがつかない❣️
    アクセルワイヤーとか、ギア入れはかなり普通に近くなったのに。
    ハーネス、ハーネス…
    541の運転は「格闘」です。昨日は汗びっしょりになりました。つくづくパワーアシストってすげーなって思います。素晴らしい発明だ❣️
    一体いつまでパワーアシスト無しの車に乗れるのか❓つらい…重い…相当。

  5. おぉーとな
    ゴールしてない
    青パンダ
    秋晴れの日に
    納車の儀也

    フランス車に比べ、イタリア車はなかなか納車がサクサクいけませんね、もちろん年代がやや違うとはいえ。

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