ヴェトロモンターニャ高野山2023、参加の記(その4)

 今日も、早朝から一日中走り回るコトになりましたが、ワタシって、そーゆー星のモトに生まれ付いちゃってるんですかね(泣笑)。とにかくジッとしているコトが許されない境遇のようです。スキマ時間を使って、チマチマと当ブログの改善作業を試みましたが、少しは良くなってますでしょうかね。今日も、イベントの続きネタでお送りいたします。

ランチタイムは、この街をそぞろ歩いてお店を探しつつ向かいました。
観光客向けの休憩所も、古式ゆかしい建物です。
コチラの建物は、元々お酒屋さんだったみたいですね。
この界隈は、“湯浅伝建地区”と称されて、要は伝統的な建築物が居並ぶ場所デス。
ココは、そのまんま麹屋さんだった(あ、いや今も?)のかナ?
チンタラと街を眺めながら歩いていたら、先遣隊とハグれちった(泣笑)。
「ま、おそらく真っ直ぐでイイんだよね?」「さぁ・・・」
旧栖原家住宅。元々はお醤油の醸造をしてたお店の跡らしいです。
御大は、座れる場所あらば気が付くとヘタり込んでます。「アトで見ましょうヨ!」
あー、またスゴい店を見つけちゃったなぁ・・・
店内を覗くと、ホントに毛糸を始めとして、ほぼ糸ダケを販売してました。
湯浅おもちゃ博物館。休業してるのか、廃業してるのか・・・中を見たかったナ。
また、エラく凝った建造物。空き家である様子・・・
「コレ売りに出てるみたいですヨ」「ふ~ん、3850万円かぁ、安いなぁ・・・」
超レアにして激シブな、“羽車ソース”のトタン看板。ドーニカ読めるのがスゴい。
もっと時間があれば、露地の隅々まで歩いてみたいモンですが・・・
ようやく昼食処を発見いたしましたんで、とっとと入りましょう。
お~!今日は、貸し切りにしてくれてんのね。
粋な暖簾をくぐって店内に・・・
用意されていたのはシラス飯の定食。地元湯浅の味噌と醤油で美味しく頂きました。
先ほどの旧栖原家住宅の裏へ。廃業後に湯浅町が買い上げて醤油の資料館に。
醤油を詰めていた樽や陶器の壜。
ラベル類も、激シブなテイストです。
ワタシが資料に釘付けになってたら、大魔王様を見失っちゃった・・・
「あ、こんなところに居た。ま~たヘタりこんでるの?」
イベント参加者の“二世”な若者と歓談の図。医学生なんだって。
会場に戻ってまいりましたら、紅頭号のエンジンを観ようとヒトだかりが。
ワタシゃ、奇妙な物体に興味を持ちまして・・・
見に行ったら、津波救命艇なんですって。色んなモンがあるのね、世の中にゃ。
ココでじっくりと車輛見学をいたしますか。ナンの変哲もないナローポルシェ・・・
・・・でも、ド鉄ホイールにキャップがハマってますヨ。コリャ只ゴトじゃない。
やっぱ912だヨ。VW製4気筒を積んだ当時の廉価版。今じゃ却ってお宝かも。
その直系祖先にあたる1962年製ポルシェ356Bも隣に並んで、ニクい演出。
そのまた隣にゃ“ワーゲンポルシェ”こと914。ムカシ乗ってたんで、チト懐かしい。
ズラリ並んだ、スーパー7軍団。バーキンもケーターハムも混じってないヨ(笑)。
とりわけ、コイツはスゴい。1961年製と云うから、ワタシより二つお兄さん。
1966年製のERAコブラ427S/C。すんごいキレイでした。
ワタシ的にはマイブームなロータスヨーロッパですが、1968年製シリーズ1です。
本来は、シリーズ1ではハメコロシであるハズのドアウインドーが・・・
前方ヒンジで浮かせられるように、美観を損なわずに改良してありました。
シリーズ1(タイプ46)の時期ですと、月桂冠(お酒じゃないヨ:笑)も二つダケ。
「お~!目ん玉アゲてくれてる!!」1967年製のトヨタ2000GT。
こういったディテールは、なかなかお目に掛かれる機会もありませんから。
美しいターコイズブルーメタは、だるまセリカのと同じ色かナ?
ルーフ中央に溝が切ってあるのは、当時でも珍しいモティーフの一つですね。
ヤマハの楽器造りの技術で設えられたと云うローズウッドパネルは美しい。
どーして、こんな美しいマシーンが我が国から生まれなくなっちゃったのかなぁ。
色んな意味で幻の名車ですね。
ダーツ大会やら、シメの御挨拶やらあって、会場をアトにいたしました。
会場からの脱出(笑)走行は、不肖このワタシが担当いたしましてね・・・
ほとんどゴール手前の、道の駅で交代するコトになりました。
雰囲気の良い橋の上で、マシーンを降りての記念撮影をば。
「アチラに見えますのが、龍神温泉郷でゴザイマァ~ッス!」
そのままスマホを向けると、「アレ、ちょっと待って!」
・・・ちゃんとカメラ目線でカッコつけてくれました(笑)。
往年のCG誌にでも出て来そうな、シブい情景に撮れたでしょ(笑)。
二泊目の宿は、イベントとは無関係に大魔王様がセレクトしたところ。
渓谷の崖っぷちに建ってる感じ。こじんまりとした風情ある宿です。
ま、とりあえずイベントは“生きて(泣笑)”無事に乗り越えました。「風呂、行こうヨ!」

