メルセデスベンツ(W124)の樹脂製ヘッドライトレンズ枠とパワーシートスイッチ修理の仕上げをヤッてた、シトシト雨の一日。

 まー、練馬のデポでもメカトリエでも、ヤリ掛けのシゴトがイ~パイ溜まっております。天候が読み難かったり、部品内の部品がさらにまたダメだったり、新品パーツが不良だったりと、なかなか思うように進まぬ“泥沼匍匐(泣笑)”を続けておりますヨ。コレって、“秋の長雨”ってヤツなのかなぁ。とにかく、ジトジトして肌寒い日々が続いてますね。

今日も朝一番から、あひるんちょに乗って、直接アパートから大規模ホムセンへ・・・
戦利品がコレ。まず欲しかったのは電動リューター。作業台は安かったモンで(笑)。
朝7時台から8時台に買い物をすると、レジ後ろの冷蔵庫からドレか選んで貰えるの。
・・・昨日留め具を溶着で埋め込んでいたヘッドライトレンズ枠にも異常なし(喜)。
今度は、この長いピンたちを、出来るだけ根元に近い部分で切り取りたいところ。
熱を掛けての埋め込みで、樹脂も押し出されて波紋のような凸凹が形成されてマス。
ニッパーで根元から切るのが難しそうなので、リューターにダイヤモンドビットで。
相手はバネ状の弾力と粘りを持つステンレス線なので、結構時間が掛かります。
残ったピンの切断面は、リューターに砥石を付けて、さらにツライチまで追います。
樹脂の表面を整えるためには、より大きな径の砥石に付け替えて臨みます。
こんなだったところから、ずいぶんキレイに均せたモンです。
硬い金属部分と柔らかい樹脂部分を平滑に均すのは、なかなか難儀な作業です。
さらに表面の調整を続けます。まさに匍匐前進(泣笑)。
反対側も同様の手順で表面を追い込んでまいります。
「ああ、この間針金を入れるのに開けちゃった穴も塞がなきゃ・・・」
ココで、閑話休題。そーいえば、昨日コレが届いてたんだった・・・
0.7mm径のステンレス製スプリングを特注でオーダーしておりました。
パワーシートスイッチの「座面前後マイクロスイッチ」にスプリングを入れ・・・
アタマを丸く加工された真鍮製のピンを、その上に載せます。
ピンの尖端を、カバーのスイッチ役パーツの穴に入れながらカバーを閉じるんです。
組みあがると御覧の通り。オモテの真鍮板には電気的な意味はありません。
スイッチが思い通りに完成したんで、気を良くしながら樹脂の溶着盛り付け作業に。
で、埋めては削りの繰り返し。アバタとなってる部分を少しずつ埋めてまいります。
開いていた穴も塞がりました。どうも材質はポリプロピレン一族の様です。
・・・と、ソコに、知ってるヒトにはお馴染みのフルフラットローダー車が到着。
「う~、イイよなぁ、アレ」と、思わず裏山しく(笑)思ふのでありました。
皆さん御馴染、横浜の同業者ミラコラーレさんのローダーがお越しなのであります。
「江東区のM」さん号の、カンビオクラッチ残量チェックなどのための移送デス。
よりによって、ちょうど積んでる時が一番の大雨(泣笑)。「気を付けてね!」
ビショ濡れとなってプレハブ小屋に戻り、樹脂の表面仕上げにトドメをと。

 ↑今日は、こんなに雨が降る予報じゃなかったんだけどなぁ。メカトリエ界隈ダケだったのか、そーでもないのか。オモテのクルマを4台キレイに拭き上げたところで、またまた霧雨→そのうちジョボジョボ雨(大泣)。ともあれ、メゲずに匍匐前進は明日も続くのでありました。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “メルセデスベンツ(W124)の樹脂製ヘッドライトレンズ枠とパワーシートスイッチ修理の仕上げをヤッてた、シトシト雨の一日。”

  1. また追い込みますねぇ!流石です。

    フルフラットローダーってお高いんですのね。。。びっくりだわ。

  2. リューターで追い込んで、補修の痕跡すら隠してしまう、仕上げ! イオタのTさま、ASSYしたくても出禁、もといできんらしい。

  3. マイクロデポさんオリジナルの積載車が欲しいものです。
    もちろん、ナスコンと白のデポカラーで。
    素敵なデポ謹製車両を積載して。
    ああ、デポさんのローダー車を想像すると、カッコいいなあ。
    「あっ、マイクロデボさん所有の積載車があっただなんて。運転しているのは・・・し、シルバートライデント仮面?!」
    ↑積載車を素肌に羽織ってはいけませぬ。

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