ヴェトロモンターニャ高野山2023、参加の記(その5)

 当ブログを日々御覧になっていらっしゃったのに、日曜日から始まったサーバー問題の余波で、この旧ブログアドレスに到達出来ない場合が多々あるコトを、常勤さん方より水面下で教えて頂きました。403エラーが出てしまう方は、スマホでもパソコンでもキャッシュメモリ(検索履歴など)を一掃して頂きますと、御覧になれるようになる様子です。斯く云うワタシ自身も、昨晩自分が書き上げたブログ記事を読み直そうとしたら、キッチリと403エラーを喰らいましたんで(泣笑)。

 イベント自体は済んだ、10月15日(日)夕刻のハナシから・・・

龍神温泉は、清流と清新な空気で満たされた癒しの空間でした。
夕方になってまいりますと、行灯にも明かりが灯って、得も云われぬ風情となります。
コチラの上御殿本館と下御殿と云うのがありまして、お殿様用のお宿だったそうです。
“日本三美人の湯”とも称される龍神温泉。泉質は穏やかで、ニオイも無くサラサラ。飲用も可です。
神社でも手を合わせて・・・
源泉掛け流しの元湯前までまいりました。日帰り入浴が出来るところです。
夕暮れ時の温泉街と云っても、ほとんど我々以外にヒトは歩いておりませんでした。
おお、天然モノのホーロー看板を発見。こういうのもワタシにとっては旅の喜びです。
上御殿本館の典雅な佇まいには、我を忘れそうになります。
そして萬屋さんでのディナータイム。料理旅館と冠するダケあって、この美しさと充実度。
“紀州美味しい会席料理”と銘打たれたコース料理のお品書き。
御大も、思わず立ち上がっての写真撮影に。「コイツはウマそーだ!」
とりわけ、メニューには載ってない“鮎の炊き込みご飯”は一人前500円のオプションながら・・・
じっくりと40分ホド火を通して、身もホネもホロホロ状態となって、超絶の逸品に。
玄関を出ると「龍神」さんの表札が。御主人に伺ったら上屋敷・下屋敷・萬屋が龍神家なのだそう。
一夜明けた朝の清新な空気に、キンモクセイのカホリが漂って、本当に気持ちの良い深呼吸に。
朝の風呂上りに、御大と周辺をブラつくコトにいたしました。
コレは、賃貸物件なのか、売り物件なのか(泣笑)。勿体ない感じになっちゃってます。
「たこポン、小銭持ってる?」「あ、取って来ますよ。スマホも取りに戻りたいし・・・」
自販機前でのモーニングドリンクを済ませて、さらにブラつきます。
夜明け直後のモヤが掛かった雰囲気が、山間の温泉地と云った風情でイイですね。
「あ、あんなところに吊り橋(人道橋)が。アトで渡ってみよ・・・」
「たこポン、アレ見て、日が昇って来てるよ、クッキリと。」
橋を渡れば、(おそらく)龍神温泉全体の宿泊客用総合駐車場である様子です。
渓流は日高川と云うらしい。
そして吊り橋は、“湯本小橋”と風流なネーミング。
コイツは一丁、向こうまで渡ってみるかと、橋の上に載ってみましたが・・・
足元を見てしまったら、もうダメでした。足が進まない。こんなの初めて。トシのせいかナ(泣)。
一応、田辺市が管理してるみたいだケド、見た目、あんまりケアされてないっぽいし。
まあ、渓流は脇道から楽しむに留めておきました。精神が守りに入ってるなぁ(泣笑)。
朝の食卓が、これまた美味そうのヒトこと。そして実際にウマい!
温泉のお湯でジックリと煮込んで食する湯豆腐。何十分もトロトロになるまで煮込みます。
子持ち鮎の開きを一夜干しに。これまた、メッタに喰えない美味でございました。
昨日も鮎の焼き物を「もう一本!」とオカワリして丁重に断られた御大も、これには大満足でした。

 ↑龍神温泉はサッパリした泉質と、鮎料理の美味さが光ります。ディナーで供された子持ち鮎焼きは、皮がアメ色に輝く逸品で、ワタシの少ない経験でも人生中に食した鮎の中ではピカイチ。御大も「もう一匹頂けますか?」と思わずオファー。「少々お待ちください。聞いてきます」と。そしたら御主人が自らお越しになっての平謝りでコチラも却って大恐縮。なんでも一本焼きあがるのに一時間以上掛かるそうで、「次回にお越しの時には、予約時に予め“もう一本”と御申しつけください。明日の朝食でも鮎の一夜干しが出ますんで御勘弁を」と。美味しいモノには訳があるんですね。手間を掛けてこその超絶な鮎料理会席でした。

 それじゃー、また明日。

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15 Replies to “ヴェトロモンターニャ高野山2023、参加の記(その5)”

  1. これは良いお宿です。おみそれいたしました!

    よい感じのつり橋、中辺路方面にもいくつかあります。
    で、次回ダメ男合宿のための備長炭を・・・(笑)

    1. ↑しかーも、一泊二食付き(日曜日宿泊)で12000円!鮎めしオプションが500円。都内のビジホより安いと云う、素晴らしい宿です。

  2. 宿や景色の雰囲気もヨシ、お食事もかなり美味しそうでヨシ!
    旅をしてるなぁという気分にさせてくれますね。
    谷田部は田舎だけど、そんな雰囲気は微塵も無いもんなぁ…。

  3. 鮎の一夜干し、初めて聞きま
    した。
    これは美味いと思います。
    夕食も朝食も大満足、さすが御大です。

  4. いやあ、、なんか、いいところのようですね。
    ほんとに行ってみたい!と思いました。

    それにしてもオヤジ熟年二人旅。趣もここに極まれり、ですねえ。

  5. 鮎飯に子持ち鮎の開き…
    たべたい。。。

    あ、明日予定が変わってリアルホルモン参加できそうなのですが、空きはありますか?

  6. テスタロッサで巡る秘境の旅!古びた宿と秘湯、美食の数々、豊かな風景、そして吠えるV12フェラーリ。。。絵になるなあ。
    次回は、ロッソテスタロッサとリモーネヨーロッパの2台でランデブー走行で巡る秘湯ツアー!

  7. 夕暮れの町並もまた、風情がありますなあ。
    そして、食事のビジュアルが、美しくも美味しそう💕
    いいなあ。

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