・・・って、ダレもそんな講座は聴きたくないとは思います(泣笑)が、本日は麗らかな春の気温となりましたので、この手のシゴトに最適な気候であると判断して折角行った作業ですので、当ブログの読者諸兄にはムリヤリ本講座へ御参加頂きます(笑)。俎上に載せますのは、マセラティクアトロポルテⅣV6前期型(「新潟のY」さん号:長らくお待たせして本当にスミマセン!)の右フロントドアでありますヨ。




























↑たった一枚のビニールシートを張るというダケのシゴトにも、こうした様々なドラマが生じてしまう(泣笑)というところが、旧いマセラティの手作り車なるがゆえの特徴であると云えましょうね。
それじゃー、また明日。
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愛車を御手放しになりたい方は、コチラ:車輛売却時にも、当店に持ってくるのが結局ラクでお得ヨ。マセラティじゃなくてもね。をどうぞ。
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これを作るイタリア人の工作能力は高いのか低いのか?
造形美に関しては超一流なんだろうが…
ドア防滴シート貼り、素人には手が出せません。
こちらでも匠の技が。素晴らしいです。
この様な、障子貼りの様な職人芸と、それを全く感じさせないQP嬢のツンデレ(旧い!!)が好き!!!
だって、動くオブジェ@たこちゃん、みたいに綺麗👍❤️
|艸`)…
あ!!!名前が‼️
この匠の技も、年式ごとにアジャストが必要だったりするんでしょうね…
とても整備書には載っていないような秘儀ばかりではないでしょうか。
凄いとしか言いようがありません。前期、後期、車種によってまたいくつものパターンがあるのでしょうかね。そこのとこを統一するとか、簡略化するなんて方向にはいかなかったのかなぁ。
↑↓皆さん、いつもコメントを有難うございます!
「練馬のH」さんの仰るように、クアトロポルテⅣのドア周りの場合には、最初期型・前期型・後期型・エヴォ系(含むコーンズセリエスペチアーレ)で様々に相違点があり、それぞれに問題点があります。
ドアインナーパネルの開口部(サービスホール)も、集中ロックや各ドアノブのリンク棒の材質&取り回しも、ドア下電灯の設計や配線の取り回しも、ウインドーレギュレーター(最前期型のみ他と互換性が無い)も、ボディ側からドア内部への各電線ハーネス誘導方法も、ドアミラースイッチの取り付け位置や設計も、パワーウインドースイッチの構造や取付方法も、ドアトリムの構造や取付方法も、時代によってマチマチなんです。ソコに少量生産車ならではの“個体差”までも加味されてきます。ドア内造作のほとんどの作業は手探りで行う必要があり、内部構造を“指先で”なぞれるよう(触感ダケが頼り)にならないと、完全なシゴトは達成出来ません。ですから鈑金屋さんなどでドア内部をいじられた場合には、すべてをゼロから検証し直す必要が生じてしまうんです(泣)。
ドア内の防滴シートへボルトの通すだなんて。
このシートを張るには、手足が8本必要かも。
こんなことだから、不調が起きてもしっかり直せず、その場しのぎで誤摩化されて、オーナーも手放さざるを得なくなり、、、、悪循環が始まってしまうんですね。。。残念なことです。