偕楽園に行ったコトある?(その3:完結篇)

 あ~、今となっては先々週の土曜日午後のハナシだけで、夏休み明けの一週間を凌げちゃった(ブログネタもたいへんなんです:笑)。といったところで、本日も“水戸漫遊記”の完結篇をお送りいたしやしょう。

 ところで、東野英治郎翁版の水戸黄門が無性に観たくなりました。どのシリーズでもイイんだケド、第一話の水戸を出立するハナシと、最終話の水戸に帰還するハナシが特に観てみたい。いつもと違う出で立ちの城内での御老公や、武士姿の助さん格さん(里見浩太朗さんと横内正さんのコンビが好き)が凛としている感じとか、そんな雰囲気をオーバーラップさせながら水戸に想いを馳せております。

ソトから眺めてた時に、「アレに上りたいナ」と思っていた三階に。
いや、コラ確かに絶景ではあります。
遠景となる水戸の市街地や湖もキレイに見えますね。
木と瓦でコレだけのモノを作ったムカシのヒトはエラい。
楽寿楼、好文亭3階に在る8畳の正室。
東南西三面からの眺めは絶景で、往時は遠く筑波の峰や大洗の松林が望めたとされています。
おお、コレは、今で云うエレベーターか。
覗き込んでみると、確かに屋根の上に縄を束ねた箱が見える。
その縄を滑車に掛けて、人力で引っ張り上げるのでしょうね。でもスゴい。
景色がサイコーな上に風も涼やか。離れ難いケド、そろそろ降りますか。
屋根の葺き替えなんかも、何年かに一度は必要となりましょう。
階下に下りて、オモテに出ますと、小さな小屋がありました。
待合(まちあい)。
なんだか風流な待合室ですね。
初めての好文亭もスッカリ堪能したところで・・・
夕方になりますと、蚊が出てくるんで急ぎ足。
「え~っと、コッチ(→)イッてみよーか・・・」
長々と下りの小径を歩きますと・・・
はたして、在りましたヨ、吐玉泉。キレイな大理石。
あ、なるほど。玉のように湧く泉と云うワケですか。
造園当時から涸れたことがないんだって。
かつては目薬代わりにもなったのか。茶の湯にもしてたらしい。
で、そのスグ目の前に・・・
かつては太郎から五郎までの5本在ったそうですが、現存は太郎杉のみ。
実は、コレがホントに見たかったスポット。
見事繁った竹林。夏らしく美しい景観です。
青竹色とは良く云ったモノ。微妙でイイ色です。
この孟宗竹林、弓の材料としての役割もあったんですって。
好文亭表門とありますが・・・
本来はコチラから入って行き、好文亭に向かうのが正しい在り方らしいです。
そして、この門は、偕楽園の表門と云うコトにもなっております。
そのまま園外に出て振り返ると、こんな感じ。駐車場なんかありません。
確かにコッチが本来の正門なんでしょうね。
周囲は込み入った住宅街、クルマで来たらたいへんでした。東門からで正解。
さぁて、日も暮れてまいりました。少しでも駐車場に近い出口を探さなきゃ・・・
いったんは東門方向に戻ってみるか・・・
時刻は17時直前。売店開いてるかナ・・・
スベリ込みセーフ!でしたが、干し芋ダケ買って・・・
お隣の大洗名産(笑)ガルパングッズには手を出しませんでしたヨ。
今の季節には出口専用門となっている場所を見つけて園外に出ました。
ココはココで、良く整備されたひとつの公園と云えましょう。
そして、例の大きな歩道橋まで、無事に戻って来られました。
この看板絵にあるような梅の花咲く時期には、大混雑間違いない通路を行きます。
常磐線の線路がスグ横を通り抜けており、園内からも走行音が聞こえました。
偕楽園の駐車場から10分と掛からず、提携してると云うコインパに到着。
水戸市大工町と云うところ。
ネットで見つけた、このお店。
玄関の看板が仕度中のままだった(泣笑)んで、お客はたこちゃんズのみ。
もろこしの天ぷら。実態は小エビがたっぷりと仕込まれたかき揚げ。美味い!
納豆御膳と云うのをひとつ注文。水戸で納豆尽くしを喰ってみたかった。
煮物も、ワンタンに内蔵された納豆も美味い。女将さんの感じも良くて大満足。
こんなにイイ店を貸し切り状態で楽しめましたんでラッキーでした。
お店と提携駐車場の位置関係はこんな具合。ホカにも数ヶ所あるらしいです。

 ↑そんなワケで、メカトリエを出てから7時間での往還となりましたが、ちょっとした思い付きで始めた筑波山神社を経由した水戸への小旅行は、夕方のディナーにいたるまで無事に充実させるコトが叶いました。初めて行った偕楽園、有名な梅が咲き誇る時期じゃないところが却ってヨカッタのかも知れません。今度の茨城県内小旅行は、秋のひたち海浜公園とか、大洗や涸沼をカマしたルートでイッてみようかナ。少しはあひるんちょの整備もしとかなきゃね。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “偕楽園に行ったコトある?(その3:完結篇)”

  1. 水戸の旅、空いていて穴場でなによりでした。
    観梅&アンコウが王道なのでしょうけど。

    ワタシも黄門さまは東野英治郎に同意。

  2. 偕楽園、見ごたえありました。
    竹林が涼しげです。
    そして割烹でのお食事、これは一目で美味そうと判ります。

  3. 偕楽園で過ごす休日、良いですなあ。
    梅のシーズンでは無いのが良い。
    人が少ないのが良い。
    竹林もまた、良い。

  4. 後出しコメント:HP見ましたが、偕楽園は駐車場が幾つかあるようですね。しかし広くてなんかわかりにくいです。敷地に繋がって、護国神社とか、常磐神社とか色々ありますね。

    1. ↑今の時期ですと、東門が実質的な正門扱いのようなので、やはり、アノ場所に停めて正解だったようですね。すんごく遠いケド(泣笑)。

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