サビとの闘いの日々

 久しぶりに、一日を通して雨が降らないとの予報を聴いて、勇躍出勤。期待に違わず、曇り空ながら、雨の降りそうな気配もなく、涼やかで過ごし易い気候も相まって、夕刻まで屋外作業を滞りなく進めるコトが叶いました。もっとも、匍匐の歩みではありますけれど(泣)、ね。

初めてやってきて、スグにエンジンルームをサッパリとさせたところ。昨年6月下旬。
それでも、よく見れば、先頭の目に付くところに30年溜めたアラの数々が散見。
アチラコチラを分解しながら、サビを擦り、転換剤を塗り、塗装を入れ・・・
・・・そうそう、このような感じで、顔が無くなっちゃっております(笑)。
ヘッドライトが付いてしまえば見えないか?・・・背景に見えてしまうんです。
ラジエターサブタンク内は長年の澱でゴッテリ。洗剤とナットを入れてシェイク!の結果がコレ。
最後にバッテリーを恐る恐るハズしてみましたが・・・ああ、やっぱり(大泣)。
バッテリー周辺には、時に揮発した希硫酸ミストの雰囲気が、で、経年でサビると。
脱脂のためにちょっと拭いたダケで、周囲の塗装もサラサラと落ちてしまいます。
赤いサビには、転換剤を塗布しておき、化学反応を待ってから色を入れます。
朝の6時から断続的に作業して、この状態になったのが16時。塗装はまだ7割です。
それでも、パッと見た感じは、ずいぶんとサワヤカなムードとなりました。でしょ?
コチラは先月やってたトランク周りの補修風景。当初はゴッテリ汚れてましたが・・・
こうして、堆積したヨゴレを完全に洗浄すれば、赤サビの発生が露見(泣)します。
断続的に丸二日ホド掛かりましたが、ウェザーストリップとともに蘇生させました!
ココはトランクフードを開くたびに見えてしまうところなので、キレイじゃないと。
リアウインドーから伝わった水滴の経路も、澱みなく流れるように清掃しました。
30年間のコビリつきヨゴレ(泥・苔・錆)を、ようやく落としきるコトが叶いました。
嗚呼、比較のために一番最初の写真を撮っておけばよかった・・・。ガーニッシュやテールランプ上辺にも塗装を入れておきました。
今度は、クォーターウインドーモールのシーリングにチャレンジしなきゃ・・・

 ↑・・・とにもかくにも、レストアなんて大仰なコトバは使えませんが(でも、ムカシからセミレストアって標榜してるケド:笑)、クルマのアンチエイジングってモノは、原則的に洗浄と清掃とサビ除去に尽きると、ワタシは信じてるんです。塗装は最後の最後の、これまた最後の手段、どこまでも凹みやヨゴレを取ってから塗る。ウインドーモールの脇にコビりついた黒々とした水垢なんて、ホントにもー、簡単には落とせませんから(この間も「稲敷のK」さんの御協力を仰ぎましたワ:泣笑)。なんでもパテ入れて、パーっと塗ってしまえればホントにラクなんだけど、出来るだけ“天然美”を湛えた旧車を作り上げるために、回り道且つ匍匐前進を続けます。どんなに若い頃に美人だった女優さんなんかでも、年とってくると整形効かなくなって、オカシクなっちゃうでしょ。理想?・・・んー、あえて例えて云えば、今の草笛光子さんみたいなクルマかな。総銀髪なのに、心身ともにアノ若々しさはスゴイですヨ。そんな、美しく威厳がありオーラ漂う旧車を目指したいと・・・。

 それじゃー、また明日!

5 Replies to “サビとの闘いの日々”

  1. ソアラ、錆取り効果が素晴らしいです。
    スーパーホワイトが一層輝きを増しており
    たこちゃんの信念がクルマに反映されています。

  2. セミレストアで済むのは
    探してくる素体がいいからでしょうね。
    しかし、これからクルマを愛でる人は減っていくでしょう。
    特に大衆車は。
    時代といえば時代ですから
    仕方ないですが

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