マセラティカリフのウォーターポンプやサーモスタットと格闘する、孤独な日々・・・

 オモテが雨模様だったのは、本日の練馬もつくばも同じようなモンだったのかな。ワタシもプレハブ小屋での巣ごもりシゴトが主になっておりましたが、練馬では工場長が孤独な闘いを続けているようでしてね。

ここのところ、リフトアップされっぱなしのマセラティカリフ君ですが・・・
オモテも雨模様で、車輛の入れ替えも出来ませんし、もうしばらく続けましょ。
もっとも、ホッタラカシ期間を埋める作業は難航を極めておりますので・・・
LLC(ロングライフクーラント)は、御覧のように結晶化してますし・・・
タイミングベルトは、目を近付けて見ると小さなヒビで覆われておりました。
ウォーターポンプをハズしてみれば、ボルトが2本も折れちゃうし・・・
ソレでも、アタマが幾分残ってくれてたので、比較的にはラッキーと云うべきか。
ラジエターサーモスタットケースも分解して、サーモスタットを交換しましょ。
次にパッキンやガスケットの新品をハサんで組み立てる部分はアタリ面を平滑に仕上げ。
分解当初のコトを想えば、信じ難いホドにキレイになってまいりました。
切断して取りハズされた3本のVベルトとウォーターポンプ。
見るからに歴戦のツワモノといった佇まいの、取りハズされたウォーターポンプ。
今回の最難儀項目だった、折れたボルトたち。錆びて細まった部分が折れるんです。
ラジエターホースの継手部分もも、ナカソトを磨き上げました(ピントが:泣)。
余計な不純物や結晶物を取り除くと、意外にダメージが少ないのが分かりますね。

 ↑これでまた、匍匐なれども半歩前進といった感じですかね。安心してビトゥルボV6ユニットがブン回せるように、精進いたしますヨ。

 それじゃー、また明日。

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5 Replies to “マセラティカリフのウォーターポンプやサーモスタットと格闘する、孤独な日々・・・”

  1. 長年の放置プレイが機関系各所にこれでもかとダメージを与えるのが良くわかります。車も機械も動かしてあげないとですね。あ!クーペもそろそろ1か月放置プレイだ、雨止んでくれないと動かせないなあ。

  2. ロングライフクーラントのライフ切れ結晶化を催す程に長期放置だったということでしょうか…
    復活作業はもはや儀式いや修行のような様相ですね。
    とはいえ峠を越えたというのはオーナー予定の方には吉報ですね。

  3. レストア作業は改めてスゴイと思いました。
    目を背けたくなる現状から、再生させるのですから。
    今乗っているクルマ、大事に扱いたいと思います。

  4. 「ホッタラカシ期間を埋める作業」、やはり日々のメンテナンスや定期的な健康診断が大切なのですねえ。
    時を引き戻す、レストア作業を黙々とこなすたこちゃんや工場長さまの格闘には頭が下がります。

  5. おお、練馬にて、工場長さまも孤独な戦いを続けておられるのですね。
    この消耗戦の労を、労わねば。

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