十二年目の夏。

 今日は、久しぶりに雨アガリの状態から一日が始まりました。いよいよ東京練馬にもムレムレの本格的な夏がやってきたサンレンキューの初日。世間はお休みなれど、ワタシは日の出前に出勤し、もんのスゴい湿気に耐えつつも、場内での鈑金修整作業を行っておりましたが、そのような午後、珍しく御約束の時間から70分遅れ(泣笑)で「目黒のS」さんが、到着いたしました。あんまりお越しにならないんで、心配して電話を掛けようと、携帯電話番号を調べるために注文申込書(当社控)を繰ってみたのですが、メクれどもメクれどもSさんのページが出て来ない。ようやく到達して日付を見れば平成19年1月とある。「そんなに、長く御乗りだったっけなぁ、ギブリにしてから・・・」との感慨を得ましたので、本日は、そんなネタになっちゃいました。以前にも似たようなネタで書いたよな気もいたしますが・・・

 夏になると必ずお越しになるイメージのSさん。お目に掛かる時は、いつも半袖&七分丈のイメージもある。車検時のみならず、こうして年に一度は必ず愛車をお持ちになって頂いているからなのかな。

 以前はSさんにマセラティ222SRをお納めしておりましたが、このギブリにしてから12年が経過したというワケです。トータルの御愛顧期間もずいぶんと長いモノになりました。心から感謝、感謝!デス。

平成19年の1月に販売した、マセラティギブリⅡ後期型「目黒のS」さん号。
「ブログ用にヤラセ写真(笑)を撮らせてください」とお願いしてパチリパチリと。
お納めしてから12回目の夏がやってまいりました。12ヶ月点検相当整備を御所望。
・・・でも今年は、何にもマズそうなところが無さそうだけど、ソレなら佳し!
いつものデポ商品化写真のようなインテリアには、ワタシもアキレました(笑)。
お乗りになってきて頂いたマセラティギブリⅡをそのまま足にして駅へとお見送り。

 ↑こういってはナンですが、「目黒のS」さんは、いつも淡々としています。表面的にはマセラティを溺愛する風でもなく、でも心の中では「ウヒウヒ」している(笑)ような、適度な距離感と申しましょうか・・・コレが愛車と長く一緒に居られる秘訣なのかも知れませんね。とにかくキチンと、定期的にワタシたちに手を入れさせて頂けているというのも、手前ミソ気味ですが、結構キモなのでは、と思いますヨ。

 現在、旧いマセラティを希求されている方々、「高値の花」だとか「オレにはまだハヤい」などと指をくわえて見ているのは人生に於ける大いなる損失デス!まずは、当店にお越しください。敷居を低ぅ~くして(またコレだ:笑→ホントに低いんだから)お待ちしております。

 それじゃー、また明日。

6 Replies to “十二年目の夏。”

  1. プロ中のプロによる整備は勿論ですが、S様とギブリとの付き合い方には男女の機微に通じるものが感じられて素敵です(*´-`)
    もっともっと精進しないと!

  2. 目黒のSさまのギブリⅡ、珍しいブルースペチアーレ色なので毎年登場、一目で分かります。
    綺麗にお乗りです。
    何もいじってないのがとっても高評価です。

  3. なんでこんなに綺麗に維持出来るのでしょう。
    特に内装!
    やっぱりお手入れに尽きるのでしょうか。
    目黒のSさまのギブリⅡと比べると僕のクーペは生活感ありすぎだなぁ。(涙)

  4. 素晴らしいギブリⅡですね。
    オーナーの鑑ですね。
    自分の車もこうありたいものですが…無理ですね

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