メルセデスベンツ(W124)のヘッドライトユニットとパワーシートスイッチの取付

 本日は、本邦に初めて“鐡道”が敷かれて150年を迎える、記念すべき“鉄道の日”なんだそうです。そーいえば、昨日は名古屋テレビ塔が国の重要文化財に指定されるってハナシが報道を賑わしておりましたが、ムカシからワタシがモンのスゴくエライと思っている“塔博士”こと内藤多仲先生も、もっともっと一般のヒトビトに御名前が浸透するコトを願っております。先生がお生まれになったのは、明治19年。文明開化ヤッてた頃ですからね。名古屋テレビ塔を試金石に、大阪の通天閣、東京タワーと、「一体、何年建ってんだぁ!」的なタワーが風雨や地震にも良く耐えて、今だにすべてが健在なのって、やっぱスゴいコトですね。

 日本の鉄道だって新幹線を筆頭に、安全性と運行時間の精確(精密に正確)さは世界に類を見ない、ホントに素晴らしい交通システムです。

 翻って、自動車の方も、その耐久性と故障の少なさで一度は世界に冠たる存在となった国産車ですが、今はEV化の波に揉まれております。そのうち、世界をアッと云わせるような革命的製品を生み出して、“ジャパン・アズ・ナンバーワン”に返り咲くのを願い、期待しておりますヨ。

コチトラEV化もデジタル自動運転も無関係(泣笑)な、超アナログ車での御出勤!
ま、その前に・・・
今朝も来ちゃった、開いててヨカッタ。
メカトリエへの道すがらには、そのうちネタになりそな物件。その下調べもね。
走っているウチに、ようやく雨の方もアガって、少し青空も覗くようになりました。
あ~あ、場内の路面はビッチャビチャです(泣)。
ホンじゃ、まずはコレにイッてみるか。マスキングテープ固めにいたしまして・・・
朝、手に入れて来たコイツを塗って乾かしておこ。
で、結構厚めにブーブーと塗りまして・・・
日が出てきたんで、しばらく日向ぼっこさせるコトに。
2時間干して、プライマーも乾いたようなんで、さらに養生を追加しまして・・・
今度は、ライトグレーで本塗装してみました。
だいぶん路面が乾いてまいりましたので、ちょっとシャッフル。
車輛本体様(笑)を自然光のモトに引っ張り出します。
アッチの塗装が乾くまでの間に、組み立ての下準備。普段は見えない部分を・・・
濡らしたマイクロファイバークロスと少量の洗剤で清掃するダケで、御覧の通り。
バンパーの受け面に、養生として厚手ペーパータオルを敷きます。
「ああ、コレ短すぎるよなぁ・・・」ヘッドライトウォッシャーのホースです。
ヘッドライトワイパーのハーネスも、カプラーの差し方を練習しておきます。
「一体ドースリャ入るのヨ」なヘッドライトAssyを、知恵の輪のように・・・
先ほど練習した効果は如何に。手探りでの作業は続きます。
さぁ、ハズすにゃハズしたケド、今度はボルトをねじ山に噛ませつつ締め込まねば・・・
完全にボルトのアタマ同志が干渉してるところからだモンなぁ(大泣)・・・
中腰のまま(泣)で闘うコト15分、ようやくネジ山に噛ませるコトが出来ました。
ラチェットが入らないんで8mmスパナでヒト漕ぎヒト漕ぎ・・・ようやく完了。
「ああ、やっぱコイツが最後の難関だなぁ・・・」
養生用テープも、この段階でハガしておきましょうね。「色、合ってねぇ(泣笑)!」
ヘッドライト裏面カバーを締める金具も、逃がしておかねば(実は一度シッパイ済)。
コッチ側は難なく8mmラチェットで締めるコトが可能です。調整は必要だけどね。
ヘッドライト下側のカバーは鉄板製。入れるにゃ、ちょっとしたコツが要ります。
この状態で入れるんですよぉ(泣)。左ヒトさし指に1センチ強の裂傷で「ピュ~」
大ラスには、灯火類の点灯&点滅試験を。オールOKとなってメデタシメデタシ。
ワタシがウナっている間に、たこヨメは、ジャルディーノに球根を植えたんだって。
ワタシも花々を眺めてチョット息抜き。11月までは花を楽しめそうかナ。
はい、休憩オワリっ!今度はドアトリムを組まなきゃね・・・
ところが、コレも慣れぬゆえに難儀。5トライ目でようやくといった按配でした。
試行錯誤を続けて、格闘するコト小一時間。ようやくトリムを取り付けられました。
件のパワーシートスイッチも、なんだか誇らしげに見えてまいります。
今度は、助手席側にもパワーシートスイッチを繋ぎましょう。
コチラは、すんなりと組めました。コッチは、ほとんど“お不動さん”だったのが・・・
背もたれ、動かしてみましょう。
「おお~動いたヨ(ホッ・・・)」コレだけでも感動的。
さ、マクラは動くかナ・・・
「おお~伸びたヨぉ・・・」
「おお~縮んだヨ・・・これにて一件落着の無罪放免!(であって欲しい:泣笑)」
と、踏ん張りましたが日が暮れた。明日こそギブリの方にイキたいなぁ。天気どぉ?

 ↑アナログなメカトロニクスまでの技術水準で作られたモノは、とりあえずロジックを見究めれば、ワタシなんかにでもドーニカ直せるところがエライ!結果さえ出せれば、こりゃヤリ甲斐のあるシゴトですね。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “メルセデスベンツ(W124)のヘッドライトユニットとパワーシートスイッチの取付”

  1. こゆベンツ様が走っているのを見ますとですね、ああすごいなかっちょいいなきれいだな、と思うわけですが、その裏に実に斯様な艱難辛苦が山のようにあるかと思うと、確かに「どうぞ、本日はゆっくり休んでください。」と頭を垂れることしきりなわけです。

    裂傷とかも直りが遅くなってきててですね、最近。。。

  2. 500Eも死ぬまで所有したい車リストにあったような気がしますが、なかなかなかなかね。大変だ。ヘッドライトとパワーシートスイッチ完成おめでとうございます!

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