 ↑初めて訪れた湯浅町ってところは、“醤油の最初の一滴”を生み出したとされるところで、時間が許せば、もっと突っ込んで見学をしたかったんですが、こりゃ自分で再訪するしかないナ。すんごい遠いケドね。

 それじゃー、また明日。

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11 Replies to “ヴェトロモンターニャ高野山2023、参加の記(その4)”

  1. 更新ありましたか。何やら動きが遅いです。
    もしかしたら、ブログサーバーの容量の制限とかあるんでしょうか?
    昔912を「絶対911だろ、Tだろうと6気筒だよ絶対」とか生意気に思っていましたが、今では超希少車でなかなかいいですね。

    昨日のクイズ、内装②はジェンセンヒーレーではないでしょうか?
    (あんちょこ使って調べました)

  2. ワタシも、フェイスブックから付けたリンクでようやく入れました。パソコンからだとロードに時間が掛かり過ぎてる感じです。公式サイトからのリンクは403で、アドレスの直接入力でも403です。もー、イヤんなっちゃうなー(泣笑)。

  3. 湯浅町、いい街並みですね。
    それにしても、りゅたろう先生が本イベントにハマる理由が分かった気がします。
    これは楽しいイベントです。

    ちなみに、今はPCから公式ホームページ経由でサクっと入れました。

  4. ジェンセンヒーレー
    給油口の位置が真ん中ってどうなってんの?って感じで調べました。
    二代目とかあるんすか。

    ブログについて、名前の入力履歴が残っていたりいなかったりです。
    何か関係あるのでしょうかね。

  5. 古い町並みもなんとか保存して頂きたいですね。立派な文化遺産です。でも人口減ってくるとそんなことも言っていられなくなっちゃうのか。
    私は、iPhoneでもMac PCでもブログはHPからエラーなく閲覧可能です!

  6. ああ、昭和初期的な町並、いいですなあ。
    それにしても、素敵なクルマの数々、癒されます。
    最近のポルシェは、全く興味ありませんが。
    912は知らなかったのですが。
    912は、色といい、形といい、実に良い。
    実に。

  7. 昔、今は亡き友人がそのブログで、(アルファロメオ でしたが)、「ボンネットを開けると、まるで夜の電灯にやって来るガの様にみんな寄って来ると言われていましたが、何処でもそうですね。ましてや双頭赤であれば、何をかいわんや👍

    あああああああテスタロッサいいなあ(遠目)

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