メルセデスベンツ500E、黄昏時に輝くブルーブラックには、漆黒の革が良く似合う。

 今日は、当店お盆休み期間の第一日目。このような時間まで当ブログの更新が無いと云うコトは、「たこちゃん、ヒコーキでどっかに高飛びか?!」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんけれど、ワタシゃまだつくばに居り、先ほどアパートに帰って来たところです(泣笑)。

 今朝一番から、“本日の主役”の内装をクリーニングしたり、断続的にジャルディーノの草むしりをしたりと、ランダムに掛かって来る電話を取らないダケで、アトは120%いつもと同様の暮らし向きでしたワ。

ドーシテこの色をブルーブラックって云うんだろか、と長年想っておりましたが・・・
夕方になったら、黒メタに見えてたのが、かなーり青み掛かって見え出しました。
・・・ところが、見る角度を変えますと、やっぱ黒いメタリックに戻ったりする。
往時には、もっとも本邦で人気のあった外装色でしたが、ソレもムベなるかな。
ブルーブラックのカラーコードは199。ソリッドのブラックは別に存在します。
ナンバープレートの上方にあるのはバックカメラですが、これからハズす予定です。
背景の工房棟が廃屋寸前な雰囲気でねぇ(泣笑)。バーチャル背景を希望したい。
サイドから見れば、美しいフェンダーアーチの稜線が際立って浮き上がります。
ボンネット。当時はブッ飛んだ造形だったW124も、今では古典的に見える。
各部に渡された鈍く輝くモール類がルーフパネル全体を引き締めています。
トランクからテールの造形が、当時、特に未来的に見せていた部分ですね。
ノーズに輝くスリーポインテッドスターと、ベンツ伝統の格子型ラジエターグリル。
やはりメルセデスベンツという存在は、こういった感じで居て欲しかったなあぁ。
今日は、以前から気になっていたステアリングカバーのステッチを切って・・・
ボロいのを隠すために付けていたのかと思えば、キレイさを保持していました。
そのステアリングを隅々までクリーニングすれば、新車時同然の握り心地に・・・
もう一度。コチラがクリーニング前の状態。テカテカしてるのはヨゴレなんです。
ソレをクリーニングし倒すと、御覧のようにツヤが落ち着きサッパリとします。
シートの方も同様です。テカって見えるのはヨゴレかヘンな汁(笑)なんです。
ドアトリムにも、ベッタリとツヤ出し剤が塗ってありましたが、スッキリ除去しました。
リアの方も。黒い革をツヤに頼らずキレイに見せるのは、アイボリーより難しいんです。
う~ん、お分かりになりますかね。クリーニング済み助手席と運転席の違い。
コレが、運転席の座面中心部のみクリーニングした状態。質感の復元を目指しています。
今日も朝から日没過ぎまでメカトリエで作業してました。明日もココだって(泣笑)。

 ↑んなワケで、夜道を500Eに乗って帰ってきたんですが、ステアリングがノーマル状態となって、いよいよ往年の操舵感覚を取り戻したの感がありました。とにかく、くだらん改造をすべきでは無いよなぁ。

 「最善か無か」コレが当時メルセデスベンツのキャッチフレーズ。この言葉が誇張に感じられないくらいの完成度を目指さないとイケないような気もいたしますが、いかんせん30ン年前のオジーチャンでもありますゆえ、肩ひじ張らずに取り組んでまいろうと思っておりますデス。

 それじゃー、また明日。

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7 Replies to “メルセデスベンツ500E、黄昏時に輝くブルーブラックには、漆黒の革が良く似合う。”

  1. お盆休み中の仕上げ作業、お疲れ様です。
    マセラティもいいですが、500Eもとてもいい。
    作業工程でワクワクします。

  2. 本当だ。最後から2枚目の写真ではシートはツートンに見えるくらい革の色味が違いますね。
    いやあ素晴らしい500Eです!!

    我が家にいたW124はE280のブルーブラックだったのですが、内装を私は本革(出来ればベージュのリミテッド w/屋根開き)がよかったのですが、家内は子供2人で汚すから絶対ファブリックと言い張り、僕は下取り考えれば「屋根開き本革!」、革の方が汚れは取れやすい!などと言い合いになりました。。。

    最後は「パパは昔、馬車の時代は運転手さんが座るのが革シートで、後ろに乗る人の席がファブリック、だから布張りの方が本来は高級だ!!」って偉そうに知ったかぶりして言ってたじゃない!!直ぐに自分の良い様に主張が変わって、情け無い!!だからクルマの話はしたくないのよ!!」と。。。(今もほぼ同じか。。。(涙))

    このE280をお世話になった、その昔、今から四半世紀程前、当時は自由が丘でポルシェのギャランティードカーの仕入れをメインに、マンション地下を保管庫としてやっていて、後に、みなとみらいの女王様の街に本社を構え、羽振りも良く、イケメン兄弟でしたSCさんは苦笑しておりました。。その後残念な事に悪い噂が聞こえ、海外にいるという様な話も聞きまして、あららと思ったものです。私が知り合った頃は爽やかなクルマ好きで優しい方だったのになあ。。(993のポルシェは何台試乗と称して運転させて貰ったかは覚えていない程です(苦笑))。今となってはそのメイン店舗であった目黒通り沿いのお店は、某ロータスで超絶著名なヒストリックモナコ優勝者の方の中古車屋さんとなり、まさに木材在庫となってしまいました。

    無論、購入したE280はファブリックシートとなった事は言うまでもありません。。。

    長文失礼致しました。

  3. 皆さん、いつもコメントを有難うございます。当時のベンツでは、下位からストッフ(布地)→本革→ベロア(高級布地)って感じでしたが、MBーTEX(エンビテックスって発音してましたが)なんて、合成皮革の仕立ても懐かしいです。R107のSLだったら、ストッフかMBーTEXの300SLダイヤモンドブルーが理想的だなぁ・・・

  4. W124も死ぬまでに所有したい車ランキングに入っていますが、なかなかね、でも興味はあるんですよ。

  5. W124懐かしいです。
    それにしてもE500はレアですね。
    僕は最初等々力の車屋さんでE280クーペ/6気筒4バルブを試乗してその場で購入してしまいました。何年間か乗ったのですが大古車のため結構壊れまくりましたが、その当時仕事でいわき市まで毎週打ち合わせに行ってました。
    浦和から朝10時のいわき市打ち合わせに行き、帰りは夜8時頃に食事を済ませて約170キロ位で飛ばして帰ってきました。
    その後もE280セダン/6気筒4バルブをヤフオクで買って広島まで取りに行きました。
    何でも修理してくれる浦和の車屋さんは「いくらで買ったの、なんでこんなのに手を出したの」と言われました。
    今では懐かしい思い出です。
    現在VOLVO V40 T5というなんちゃってSUVに乗ってますが次はやはりメルセデスのSUV、BMW X3かと考えてます。
    妻のお達しでSUV4駆でこの辺で時々あるゲリラ豪雨に遭遇しても生還できる車。
    僕は毎週筑波山麓に水汲みにいくので狭い林道や藪の中に入れる車に限定されてしまいます。

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