ときわ路パスで行こう(その4)

 本日は、とある筋からの情報では関東地方のドコかにピンポイントで大きな地震が来ると云われていたらしいんですが、つくば周辺では今のところ大丈夫なようです。アト4時間ありますケドね(泣笑)。朝は濃霧に覆われておりましたが、一日中スッキリした晴天でした。一方、先だっての日曜日はいつ雨が降って来てもおかしくないよな一日で・・・

真岡駅前の大看板に拠れば、真岡鐡道の管理下にあるSLは3両。C12と96・・・
そして、人々のざわめきを感じてオモテに出れば、真打が動き始めました。
デゴイチ!小学生の頃にSLブームがありましたが、最も人気のあったヤツ。
真正面に陣取り、徐々に迫ってくる動画を撮りまくりました。
本来は石炭で満たされるハズの二両目にはコンプレッサー。実はコレで動いています。
たまたま、ナンも考えずに、イイ日に来たモンだ・・・
「まだ、乗れるんですか?」「あ、大丈夫ですヨ!14:05からの部です。」
30分ちょっとの間、場内の展示車輛を見て回りながら定刻を待つコトに・・・
一畑電鉄って、あの一畑パーク(音出ます、注意!)の?
此処にもDE10が在りました。なんともイイ味のディーゼル機関車ですね。
時間を待つ間にも、汽笛一声で出たり引っ込んだり・・・
さぁ、いよいよ我々の番。1000円でMAX4人一組が乗車出来ます。
デゴイチは、スーパーカーブームで云えばカウンタックですから胸も高鳴りますね。
助士席に座って、周囲を興味深く眺め回します。真鍮製のバルブは磨き甲斐がある。
空圧で駆動する仕様に改変されているんで、石炭はくべません。
黒地に鈍い金色のコントラストは重厚で美しい・・・
まずは出発の汽笛を、たこヨメが・・・
「ばひょ~~~~~~~!」
「しゅっしゅっしゅっ・・・」と脳内で奏でつつ、静かに動き出しました。
コドモのように、運転士さんの一挙一動を観察いたしました。
「その丸い窓から前を眺めるんですね。」「そうです。コリャ見えませんよね(笑)。」
ソレにしても、足元は狭い。コレで何時間も走ってたんだから重労働ですねぇ。
終点(笑)に着きましたんで・・・
今度はリバースの合図をワタシがヤル番です。
「ぷひ(あ、もっと引くの?)・・・ばほぉ~~~~~~~!」
運転士さんは、やっぱ側窓から顔を出して、後退動作をしております。
まー、ソレにいたしましても、使い込まれて磨き込まれた真鍮オブジェの美しさよ。
ものスゴい長年月を生きて来たマシーンからは、ドコを眺めても風格が立ち上ります。
矯めつ眇めつ眺めまわして、写真を撮りまくっておりましたら・・・
「どーぞどーぞ、運転席に座ってみてください。狭いですからお気を付けて・・・」
俄か運転士の上機嫌(笑)。カウンタック初乗車の感動を越えたか?
いやぁ、イイ経験をさせて頂きました。運転士さんに感謝!
トドメにゃ、記念写真まで撮って頂きました(喜)。真岡鐡道さん、エラい!

 ↑という感じで、大きなお友達(笑)にも小さなお友達にも、色々と面白体験が出来る真岡鐡道はお奨めです。ときわ路パスがお得ヨ!

 それじゃー、また明日。

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6 Replies to “ときわ路パスで行こう(その4)”

  1. こ、こんなことができるのですか!?
    貴重な体験ですね。
    そして、空圧機関に換装されているのに驚きです。
    クルマで言えばEV換装でしょうか。
    それでも整備困難で不動化するよりはましでしょう。
    確か、熊本のSL人吉号はもう2024で引退が決定しています。
    さすがに蒸気機関のまま動態保存は厳しいようです。

  2. 真岡の9600もJR九州の8620と同年代ですが、空制動力化で生き永らえましたね。
    真鍮の磨き出し、それはそれは美しいです。

  3. 「デゴイチは、スーパーカーブームで云えばカウンタック」名言ですね。
    素晴らしい体験をなさいました。
    重厚感が伝わってきます。

  4. まさに鉄の塊(真鍮含む)、の重厚感。凄いですね。これを動かしていたのですから、大したものです!

  5. SLの運転席に座るたこちゃんの満面の笑みは、まさしく50数年前にカウンタックの運転席に座ったときと変わらないと想像出来ます。三つ子の魂百まで!それにしても満面の笑みで、真岡鐡道の方も嬉しかったのではないでしょうか。
    野次馬根性やら嬉しい楽しい感動体験は、人を老けさせません!

  6. 蒸気機関車の造形が素敵です。
    アナログなメカニズムで、蒸気の力で鉄の塊を走らせるなんて、ロマンがありますなあ。
    たこちゃん、とっても楽しそう。
    マセラティ創業者兄弟の父ロドルフォも、蒸気機関車の機関士だったそうで・・・以前、このブログでも取り上げていただいたような。

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