プチ撮り鉄の旅@いすみ

 朝起きてシャッター開けたら、頭上には久しぶりの青空が広がっておりました。とりあえず、あおちゃんの屋根カッ飛ばして走ってみたいと云う気持ちがムクムクと湧き上がり、居ても立っても。「ねぇねぇ、ちょっとドライブ行かない?アノ何て云ったっけ、ムー◯ン谷んトコ」と、アタマん中では、現地まで行ったらレンタサイクルでと考えていたんですが・・・

今日は久しぶりの上天気。この際だからプチドライブにでも行こ!
朝の時点でオドメーターは34908キロ。今日は何キロ走るかナ。
早速、あおちゃんで縣神社さまへ。
「ほ~けきょけきょけきょ・・・」とヘンな鳴き声を聴きながら・・・
参詣のアトには、フルオープンでレッツゴー!
ちょっと近道をと、ダートコースに歩を進めます。
ま、千葉にゃ方々こんなトコがありますが、シタ道チンタラでも・・・
小一時間で本日唯一の目的地に到着です。
まだサクラが残っててヨカッタ。春らしい雰囲気の写真が撮れました。
コッチを向いても、イイ感じ。
昭和41年製か・・・ワタシよりゃ若いナ(泣笑)。
コリャいすみ鉄道っぽくないなぁと思ってたら・・・
JR久留里線の車輌だったのか。ワタシゃ鉄分控えめ(笑)なんで良く分からんわ。
今日、ココに来たのはレンタチャリしたかったからなんですが・・・
無料のママチャリ貸与は、休日のみなんですって(泣)。さて、どーする。
ま、駅前のヒナびた雰囲気に身をヤツすのも一興ですかな。
・・・にしてもスゲー(泣笑)、元地元タクシー会社の社屋。
こういった昭和の遺構は、有形文化財にしといた方がイイぞ。
「チャリがダメなら、あおちゃんで走り回ろう」その前に・・・
国吉駅の中に入ってみましょう。ココはまだ入場料とらないみたいだし。
しばらく来てなかった間に色々変わったみたい。
ああ、サクラの季節に間に合った。素晴らしいプラットホームです。
「風そよぐ谷」のキャッチフレーズが国吉駅には与えられておりますが・・・
以前、初めて訪れた時には「ムー◯ン谷」だったハズ。
ホレ、その証拠1。くりぬかれてシルエットになってますが。
動かぬ証拠2。モロに御本人様がいらっしゃいます(笑)。
版権の契約が切れてからは、「ただのカバくん」どぇ~っす(笑)!
ああ、ムカシはドラム缶で出来たお家も並んでたケド、スッカリ一新。
小川に掛かる橋は板一枚。だけど、コレが和むところよねぇー。
ベンチに腰掛けて、そよぐ風を感じております。サクラ吹雪がキレイ。
この場所の空気感は写真に収まりきらないんで、是非とも行って欲しいっす。
駅弁も予約制になっちゃって今日は食べられなかったケド、ぜひココで。
ホームのアッチとコッチは、行ったり来たりし放題。
あぁ~んな写真や・・・
・・・こぉ~んな写真がダレにでも簡単に。
「♪るんるんるんるんるんるん・・・」
「♪るんるんるんるんるんるん・・・」遮断機無いんで気をつけて。
イイ案配で、車輌がホームに滑り込んでまいりました。
しばらくの停車ののち・・・
おずおずと加速して走り去って行きました。
国吉駅をアトにして、ガイドブックにも載ってないモンを発見。
コレって、旧東急の車輌なの?教えて、鉄分多いヒト(笑)。
その先に、ガイドブックに載ってる方のスポットが・・・
・・・って、この先までイッちゃって大丈夫か?
大丈夫そうぢゃ無いんで、手前でスイッチバックしてリバースで到着。
ココが、その目的地なのか?
お寺の本堂のようです。
「いすみ市指定文化財 釈迦涅槃像」とある。
海雄寺さんというお寺なんだナ・・・
扉には、郵便ポスト状のスキマが・・・
ソコにスマホを押し当てて撮影出来るという(笑)。確かに釈尊だ。
さぁ、こっからは、また屋根を開けてまいりましょう。
シブい鉄橋を渡れば・・・
結構な水量を湛えた川が流れておりました。
グーグル先生の思し召しに沿って、次の目的地へ。
沿道にナマのウシ(笑)。ココは北海道か九州か。
このサクラ並木が入り口らしい。早速上がってみましょうね。
・・・で、到着。
・・・で、ウシ(笑)。
コレが店舗なのかナ。ヨメはとっとと中へ。
高秀牧場。観光牧場ではないらしい、マジな酪農家。
・・・でも、とってもイイところ。嗅ぐわしいカホリもするし(笑)。
うし。
うし。
うっしっしのし。
ウシさん方にもランチが振る舞われている様子なので・・・
ワタシらも、ココでランチにいたします。
まずは、ヨメ用のカフェオレと、ワタシ用のにゅ~ぎゅ~。
うん、サッパリしてコクのある甘いヤツ。美味いです。
ソト食べ・ソト飲みの大好きなワタシにゃパラダイス。
早速出ましたクリームシチューは、濃厚で混ぜ物無しな風味の700円。
ピザも色んな種類を取り揃え、チーズがモノホンだからサッパリして美味いです。
シメにはミルク・バニラ・ピスタチオの三つ巴ジェラート。イイわぁ、ココ。
周りがまたスゴい風景なのヨ!圧倒的な菜の花畑。
先週だったらサクラも満開だったろうなぁ・・・
あまりに快適なんで長居しちゃいましたが、次イッてみよー!
と、久しぶりに元気良く来てみたものの・・・
たこヨメが立て看板を目ざとく発見。
「え~!クルマ金取るようになっちゃったの?また今度チャリで来よ」
続いては、サクラの名所だという場所へ・・・
確かにスゴいね。昨晩までは夜間ライトアップもしてたらしい。
まー、とにかく踏切ってモンは、ドコでも絵になりますなぁ。
「ん~、でもココぢゃないんだよなぁ」
踏切名称を具体的に入れてググったのに、連れて来られたのは大多喜駅。
その先の踏切も違うみたい。アレはドコなんだろ。
大多喜城の駐車場でUターンして、駅の方へと戻ってキマした。
大多喜駅はいすみ鉄道の本社なんで、車輌工場も完備してます。
大多喜の市街地には激シブ物件が数多く残されておりますが・・・
旅のシメには、何とか強力なネタをと探し廻りましてね・・・
「おおっ!きっとアレだ。オーラが違う!」
「とまれみよ」のナゾ文言でも有名らしい、この踏切。
撮り鉄カメラマンの中井精也さん直伝「第二五之町踏切 幅員2.0M」
この左手の土手に走ってくるハズなのヨ。
「かたこん、かたこん・・・」
「かたことかたことかたことかたことかたこと・・・」
「うぉ、しかも重連でキター!」
「・・・」放心状態(笑)。エガった~!ワタシゃ撮り鉄ぢゃないケド。
まー、しかし鉄道には漢のマロン(笑)がありますなぁ。
「コレがずぅ~っと先まで繋がってるんだモンな」
菜の花がビミョーに残ってくれていたのが有難いコトです。
サスガにあおちゃんで渡るのは気がヒケたんで・・・
スイッチバックで踵を返しましょう。「さ、帰ろ!」
帰り掛けには、35000Kmのキリ番を踏みつつ・・・
家に着いたら、こうなってました。全行程102キロ、5時間半の旅でした。
あおちゃん、今日もごくろーさん!有難う。

