昨日、今日の行状(ハンチョーさん降臨)。

 ここんところ、天候が不安定で色々と段取りがズレておりましたが、今日のメカトリエ界隈はスカっとした晴天で、気温の方も、まぁ今の季節並みと云った案配だったんで、屋外作業も捗ると云うモンです。昨日は、雨の降るデポ本社で張り替えの済んだシートを搬入せねばならなかったので、シャッター開けたら即搬入が出来るようにと、デポ場内を大掃除しながらマーニデゼーノ佐藤御大の到着をお待ちしておりました。

昨日は、そぼ降る雨の中、わざわざ横浜よりマーニデゼーノの佐藤御大が御来店。
美しく生まれ変わったギブリⅡ用の左右シートと肘掛けを届けてくださいました。
その確認後、デポ場内の大掃除で出た大量のゴミと有象無象を積んでメカトリエへ。
一夜明け、今朝のつくばには、美しい雲海が発生しておりました。
早朝から4台を水拭きし、そろそろ出番が来たようなので工房棟内に移動。
運転席ドアトリムのニギリ部分。経年で表面が劣化してしまいました。
コチラは同じくドアポケット。乗り降りの際に足先で擦っちゃうところです。
助手席のドアトリムにも表面の変色が散見されます。
右クォーターのドアトリムにも同様の症状がみられます。
最も重症なのが、左側のドアトリム。ウッドパネル周辺が荒れています。
「やっぱドアトリム取らなきゃダメ?」「う~ん、取って貰った方が・・・」
で、ワタシがビトゥルボの中でトリム分解の格闘をする間にコチラをと。
ボンネットサイドに目立つ凹みがありますんで、そのデント作業をば依頼。
コレなんですケドね、結構目立っちゃう位置なんです。
「いつものフィニッシャー屋さん」が手際よく凹みを除去してくれまして・・・
まー、凹みは完全に取り除いてくれました。感謝、感謝!
と、ソコに素晴らしくキレイなブルーの見慣れたクルマが・・・
「ひこうき班長」さんでしたぁ。午後の半休取ってメカトリエに御光臨。
名義変更に必要な書類を携えて、わざわざお越しになってくださいました。
新しい足車に初対面。メカトリエ場内で軽く御試乗頂きました。
「ちょっとお庭を見せてください。嫁さんにも写真を見せたいんで・・・」
「それでは、もう少しお待ちくださいね」「分かりました。じゃそろそろ・・・」
ハンチョーさんは、いつまでも手を振りながらお帰りになりました。
ハンチョーさんとお打ち合わせをしている間に、コチラも進んだようです。
このブラウンは、ただ茶色く塗ったダケではありません。
明るめのブラウンを吹いた上に、濃いブラウンを疎らに吹いて“目”を再現しています。
変色の散見された右側ドアトリムも御覧の通り。
左リアCピラートリムは、ハズすと色々コワれそうなんで、こうして吹きました。
日も暮れかかった頃、ようやく上塗りのセミクリアー塗装も済んだようです。
変色が進んだ部位も、キレイに甦りました。
ドアトリムの方も、御覧の通り。
「コレじゃあ、また手放したくなくなっちゃうよなぁ(ココロの叫び:泣笑)」
また、コレを元通りに戻すのが難儀。バラしたくなかったわぁ・・・
まぁ、この旧書体のガレーヂ伊太利屋さんのステッカーがよく似合うコト。
闘い済んで日が暮れて・・・明日も天候に恵まれますようにと願うばかりデス。

 ↑マーニデゼーノさんと云い、いつものフィニッシャー屋さんと云い、内装修復のプロフェッショナルに支えられつつ、旧いマセラティの持つ当時モノならではの質感を再現出来るのは、心から有難いコトだなぁと思っております。本日は「ひこうき班長」さんがメカトリエに初めていらっしゃいましたが、ビトゥルボの分解作業風景を御覧になって、「あ、コレSMさんのですねっ!」とも。なんだか有名だナ、SM号。

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “昨日、今日の行状(ハンチョーさん降臨)。”

  1. きゃあ!見ないで!
    ((((;゚Д゚))))// オロオロ
    本来は美しきビトルボの内装はシルバートライデント仮面の肌着。
    その汚れた肌着の有様をこのブログに晒すだなんて、耐え難き辱め。
    ならば、より一層、辱めておくれ。

    ・・・あっ、綺麗になってる!

    1. Smさんが○体で羽織ったビトルボ内装は、○間でこすったりした傷が無数でしたが、綺麗に修復されて良かった。
      シルバープリウスは、ハンチョーさんのnew足車だったんですね。

  2. マーニデゼーノ佐藤御大お見事。
    いつものフィニッシャー屋さんお見事。
    内装修復のプロフェッショナルさんお見事。
    さすが、プロのお仕事です。

  3. 「SM号」、、、知らない人が聞いたらちょっとアレですよね、SM号。。。
    キャブビトルボ、一度運転してみたいとも思いますが、クルマの運転の際はやはり防炎仕様の服を着ておかないと。全〇はなあ。

  4. キャブビトルボ…内装の劣化は
    やはり全〇羽織り乗車の影響?
    業者さんは知らぬが仏でしょうね。

  5. Smさん号ですので、内装は全てとっぱらって運転席だけつければまさに「素肌にビトルボを羽織れます」よね。ですので後席もそのまま戻さずに(苦笑)たこちゃんが許すかは疑問ですが。
    尚、ひこうき班長さまの169パンダを見ると仲間意識がわいてきますね!

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