アンティークカフェ・ノーチラス

 これだけインターネットが普及して、検索エンジンのAIが進化の一途をたどっていても、そうそう簡単には割り出せない事柄ってあるんですね。以前から気になってたスポットは、結構交通量の多い街道沿いにありまして、ハザードランプを点けて路肩に数分の間停止させるのも至難の場所でしたが、昨日はしろラムちゃんのおかげで停められました。

 おそらく、一部のエンスージアストの間では、一時は有名な“知る人ぞ知る”スポットだったのではなかろうかと思いますけれど、世がインターネット時代に突入する前に、その活動を停止されたのでしょうか・・・

拙宅から、ひたすら一般道でメカトリエに向かおうとする千葉県某所の道すがら。
以前から気になって気になって仕方が無かったケド、初めて停止しての撮影。
「コレは撮るよね(笑)」ロータスヨーロッパツインカムのベアボディ。
以前から、ココに載っかってるのは知ってましたが、ジックリと観察。
その“お立ち台”は、輸送用コンテナに窓を付けたような建造物?ですね。
掲げた看板には、「アンティークカフェ・ノーチラス」の文字。
確かムカシは黄色かったように思ってたケド、やっぱフェンダー内が黄色。
向かって左手には比較的新しいトレーラーハウスと・・・「ナヌ?!」
「なぁ~んじゃ、コレ?!」怪獣やっつけ隊の社用車みたいな魔改造(笑)・・・
ノーズ延長部分の材質はFRPと鉄?のコンポジットか?!なんだか重そう。
そして右手の奥に在るコンテナ上にも60年代のプロトタイプスポーツカー(当時のグループ6とか7?)と思しき個体が鎮座。車名が特定出来ないケド、オシリの感じからは英国車っぽいモノを感じます。ローラあたりのレーシングプロトタイプかナ。
コチラにもネコ車に乗っかられた状態で、スゴそうなオシリのヤツ。
かつて日本グランプリを風靡したプリンスR380のイラストも。
コークボトルラインのフロンテ。スターリング・モスが“太陽の道”を走ったヤツ。
その後方には、“Nコロ”ことホンダN360のオシリも見えます。
コイツもスゲー!縦目の初代セドリック。ブリキのオモチャみたいです。
その隣にあるのも、それぞれにスゴそうだナ・・・
S54系のプリンススカイラインですね。55年くらい前のシロモノ。
コレは32系スカイラインでしょうか、顔が無いんで分かりませんねぇ・・・
コイツは“ダルマ”セリカかナ?派手な色だしレーシング仕様なのかなぁ・・・
怪獣やっつけ隊の正体は、なんとロータスエスプリS2ターボでしたわ。
かつて黄色だったヨーロッパが白くなって、さらに地色まで出てくるのかナ・・・

 ↑ワタシがマイクロ・デポを始める前、まだサラリーマンであった頃にもシゴトでこのあたりを走るコトがありましたが、その時分には営業していたのかも知れません。置いてあるクルマたちの数々は、いずれも往時の日本グランプリに所縁のある車種ばかりのように思われましたので、当時参戦されていたレーシングドライバーの方が引退後にカフェを開いて営業なさってたのかも知れませんね。勝手な想像を巡らせておりますので、もし事情を御存知の方がいらっしゃいましたら、個人情報が特定出来ない程度の薄さ(笑)でコメントを御寄せくださいましたら有難いです。雨の中、“モノのアワレ”を感じつつも癒されました。感謝!

 それじゃー、また明日。

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10 Replies to “アンティークカフェ・ノーチラス”

  1. 邪道な調べ方で調べただけですが、その後「Cafe’9095」となり、2013年頃に閉店したようです。
    「休日のカフェめぐり千葉」という書籍に掲載されているようです。
    色鮮やかなR380 のお尻がちらと見えたりします。

    どなたか、実際にいらっしゃった方もおられそうなおられなそうな。

  2. 凄いところがあるもんだ。
    どなたか引き継ぐ方はいらっしゃらないのでしょうか?

    車庫前のトレーラーもちと気になります。

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