 ↑と、レンタサイクルが出来なかったばっかりに、却って刺激的なプチ旅とは成りました。牧場と云い、踏切と云い、いすみに行ってから目的地設定し直したスポットでしたんで、「やっぱ旅は行き当たりばったりに限るなぁ」とあらためて感じた次第です。千葉県ってね、日本酪農発祥の地でもあるんですヨ。ウシも可愛かったですし。「千葉のオンナが乳しぼりっつ!」「げろげーろ、げろげーろ!」のギャグで一世を風靡した青空球児・好児師匠の漫才が見たくなった今宵です(笑)。

 それじゃー、また明日。

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8 Replies to “プチ撮り鉄の旅@いすみ”

  1. いすみ鉄道もいよいよ菜の花の季節到来ですね。
    房総の鉄道は風情があっていいですね。
    茨城の鉄道は田舎っぺのくせに単調で無機質ですから…。

    今でこそ久留里線は現代の車両が走っていますが、10年前くらいは写真のキハ30形が走っていましたね(関東鉄道にも中古車が在籍してましたよ)。外吊りの扉が特徴的です。
    緑色の車両は確かに東急電鉄を走っていました。渋谷駅前にあった青ガエルの先代ですね。
    国鉄でいうところの旧型国電の世代です。
    この頃の車両にも現役で乗ってみたかったですね。

  2. あおちゃんのオープンに向く1日でした。
    青空にサクラに菜の花、房総の春らしさ満点です。
    国吉駅のプラットフォームの雰囲気もいい感じです。

  3. あー、良いですねぇ!
    有名撮影ポイントを専門用語(?)で「お立ち台」と言います。
    久留里線は今のうちです。廃線が正式に決まった途端に全国から鉄が押し寄せ大変なことになります。
    来年の桜は混むでしょうね。夏の田んぼがキレイな時がいいでしょうかね。

  4. 夷隅って漢字だったんですね。
    千葉の難読地名あるある。
    味のあるスポットが多いです。
    ぜひいってみたいところばかり。

  5. 強い日差しを受けた、いすみの景色が鮮やかで綺麗です。
    こんな風景を見るだけで、ワクワクします。
    春がやってきたのですね。

  6. 後出しコメント:いすみ鉄道各駅停車の旅も楽しそうです。春はやはりいいね。花が咲いて、風が冷温かく、日差しも心地良く。そしてこうばしい牛牧場でのランチタイム。どっかに行ってみたいが、、、

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