ひとつのウソも無い、エイプリルフール。

 今日から4月に入りましたね。新年度を迎えて、新たな気持ちで新生活に突入した方々も多かろうと思います。報道を見てましたら、今日から「18才で成人」というコトになった模様ですが、お酒とタバコは従来通りハタチまでオアズケとのコトで、なんだか責任だけ大きく背負わされる若人方が可哀想に思えます。ワタシなどは、むしろ成人を25才くらいに引き上げた方が世の中の実態に沿うようにも思いますが、「やっぱ、アレ、ウソぴょ~ん!」なんてコトには、ならないんダロなぁ。

今朝は久しぶりに寒かったデスねぇ。メカトリエに着きましたら・・・
お山にウッスラと白いモノが着いてます。夜中に降雪したようですね。
一方、ジャルディーノの方では、春の風物詩、つくしさんがニョキニョキと・・・
コレ、要するにスギナの大量発生を意味いたしますんで、たこヨメ、たいへん(大泣)。
真冬に植え替えたムスカリは根付いてくれたらしく、青い花を咲かせました。
ナゾのオーパーツには、さらにナゾのエスカルゴが追加されております。
ワタシの方は、懸案であった商品車作り。早速、天井がトレてますが・・・
その前には、運転席と助手席シートの徹底したクリーニングを行いました。
一切のコンディショナー類に頼らずに、自然な元のツヤ感再現に傾注しました。
累々とハズされたトリム類も、次々とクリーニングいたしておりますが・・・
経年で接着剤が効かなくなっている部位をひとつひとつ補修する必要があります。
お約束である、ドアアッパートリムの「パフパフ」も直さにゃなりませんし・・・
やっぱりお約束の「ネタネタ病」とも闘わねばなりませんね。
ハズされたダッシュのアッパーボードは、表面の縮みを直してまいります。
コチラも「ネタネタ病」予備軍。組み立てる前にネタネタ層を除去します。
クリーニングを待つ、リアシートのシートバック部材。
クリーニングを済ませて、パフパフ直し待ちのBピラートリム。
リアシート左右のクォーターアッパートリム。やはりパフパフ直しを要します。
たいへんな作業ではありますが、この段階で行えば長く楽しめるコトでしょう。
左右Aピラートリム。一見なんでもなさそうに見えますが・・・
やはり、ネタネタとパフパフに罹患(泣笑)しております。
前席同様、徹底的にクリーニングを施されたリアシートの座面部材。
裏側の隅々にいたるまで、拭き掃除をいたしました。
リアシート座面は、このようにガッチリした固定具でボディに締結されます。
複雑な皮革表面の造形は、イタリアン職人芸の精華。
裏側は見るモンじゃありませんね(笑)。コレがノウハウってヤツなんでしょう。
現地のマエストロたちに敬意を表しつつ、新車の質感を目指しました。
毎日毎日が匍匐前進の日々。ヒト筋の光明を見出すまで正直に生きてまいろう・・・

 ↑こんな具合に、今週もメカトリエでの三日間を過ごしました。3200GTもコンディションの優れた個体は少なくなってまいりましたので、ウチのビアンコ号を「渾身の一台」にしてデビューさせたいものだと思っております。さぁ、明日は土曜日、元気よく練馬に帰りましょ。

 それじゃー、また明日。

-------
愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。

-------
マセラティでイッてみよう!Part2・Part3・V3(ヴイすりゃ~)・ア~マ~ゾ~ン(笑)!!を通したすべての過去記事への一気到達用ページへはコチラ:マセラティでイッてみよう! 過去記事月別アーカイブ(ア~マ~ゾ~ン新版)からどうぞ(ヒマつぶしに最適!)

5 Replies to “ひとつのウソも無い、エイプリルフール。”

  1. ビアンコ3200GT、ぱっと見内装よさげに見えましたが、経年で色々ありますね。
    商品化作業は大事です。
    本仕上げでクオリティが格段にアップします。

  2. いつもとっても手間のかかることをされてるのをみて感心しております。車屋さんって大変なんですね。

  3. 新年度が始まりました。寒いですね。メカトリエから心機一転デポ謹製の車両を増産しましょう!

  4. 裏側…怒涛のステープラー攻撃
    想像するに鬼気迫る表情で「うおりゃー(バンバンバン…
    なんでしょうね。

  5. 18歳で成人なんですね。
    齢五十にして、ヲトナノヲトコになりきりていないピーターパン症候群のワタクシメ、こんなんでいいんか。。。
    にしても、メカトリエでの商品再生化も着々と進んでおられるようで何よりです。
    この3200GTの仕上げが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です