イタリアンなチバニアン(笑):その3

 いちおう入梅はしてるんだけども、今日あたりは、事前の予報よりはマシな天候でした。日没の時間までドーニカコーニカ、今にも降ってきそうな曇り空と、いきなりの晴れ間が出て結構暑い状況が交互に訪れて、屋外作業もこなすコトが叶いました。

 さて、ブログの方は、先週からスッカリ続きがオアズケとなっていた、“たこちゃんの房総小さな旅(んな題名だっけ?:笑)”の続きをお届けいたします。

 (以下、前回からの続きデス・・・)

高滝湖畔から、一路養老渓谷駅を目指していたら、消防署の前で“ヴィスリャー(笑)”さんが、なぜかポーズをとっておりやした。
V3が呼んだか、“チバニアン”のアヤシゲな看板を路傍に見つけてしまいました。「コレがあの、一時期話題になってたヤツか・・・」と看板を一瞥するだけで、一度は通り過ぎたのですけれど・・・
やっぱ、こういった場合には“波に乗る”、若しくは“流れに逆らわない”、というのが我が家の社是(笑)なので、引き返してこの機会にチバニアン一帯を探検してみるコトといたしました。
マスコミで大きく取り上げられていた時期には、おそらくお客さんがワンサカ来てたのだと思いますが、この日は日曜日だったのに、もはやチラホラとしかヒトは居りません。チバニアン、正式には“地磁気逆転地層”と云うらしい・・・
とにかく、すべては自己責任ってコトで。はい、わかりやしたヨ!
なんだか、気分は“川口浩”探検隊か“藤岡弘、”探検隊(笑)。相当ヤバそう・・・
コレが“イタリアンなチバニアン”である所以の画像。
・・・なんかよく分からないケド、とにかく、そーゆーコトらしい(笑)。
イタリアにも地磁気逆転地層というのが二つ存在するらしいのです。
とにかく、ココは看板でやたらと威嚇(笑)してきます。
徒歩でチバニアンを目指します。初めのうちは、よくある房総な風景。
ソレが次第に、探検隊モードへと突入してまいります。マムシに注意!
結構歩いたケド、まだ代わり映えのしない看板のみ。
おお、コレは珍しい景観!縦横に自然の穴が開いている不思議な風景。
ココが渓谷に降りていく通路の手前であります。
また、ココで説明看板。国指定天然記念物なので市原市は大喜び(笑)。
ようやく養老渓谷まで降り立った。コレは良い眺め。
んっ?壁には、なんかまた”看板”が・・・
え゛~っ!ひょっとして、コノ地味ぃ~な壁こそがチバニアンの本体なの?
その脇には、また看板がハッタリをカマしてくれています。
なんだか、よく分からない独りよがりな標語(?)もヘン。
ま、こりゃ地学者以外は、見てもイミフでしょう。
シロウトには、やってるコトの意味が分かりません。
ポコポコ空いた穴ボコは、研究用に各層の岩盤を採取した跡なのでしょう。
幾らこう書いても、イタズラするアホが居るんだろな・・・
こうやって近くによって撮ると、オーパーツみたいです。
コレがとどめの看板!・・・チバニアンは看板を見に行く場所と見つけたり(泣笑)。

 ・・・というワケで、とりたてて地学に御興味の無い方は、ハナシのネタに一度だけ訪れればよい処だと思いました、ワタシは。ただ、養老渓谷自体は素晴らしいスポットなので、ソレを主にチバニアンを従にして行けば、ヒザカックンにはならなくて済むと思います。チバニアンだけを見るために、こんな千葉の奥地まで来ちゃった場合には、おそらくショックで三日間は寝込むコト請け合いです(笑)。ワタシ自身も、たまたま通り掛かった“ついで”に寄るコトが出来てラッキーでしたヨ。

 それじゃー、また明日!

5 Replies to “イタリアンなチバニアン(笑):その3”

  1. ヴィスワ、ポーランド?と思いきや、なんだヴィスリャーV3でしたか。
    しかし何故に千葉に?
    チバニアンに人喰いサラセニアン?
    しまった、サラセニアンはヴィスリャーでは無く1号ライダーでした。
    でも、日常を離れてのチバニアン探索は、なかなか癒されそうです。
    最近、ジョギングをさぼっているのも、自宅川崎周辺に良い森が無いからで。
    仙台の森でゆるく過ごした休日が懐かしス。

  2. “地磁気逆転地層”、名前が物々しい。
    “磁場がふらふらしていた時代の地層”って、サッパリ分からん。
    えーい座布団全部取れ、の心境(笑)。

  3. このチバニアンですが、最近、茨城大学名誉教授が、データがねつ造だとかいって反対していますね?なにがどうだか、本当はどうなのか?素人にはよくわかりませんが、真実が明らかにされることを望みます!!

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