師走も半ばを過ぎて、やっぱ匍匐前進。

 今朝は、練馬の本社の方では“納車の儀”を行っておりましたが、ワタシはメカトリエにネバってなきゃならないので失礼いたしました。毎度のコトながら、思った通りにはならぬモンでして、イレギュラーなアレコレに拠って、なかなかゴール地点が見えてまいりませんヨ(泣笑)。

朝早くアパートの駐車場にて。零下2度はサスガに凍るなぁ・・・
「お~い、ヤカン!」で、ぬるま湯入りのガラスポットが出てまいりました。
メカトリエのメイン蛇口はポンプから一番遠いので、水が出たのは9:40から。
ですから、水が出るようになる前の時間帯には、ドライで闘えるシゴトをと・・・
劣化ウレタンフォームのボンネットフードインシュレーターをハガしておりました。
昨日の続き。ヒト晩経ってもオチ切らず、液剤を入れ替え、更なる反応を待ちます。
師走の金曜日。ズドド渋滞に巻き込まれつつ「いつものフィニッシャー屋さん」到着。
本日のお題は、以前に他所で施されていた皮革修理の修正塗装。
側面がオリジナルの色。天面が黄色っぽく色アセて見えておりましたので・・・
シートバックの背面がオリジナルの色を保っておりますんで、コレに合わせて調色を。
冬の自然光では、この手の色を調色するのが難しい。如何様にも見えてしまいます。
シートにくっついている各種樹脂部材をハズして・・・「このシミはなんじゃあ!」
ホントにコレ、何をコボしていたんでしょうね。周囲から少しずつ攻めて行きます。
塗料じゃ無さそうだし、油って感じでも無いんだよなぁ・・・インクかぁ?
ずぅ~っと、ソンキョの姿勢でシミ抜き作業を続けた成果がコチラ。スゴいでしょ。
シートの修正塗装作業は、西日を避けるようにシャッターを閉めた場内で。
ワタシのシミ抜き作業は、ドーニカここまでは進みました。トレてヨカッタ。
場内のマセラティたちには、朝イチからボディを拭き上げた上で、養生カバーを。
その向こう側で、灯りを点けての作業が行われております。
途中経過。手前のシートが色調子を整えたモノ。奥のシートとの違いは歴然デス。
正面から見ますと、その違いが際立ちますよね。やっぱ、こうでなくては。
プレハブ小屋の向こうでは、お向かいさんが“白菜のアタマしばり”を朝からずっと。
一方、今朝浸け直した部材は、反応後の液剤の色が無くなって、ようやく赤銅色に。
サスガに日が暮れ始めますと場内が暗いんで、あっちゃこっちゃ照明攻撃で対応。
トップリと暮れましたが・・・
上塗りのセミクリヤーも塗りアガり、アトは乾燥工程。寒いから乾きが遅いんだって。
なっかなか思うようには進まないケド、少しでも佳きモノに仕上げようと思って・・・
マスキングテープをハガして、本日分の作業は完了。「うう~、サブぅ!」

 ↑にしても、運転席のシートを降ろしたら、その下からデッカイシミが出てきた時にゃ、目の前クラクラいたしましたヨ(泣笑)。ドーニカ雰囲気が出せたのは僥倖だと思っております。加えて「いつものフィニッシャー屋さん」には、寒い中を遅くまでお付き合い頂いて感謝、感謝デス!願わくば、帰り道はガラガラでありますように。また来週もネ!

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “師走も半ばを過ぎて、やっぱ匍匐前進。”

  1. 昨日も今日もズドド渋滞でしたねぇ。特に外環道。
    今日は練馬から多摩近辺うろつきましたが、車も自転車も忙しない動きで、2回ばかりヒヤッとしました。
    そういうワタシも気ばかり焦っておりました。反省。

  2. プロの仕事でも大きな差があるということですね。
    シートの色味は写真で見る限り惚れ惚れします。

  3. こうして2脚のシートを並べるとおニャンコとAKBほど隔世の感がある仕上がりですね!!素晴らしい!!
    ブルセラタン万歳^_^

  4. モンディアルの床の染み抜き大成功!
    フロントガラスの凍結にお湯はあまり良くないと聞いたことあります。解氷、霜取りスプレーの使用が良いようですが。。。

  5. メカトリエ零下2度って、寒すぎです。
    しかしまあ、メカトリエの場内には、養生カバーが掛けられた素敵な車両たちでいっぱいなですね。
    これは、素敵なのであります。
    きっと、その養生カバーの下に、シルバートライデント仮面が潜んでいるのでありましょう。
    全〇で。
    あー、マクイロデポ謹製車両を素肌に羽織る、この愉悦。
    寒さなぞ、どーでも良いほどに。

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